長いこと、娘を灯し続けたランプであり、私の1番のお気に入りだった。
今年の春、娘に緑のランプを使っているかどうか意向を聞くと別の灯りを使っているので戻してもいいよという。
即、送られてきたランプの緑に懐かしさでいっぱいになる。
2011年の東日本大震災の時、ランプが机から落ちてぶら下がり、奇跡的にも割れたりしないで生き残っていたとのこと。(福島にいたならどうだったかわからない、玄関に置いたランプは落ちて割れてしまった)
ランプを支えている真鍮がほんの少し曲がっていたが上げ下げに難なく対応できた。
東京での揺れも相当だったことをランプから伺え知ることができた。
さて、終の住処に行き着いたランプである。
大事にしていた古い友に再び出会ったようで見るたびに妙にうれしい。
本立ての「広辞苑」が逆さまなのは、ドラマ「舟を編む」の影響である。w
まったく単純さ丸見えであるな〜。