【週間売上ランキング】 『レイトン教授と悪魔の箱』がトップ、『Wii Fit』が2位(11/26-12/2)
(iNSIDE様より)
『Wii Fit』の初回(初週)販売本数が25万本を突破
(任天堂タイムスさんより)
『Wii Fit』の初週販売本数が約25万本で、約30万本を叩き出した『レイトン教授と悪魔の箱』に次ぐ2位という結果が出ています。しかも、従来のソフトは木曜日に発売されるので4日間での売り上げとなりますが、『Wii Fit』は土曜日発売なので、事実上2日間での売り上げとなります。もし仮に木曜日に発売していたなら…もしかしたらレイトンも上回っていたかもしれません。
『忍之閻魔帳』さんのデータによると消化率は約8割ということで、おそらく品薄状態といえるレベルでしょう。ただ、私も発売数日前に『Wii Fit』が万単位で落札されていた光景を見て「またかよ…」とか思いましたが…いわゆる転売がかつてのDSほどではないにしろ、また少しは続きそうな気がします。
というか、いい加減にしろよ、と。
(iNSIDE様より)
『Wii Fit』の初回(初週)販売本数が25万本を突破
(任天堂タイムスさんより)
『Wii Fit』の初週販売本数が約25万本で、約30万本を叩き出した『レイトン教授と悪魔の箱』に次ぐ2位という結果が出ています。しかも、従来のソフトは木曜日に発売されるので4日間での売り上げとなりますが、『Wii Fit』は土曜日発売なので、事実上2日間での売り上げとなります。もし仮に木曜日に発売していたなら…もしかしたらレイトンも上回っていたかもしれません。
『忍之閻魔帳』さんのデータによると消化率は約8割ということで、おそらく品薄状態といえるレベルでしょう。ただ、私も発売数日前に『Wii Fit』が万単位で落札されていた光景を見て「またかよ…」とか思いましたが…いわゆる転売がかつてのDSほどではないにしろ、また少しは続きそうな気がします。
というか、いい加減にしろよ、と。
年内だけでも50万本を突破してくる可能性はありますね。
ただ個人的には、少しやり切れない気持ちになってきました。
以前の対談でpartygameさんが仰られておられた
「任天堂がWiiにおいて従来型ゲームを切り捨てる可能性」や、
「従来型がほぼ通用しないゲーム機と見られる可能性」が、
『Wii Fit』が予想以上の販売を記録したこと、
従来型が年末商戦に入っても苦戦していることなどから、
冗談ではなく、現実味を帯びてきたような気がするんですね。
何か素直に喜べないのが、複雑な気分です。
『Wii Sports』のときはこんな気分ではなかったのですが、
なぜか『Wii Fit』のヒットについては喜べない自分がいます。
それ以外のWiiソフトが低調だということ、
スマブラ拳!!もここしばらくは普通の更新が続いているだけに、
いちゲームユーザーとしては、何か寂しい気分を覚える年末です。
来年にスマブラXが発売後も今の状態が続くのであれば、
個人的には、任天堂に対しある意味で距離を置くかもしれません。
自分はファンではなくあくまで一消費者として、
そこに求めるものがない場合は是々非々の姿勢を取りたいです。
これまでもゲームキューブの時はこうした姿勢を取ってきましたので、
これで任天堂と袂を分かつ…というわけではないのですが、
少し考えないといけない段階に来ているとは思いますね。
個人的には転売野郎ザマーミロというかんじです。
>フォックスさん
セールス的に厳しいながらも
普通にいままで通りソフトは出しているので、
今の状態が続くのであれば距離を置きたいという
その感情はいささか私には理解しがたいものではあります。
まあそのようなものは個人の自由ですし、
私が何か口出しするのも場違いなのですがw
完全な品薄、というわけでは確かにありませんが、任天堂もそんなにバランスWiiボードをポンポン受注できるレベルに来ているかどうか?という疑問もあるので、年末が深まってくるにつれて品薄が進んでくる可能性もあります。
>>距離を置く
今の任天堂ハード、特にWiiの現状を、フォックスさんは非常に真剣に考えておられると思います。それ故に、距離を置くという気持ちは、私には分かります。
以前あるシリーズ作好きの仲間としてサイトの付き合いがあり、そこでちょっとした出来事があり、その人は「作品が好きだからこそ」と言ってサイトからその作品の全コンテンツを削除しました。それは、はたから見ていたら「意気地なし」だとか「人のことを考えていない」とか思うかもしれませんが、所詮は企業ではない、いち消費者としてのサイト。閉鎖することなんて簡単にできてしまうのです。
もちろん私だって、今日限りでこのブログを閉鎖することだって出来てしまうわけです。そういう思いがあるならですが。
そういう、自分なりの「けじめ」というのは人間特有のもので、それは時として人に不快や悲しみを与えるかもしれません。他人から見れば、無意味にも見えるでしょう。
しかし、「けじめ」というのを思えると言うことは、それだけ対象となる存在のことを考えているからだと、私は思っています。屁理屈かもしれませんけどね。屁理屈なしで人間って、生きていくの難しいですよ。
マリオギャラクシーだって、出来ばえは素晴らし
いらしいが、爆発的な売れ行きというわけではな
い。DSの「数陣タイセン」というゲームなんか
本当にすごいすごいゲームなのに、さっぱり。
だから任天堂はゲーム以外のものを売り出すこと
によってDSやWiiを売ろうとしている。これは
全く正しいです。
なぜってDSやWiiがもし「ゲーム」だけのハー
ドだったら、ここまで盛り上がらないし社会的現
象にもならなかったことは、まず間違いないです
からね。私に言わせれば「どうぶつの森」ですら、
もはやゲームではないですから。
で、これを「ゲーム屋としての堕落」ととらえる
というのはどんなもんでしょうか。一切ゲームが
出なくなってしまうのならともかく、これからも
普通にいろんなゲームの続編が出るようですから
あまり心配する必要もないかと思います。また面
白くかつためになるゲーム「以外」のものがゲー
ムより売れてもそれは仕方のないことで、そこに
嫉妬しても仕方がないでしょう。
というか、かえってゲームにしばられこだわりす
ぎる方が思考が硬直化してしまう。ソニーが任天
堂に破れたのが、まさにこの硬直化の故でしょう。
大昔の話で恐縮ですが、20年以上も前に「シミュ
レーションウォーゲーム」というボードゲームが
流行した時期があったんですわ。でも今や本当に
細々と売られているにすぎない。
なんでこんなに廃れたかというと、一つは売れも
しない「シミュレーション」に無駄にこだわった
ためなんですね。もっと「ゲーム」を出して行け
ばこうまで落ち込むことはなかったと思うのです
が。
もとい。任天堂の軸はいささかもぶれていないと
思いますよ。個人的にはますます期待、です。
貴重なご意見ありがとうございます。
今のDSやWiiの好調ぶりももちろんそこにあるわけでして、DSでは脳トレを筆頭とする実用ソフト郡、Wiiでしたら『Wii sports』や『Wii Fit』、あるいはWiiチャンネル郡などのネットワークサービスですね。こういうところに任天堂は活路を見い出してきました。
しかし、ここで難しいのが「ゲーム機がゲーム機であるべき」という考えです。20数年の歴史で、DSやWiiが行った行為は、ゲーム業界から見れば「賭博」のようなものでした。しかし任天堂自身は今のゲームだけではない、ユーザーとなりえる全ての人間を考え、結果として「ゲームでないヒット作」を次々と生み出したことになります。初代脳トレは「偶然」らしいと聞きましたがw
そういう意味で、DSとWiiが作り上げてきた歴史、支持するユーザーというのは、かつてのゲーム業界の歴史とは大きく異なるものになりました。だからこそゲームらしいゲームが売れない。ここで、どうしても「ゲームらしいゲームが売れないゲーム機」と考えてしまうと…悲観してしまう人が多いのが事実です
。
その一方で、おじんゲーマーさんのように、DSやWiiの新しい活路に大いに価値を感じる人もたくさんいると思います。ここで意見が分かれるのは、いわゆる任天堂作り出した新しいユーザー層、新しいメディアに、「抵抗を感じているかいないか?」ということだと思います。
いわゆる、ほとんどのヘビーゲーマーは少なからず、今の任天堂が築き上げた新しい市場に、抵抗だとか敬遠を感じています。意識的にではなくても、無意識にそう感じている人も、多いと思います。それは「ゲームじゃないから」です。しかしそれを割り切れるだけの考えが充分にある人にとっては、その考えはちゃんちゃらおかしいように見えるのかもしれません。
私超個人的な、正直な意見としては、まだWiiに諦めを付けるのは早すぎると思います。それこそ私も、下手したら任天堂がそういう市場に益々力を入れていくかもしれない、となっても、それはそれでありだと思っています。おそらくどこまでいっても「ゲーム機」が「ゲーム」を切り捨てることなんてあり得ないと思っていますから。だからこそ私は逆に、あえて最悪の事態として「ゲームとは違うゲーム機として売り出すかもしれない」と言ったのです。
もちろんおじんゲーマーさんの意見だとか、私の意見だとか、フォックスさんの意見だとか、その他のかたの意見だとかいろいろあるので、それぞれ考えはあります。これからのWiiに期待している人もいれば、悲観している人もいます。もちろん元々興味がない人もいます。任天堂はそれらの全てのユーザーを相手に、これからもあらゆる世界を提供していかなくてはいけません。その形を、100人中100人が望んでいることかといったら、そんなことは不可能です。であれば、下手に方針を崩す必要は、ないのかもしれません。
そしてコレはさらに個人的なことなんですが、先ほども言ったようにDSやWiiの市場というのは、かつてのゲーム市場ではあり得ない市場を確立しました。その市場に関して私は、過去のゲーム業界の知識が全くと言っていいほど役に立たないと思っています。過去の知識を振り返っているだけでは、脳トレなんて絶対に発売できなかったわけですし、売れると予想もしなかったわけですから。もちろん大半の人が当時、脳トレが売れると予想していなかったのが、そもそも我々の考えが誤っていたからなのかもしれません。
どうも、長文失礼しました。
今週の「週刊アスキー」のどこぞの頁に
「DSは世界で一番成功したPDA」
という文章がありましたが、これ面白い見方じゃないですか? こう考えればDSでゲーム以外のものがどんどん出て売れても別におかしくないし、憤る必要もないし。
>>「DSは世界で一番成功したPDA」
なるほど。PDAなんて個人的にはあまり盛り上がったタイミングがなかったように思いますが、こう聞くとなんか納得できるところがあります。すでにDSはゲーム機としての領域を飛び出してしまいましたからね。