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a green hand

疲れていました

体力不足かなんだろうな何かあると戻るのに時間がかかる。
連日のお天気の良さが慰めである。

歯茎がずっと痛みっぱなしである。
昨日は私抜きでTとMががランチとティータイムだった。
羨ましいよりホッとした。

1キロ減らしたい体重も減ったことには減ったが健康で減るのでなければ意味が無い。
1キロを減らすというのがどんなに大変か…増えるのは簡単なのに。

1キロ減れば履けるパンツが増える。
経済的なのだ。

ワンサイズボーダーラインということだ。

さて、鶯宿温泉だが、岩手、雫石町というところにある。
岩手は本当に山が多い。

1971年、全日空機雫石衝突事故で知られるようになった「雫石町」だと思うと山を見上げてなんとも言えない気持ちになった。

ここの自然は本当に美しい。
どこを見ても美しい。

我々が宿泊したホテルは、作られた自然の中である。
チェルシーショーで何度も賞を取ったという人のデザインの庭がホテル10階から見下ろせる。
しかも今年できたばかりという。

コニファーガーデンである。

心配なのはコニファーを美しい状態で維持できるのは相当難しいことでは無いかと…思うのだが。
夜はライトアップした庭が見下ろせた。

遠くに初冠雪をいち早く終えた岩手山が見えた。

帰りの半日は、雫石工芸館により、鳥越の滝を目指した。

鳥越の滝を目指し山にあがって行く紅葉は本当に別世界である。
観光地化出来ない、自然は小規模であるが絶品、ややもすれば鳥越の滝は見ないで帰ってくる人が多いのでは無いかと思えるほど目立たない。

トンネルを抜けてすぐの場所、そこに留まることさえ憚れる場所である。



そこから下を覗くところにある。
頂上まで行き、あれ?滝はどこにあったのかなという感じであり、滝を見なくても満足な紅葉で忘れてしまうよう景観なのだ。





雫石町工芸館では、吉田洋一という画家のアクリル絵の具による風景画展が行われていた。
丁度最終日に出遭った。

青森出身とあり青森の叔父が声を掛けると奇遇も奇遇、その作家のお兄さんと同級であることが判明した。

住んでいたところまで近いのには驚きだった。

絵を描きたい一心で勤めていた中学校教諭を50歳で辞めたという話である。

生活は苦しいですよという言葉にしみじみする。

私も50歳で仕事を辞めているが夫がいたから辞められたようなもの、私が男であったなら…と考えるとさらにしみじみとしてしまった。

その人の描く雫石町の自然は描かずにはいられないと思えるほど美しかった。
季節と時間による変化は仕事を持っていては描けない作品である。
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