それは3泊4日の休日を過ごして東京へ帰るW君をホテルに迎えに行き、駅まで送ること。
朝からドキドキしていた。
夫に行き場所最終確認をすると私の思い込んでいた場所と違っていたのだ。
それから少しして、W君をよろしくというOさんから電話があった。
せっかくの機会なので案内しようと思っていた奥岳へ登る道をOさんに聞いてみた。
なんども行ってるのだが私が先導なしで行ったことはない。
ホテルには着いた。
そして奥岳の方に登る道を探して進んだ。
W君は、不安を隠しながらも覚悟を決めたらしい。
登って行くと暗い雲が立ち今にも雨が降りそう・・。
昨年、秋も終わりに近づく頃に英語仲間とコスモスを見に来たが、今日のコスモスは咲き始めで初々しい。
登山者や散歩する人、写真を撮る人たちがいた。
数十年も前に来た頃とは比べにならないほど遊歩道の木々が太く鬱蒼としていた。
それだけに写真には格好な場所だ。
カメラを持参にしたことを喜んだ。
汗が流れる。
この汗が冷えたら大変と思い、やはり、帰りは温泉に浸かったほうが賢明だという答えを勝手に出した。
リンドウ、萩、ススキ、アキノキリンソウ・・辺りはすっかり秋の佇まい。
雨の中ゴンドラに乗った。
不思議と途中から雨が止んでいる。
コスモス畑も向日葵も、咲き終わりそうな白の紫陽花も眼下に広がり、美しい。
霧が立ち込めヒンヤリする空気は連日猛暑日にあって絶品だ。
山の気温は多分下界と比べて10度近い差はあったのではないか。
雷が下の方から聞こえてくる。
ゴンドラが動かなくなっては大変と、急いで降りたが、ラッキーなことに霧はすっかり晴れ、帰りには遠くを見渡すことができた。
不思議なことに、またゴンドラを降りると雨。
激しい雨の中を岳に下る。
途中にある温泉で日帰り入浴をする、W君は今回20回目のお風呂だという。
お風呂から上がり少し休んでいると雨はすっかり止み青空が一部分に見える。
今年4月の大雪といい、私が関わるといつもにないことが起こる。
今回も遂に私は雨女が証明されたようなもの。
でも、今回の私のエスコートはかなりgood jobな方ではないかと自負している。
なにせ、エスコート事態初めてであるから。
暑い夏の一日をヒンヤリとした中で過ごせたのは非常に嬉しかった。
w君は2時台の新幹線で帰っていった。
しかし、腰痛に散歩は無理だったかなと自分の腰が少し疲れた気がしたのでW君が心配になった。
せっかくの3泊の湯治が最後の散歩で台無しになったのではと少し不安が残る。
駅に送り届け、帰るとすぐに寝てしまった。
夜、Oさんから電話がある。
w君を無事エスコートできたことへのお礼である。
Oさんはやはり我々姉妹の長女なだけあり、責任感と管理能力が素晴らしい。
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