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a green hand

帰ってきた。

夜遅く、ショーを観ていてこんな時間になったけどハルを連れていくけど大丈夫?という電話が息子からあった。

それまで起きていて欲しいということだ。
2時間後、ハルは家に着いた。

ソファに横になったと思ったらそのまま深い眠りへとおちていった。

翌日、12時間後に目が覚めた。

昼食後、ようやくポツリポツリと話し始めた。
愉しかったという。

さぞかし、ハルは気を遣う立場だろうにと思っていたが大丈夫だったのだ。

二日間で、すっかりYちゃんにも馴れて仲良しになれたようだ。

初めて「Yちゃん」と呼ぶ言葉をハルの口からきくことができた。
それまでは「あの六年生」とか「あいつ」とか「あの人」とか言っていた。

小名浜での花火も愉しかったという。
花火が楽しい?

花火は普通きれいだったの答えが返ってくるものと・・。

バックミュージックとしていろいろな曲が花火とともに聴けたのだという。

それが愉しかったという。

またホテルの様子についても・・。

トイレとお風呂が一緒でないホテルは初めてだとか部屋付きのお風呂が大きくて良かったとか・


寝るときに、YちゃんがMちゃんをハルのベッドに預けたらしい。

Mちゃんは、誰かの手に触れていないと眠れないという癖がある。
お昼寝も眠くなると私の手に触れ始まるのだ。
毛布やタオルケット替わりだろうか・・・?

その時はハルの手に触りながら寝たんだろうな~と想像することが出来た。

翌日はハワイアンズ、12時間ものあいだ、みんなで遊んで過ごしたという。

帰りの車の中、Mちゃんよりも先に眠ってしまいましたとRさんがいう。
その時間をプラスするとハルは14時間を眠り続けたことになる。

Rさんから、メールがきた。
ハルくんはテンションの高い二人の中でさぞお疲れだったことでしょう・・・と。

ハルはまだRさんを何と呼んでいいか分からないでいる。

Rさんでいいんじゃないのと言ってみた。

そしてハルが「Rさん」と呼ぶ日もそう遠くはないように思えたハルの小旅行報告である。
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