たぶん、最速レビュー…だと思います。別に最速じゃなくてもいいですけど。
『Aiレース:X』
対応ゲーム機 ―→ 3DS(ダウンロード専用)
発売日 ―→ 2012/10/29
価格 ―→ 231円(税別)
ジャンル ―→ ハイスピードジェットレーシング
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
閉鎖空間をハイスピードで駆け巡る、3Dフライトレースゲームです。
2013年末に配信された『Aiレース:スピード』の続編となるタイトルで、前作同様、立体視でハイスピードなレースが楽しめます。
たったさっきダウンロード開始したので、サッとダウンロードして、ババーッとプレイしちゃいました。
ということで、前作とも比較しつつ、感想を書きたいと思います。
|== 基本ルール ==|
コースを決められた周回だけ走り、そのタイムを競います。記録に応じて、★最大3つで評価。一緒に走る他のマシンとかは無く、純粋なタイムアタックが楽しんでいただけます。
障害物にぶつかったり、一定時間の間、壁にこすり続けたりするとミスになり、直前のチェックポイントから再開します。(タイム加算のペナルティ)
|== 特殊なルールのコース ==|
3回ミスするまで延々に走り続け、その走った距離を競う「エンドレスコース(全1コース)」。
また、コースに配置されたリングを光る順番にくぐっていき、全部くぐるのにかかったタイムで競う「リングコース(全5コース)」というものもあります。
|== 操作について ==|
操作するのは、加速と機体の旋回だけです。シンプルです。
スライドパッドで上下左右に旋回。L・Rボタンを押しながらで、より急角度な旋回ができます。
また、操作には「ボタンモード」と「タッチモード」があります。
ボタンモードは、上記で説明した通り。タッチモードは、タッチ操作で機体を旋回します。十字ボタン上またはXボタンで加速し、十字ボタン左右またはA・Yボタンを押しながらだと、より急角度な旋回となります。
タイトル画面の設定でいつでも変更可能です。お好みでどうぞ。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
プレイ内容 ―→ 全コースクリア
シリーズ作品について ―→ 前作『Aiレース:スピード』も全コースクリアしています。
○ ―→ 見た目のインパクトは、さらにアップ。
前作では、ほぼまん丸のダクトのなかを進んでいくコースがほとんどでしたし、見た目もなんとなく似たり寄ったりって感じでしたが、今回は様々な見た目や形状があり、見た目のインパクトはパワーアップ。
コースによっては、かなり広大な部分もあり、一瞬で通り過ぎるというのにすごい作り込みだと思いました。もっとも、そういうコースは「リングコース」で再利用されていることが多いのですが。
○ ―→ 障害物などが、より把握しやすくなっています。
前作でも、障害物は明るい黄色で示していたりなど分かりやすく表示されていましたが、よりハッキリと表示されるように。
壁にぶちあたる時にも矢印で示してくれたりしますし、これで理不尽なミスはけっこう少なくなったように思いました。
△ ―→ なんか、思った以上にボリュームが減った印象です。
前作は18コースで、今作は13コース。「価格が安くなったんだから、少し減ったくらい別にいいじゃないか」って思っていたのですが…なんか、感覚的には、思った以上にボリュームが減ってしまった印象でした。
というのも…13コース中5コースを占める「リングコース」が、あっという間に終わっちゃうのです。
終盤はさすがに手こずりましたが、序盤のリングコースは10秒や20秒で終わっちゃうものもあり、これを1コースとしてカウントするのは、どうなんだろ?って思いました。プレイ時間的に考えると、リングコース5つで、普通のコース1.5~2つ分って感じです。
△ ―→ 難易度は、前作より低めです。
形状の変化もあってか、狭いエリアが少なくなり、障害物も動きのあるものがほとんど無いので、結果として難易度は下がりました。
私も前作は、最終ステージを遊べるようにするだけでもけっこう苦労したものですが、今作では途中で何度もプレイするなんてことなく最終ステージまで行けてしまいました。しかもほとんど★2~3が取れていますし。
遊びやすくなったとも言えますし、物足りなくなったとも言えますし。特に私は、前作をプレイしているので、収録コースの少なさやリングコースの短さなども相まって、余計に物足りなく感じています。
△ ―→ 曲が、ちょっと音割れしているみたいです。
前作ではそんなこと無かったのに、今作の曲は、ほとんどの曲で音割れ(音が大きすぎてバリバリッとした音が入ってしまうこと)が起こっていますね。
なんでかな~?と思って前作とプレイ比較してみると、前作はおとなしめの曲が多かったのに対し、今作ではけっこう激しい曲が多いのです。
激しい曲が多いですから、もちろん音量も大きいわけで。その影響で、音割れが起こる原因になってしまっているのかもしれません。
まあ、音割れ云々もそうですけど、ちょっと曲調が激しくてプレイに集中しづらいので、個人的には前作くらいの曲調が良かったです。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
前作より-1点にしました。
前作同様、ハイスピード感あふれるレースが楽しめるのは間違いありませんが、前作よりはなんか”洗練された感じ”が少なくなった気がしました。
ボリューム減少による物足りなさも原因かもしれませんが、音割れしていることもありますし、あと、広大なエリアが増えた影響からか、フレーム数(映像の滑らかさ)が一時的に落ちることも前作より多くなった気がします。
そういうところもあり、前作の続編…というわりには、進化したと感じる部分より、前作では気にならなかったのに今作では気になったという部分のほうが大きかったかもしれません。
それでも、250円という価格を考えたら、コストパフォーマンスは高いと思います。それに加えて、前作より難易度は抑え目になっています。
なので、もしこのシリーズ未経験であれば、まず『Aiレース:X』のほうを遊んでみていただいて、もっと歯ごたえのあるコースや、もっと多くのコースを楽しみたい!ってことになれば、前作『Aiレース:スピード』を買うって流れをオススメします。
ま、オススメであって、別に前作から遊んでもかまいませんけどね。前作→今作って流れで遊ぶと、私と同じ感想になる可能性が高いので。
とはいえ、私としてはもっと、色々なコースを走ってみたいな~とは思ったので。ぜひ、これからもシリーズ化していって欲しいです。
また、ハイスピードなレースに出会える日を、楽しみにしています。
関連記事:
3DS『AIレース:スピード』 インプレッション(2014/01/10)
その他のタイトルのインプレッション記事は、こちらからどうぞ
『Aiレース:X』
対応ゲーム機 ―→ 3DS(ダウンロード専用)
発売日 ―→ 2012/10/29
価格 ―→ 231円(税別)
ジャンル ―→ ハイスピードジェットレーシング
プレイ人数 ―→ 1人
CERO ―→ A(全年齢対象)
■====== 簡単なご紹介 ======■
閉鎖空間をハイスピードで駆け巡る、3Dフライトレースゲームです。
2013年末に配信された『Aiレース:スピード』の続編となるタイトルで、前作同様、立体視でハイスピードなレースが楽しめます。
たったさっきダウンロード開始したので、サッとダウンロードして、ババーッとプレイしちゃいました。
ということで、前作とも比較しつつ、感想を書きたいと思います。
|== 基本ルール ==|
コースを決められた周回だけ走り、そのタイムを競います。記録に応じて、★最大3つで評価。一緒に走る他のマシンとかは無く、純粋なタイムアタックが楽しんでいただけます。
障害物にぶつかったり、一定時間の間、壁にこすり続けたりするとミスになり、直前のチェックポイントから再開します。(タイム加算のペナルティ)
|== 特殊なルールのコース ==|
3回ミスするまで延々に走り続け、その走った距離を競う「エンドレスコース(全1コース)」。
また、コースに配置されたリングを光る順番にくぐっていき、全部くぐるのにかかったタイムで競う「リングコース(全5コース)」というものもあります。
|== 操作について ==|
操作するのは、加速と機体の旋回だけです。シンプルです。
スライドパッドで上下左右に旋回。L・Rボタンを押しながらで、より急角度な旋回ができます。
また、操作には「ボタンモード」と「タッチモード」があります。
ボタンモードは、上記で説明した通り。タッチモードは、タッチ操作で機体を旋回します。十字ボタン上またはXボタンで加速し、十字ボタン左右またはA・Yボタンを押しながらだと、より急角度な旋回となります。
タイトル画面の設定でいつでも変更可能です。お好みでどうぞ。
■====== partygameの感想 ======■
○=良い △=まあまあ or ちょっと気になる ×=悪い
◆=== 参考データ ===◆
プレイ内容 ―→ 全コースクリア
シリーズ作品について ―→ 前作『Aiレース:スピード』も全コースクリアしています。
○ ―→ 見た目のインパクトは、さらにアップ。
前作では、ほぼまん丸のダクトのなかを進んでいくコースがほとんどでしたし、見た目もなんとなく似たり寄ったりって感じでしたが、今回は様々な見た目や形状があり、見た目のインパクトはパワーアップ。
コースによっては、かなり広大な部分もあり、一瞬で通り過ぎるというのにすごい作り込みだと思いました。もっとも、そういうコースは「リングコース」で再利用されていることが多いのですが。
○ ―→ 障害物などが、より把握しやすくなっています。
前作でも、障害物は明るい黄色で示していたりなど分かりやすく表示されていましたが、よりハッキリと表示されるように。
壁にぶちあたる時にも矢印で示してくれたりしますし、これで理不尽なミスはけっこう少なくなったように思いました。
△ ―→ なんか、思った以上にボリュームが減った印象です。
前作は18コースで、今作は13コース。「価格が安くなったんだから、少し減ったくらい別にいいじゃないか」って思っていたのですが…なんか、感覚的には、思った以上にボリュームが減ってしまった印象でした。
というのも…13コース中5コースを占める「リングコース」が、あっという間に終わっちゃうのです。
終盤はさすがに手こずりましたが、序盤のリングコースは10秒や20秒で終わっちゃうものもあり、これを1コースとしてカウントするのは、どうなんだろ?って思いました。プレイ時間的に考えると、リングコース5つで、普通のコース1.5~2つ分って感じです。
△ ―→ 難易度は、前作より低めです。
形状の変化もあってか、狭いエリアが少なくなり、障害物も動きのあるものがほとんど無いので、結果として難易度は下がりました。
私も前作は、最終ステージを遊べるようにするだけでもけっこう苦労したものですが、今作では途中で何度もプレイするなんてことなく最終ステージまで行けてしまいました。しかもほとんど★2~3が取れていますし。
遊びやすくなったとも言えますし、物足りなくなったとも言えますし。特に私は、前作をプレイしているので、収録コースの少なさやリングコースの短さなども相まって、余計に物足りなく感じています。
△ ―→ 曲が、ちょっと音割れしているみたいです。
前作ではそんなこと無かったのに、今作の曲は、ほとんどの曲で音割れ(音が大きすぎてバリバリッとした音が入ってしまうこと)が起こっていますね。
なんでかな~?と思って前作とプレイ比較してみると、前作はおとなしめの曲が多かったのに対し、今作ではけっこう激しい曲が多いのです。
激しい曲が多いですから、もちろん音量も大きいわけで。その影響で、音割れが起こる原因になってしまっているのかもしれません。
まあ、音割れ云々もそうですけど、ちょっと曲調が激しくてプレイに集中しづらいので、個人的には前作くらいの曲調が良かったです。
■====== まとめ ======■
●●●●●●●●○○ … 8点(10点満点)
前作より-1点にしました。
前作同様、ハイスピード感あふれるレースが楽しめるのは間違いありませんが、前作よりはなんか”洗練された感じ”が少なくなった気がしました。
ボリューム減少による物足りなさも原因かもしれませんが、音割れしていることもありますし、あと、広大なエリアが増えた影響からか、フレーム数(映像の滑らかさ)が一時的に落ちることも前作より多くなった気がします。
そういうところもあり、前作の続編…というわりには、進化したと感じる部分より、前作では気にならなかったのに今作では気になったという部分のほうが大きかったかもしれません。
それでも、250円という価格を考えたら、コストパフォーマンスは高いと思います。それに加えて、前作より難易度は抑え目になっています。
なので、もしこのシリーズ未経験であれば、まず『Aiレース:X』のほうを遊んでみていただいて、もっと歯ごたえのあるコースや、もっと多くのコースを楽しみたい!ってことになれば、前作『Aiレース:スピード』を買うって流れをオススメします。
ま、オススメであって、別に前作から遊んでもかまいませんけどね。前作→今作って流れで遊ぶと、私と同じ感想になる可能性が高いので。
とはいえ、私としてはもっと、色々なコースを走ってみたいな~とは思ったので。ぜひ、これからもシリーズ化していって欲しいです。
また、ハイスピードなレースに出会える日を、楽しみにしています。
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