週末、2年ぶりに電車に乗って(!)、少しばかりの遠出をしてきました*
遠出とは言っても自宅から1時間以内の範囲なのですけれど(コロナ禍以前ならば「ちょっとそこまで」程度の距離…)、いかんせん一昨年の秋に隣県の美術館へでかけて以来、生活に必要な外出以外は一切してこなかったので、気分は浦島太郎。
地元の駅へと続く商店街内の店々が、たくさん入れ替わっていて驚きました。
(そして新しく入ったのは、なぜか『からあげ屋さん』ばっかり! 流行ってるのは知ってたけど、そんなに必要なの、からあげって…?)
…いや違う、おでかけの話だった。(からあげ屋さんの衝撃がすごくて、つい)
そんな浦島太郎状態におちいりつつも出かけたのは、四天王寺の骨董市。
タイムトリップしたかのような景色の、広いお寺の境内での、人も品物も雑多な『市』の中をそぞろ歩くのが好きで、昔からたびたび出かけていた場所です。
おぉ…! やっと来られた…!
こういう『特に意味(目的)のないおでかけ』に、どれほど飢えていたことか…!
でもやっぱりテント(店)の数も、お客さんの人数も、コロナ禍前よりはずっと控えめ。
秋晴れの、いいお天気*
そのぶん日差しがとても強くて、久しぶりに日焼けをしてしまいました。
母とふたりでゆるゆると歩きつつ、店々を物色。
名物のお赤飯の屋台にもしっかり並んで、赤飯と大福餅をゲット!(笑)
そして木陰を見つけては、ときどき休憩しながら、景色も堪能*
昼が近づくにつれて人出も増えてきて、大師会らしくなってきました。
景色もそぞろ歩きも、買いものも楽しめたので、私たちはそろそろ退散。
おなかすいた…(*´Д`)
(このあと、帰途にあるデパ地下でいろんな総菜を山ほど買い込み、お赤飯といっしょに自宅にていただきました*)
そして、これらが今回の私の戦利品*
どちらもデッドストック品で、グラスはファイヤーキング、カップは日本のファンシーチャイナ。
ここ数年、夏になるたびにずっと、大ぶりで底の厚いどっしりとしたタイプのグラスを探していたのですが、まさかこんなところで見つかるとは…!
手のひらサイズの小さなカップは、このレトロな絵柄と、足つきのおもしろい形に惹かれて、こちらも即決。
店主のおねえさんがとてもフレンドリーなかたで、これらにまつわる話をたくさん聞かせてくださったのが、いかにも骨董市らしくて楽しかったです*
ちなみに、同行の母の戦利品は、2種類の大島紬のハギレ。
なんでも、大島紬でこそ作ってみたい小物があるんですって。
特に目当てなく、ただぶらぶらしたくて出かけた私とは違い、母はそれを探す気満々で行ったので、好みのものが見つかって、ものすごーくご満悦でした(笑)
この3年間、私よりもずっと本気で「ステイホーム」していた母への、四天王寺のお大師さまからのご褒美でしょうか。
きっとそうね。 よかったね!