日々、庭に心を奪われ、腰痛や棘に悩んでいた。
棘を抜いてもらう勇気がなく4日間我慢していた。
そして思ったこと。
臆病者にとり、誰かに棘を抜いてもらうことは一大事。
棘を抜く事だけに集中する夫は恐ろしいので却下。
母は目が若くないので却下。
バラの棘を刺して病院に行った知人の話を聞いた。
病院は、絶対に怖いから却下。
カットバンで指をふやかして数日悩む。
理想は妹だ。
自称注射が上手い看護士の妹は、人の痛さが解ると私は思っている。
腱鞘炎になる程に注射には慣れているはず。
でも刺すのと抜くのでは違うな〜と。
4日目、指がふやけて黒い棘が僅かに見えてきた。
再び、夫が毛抜きを持ち出すと恐怖が湧き上がる。
棘の周りの肉に、抜くときの痛みを感じないように爪が食い込むほど強く抑えて目を瞑った。
いとも簡単に事は終了した。
残るは腰痛。
これは庭仕事をしないことが治療法。
まもなく治る予定である。