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元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

PS3『The Last Guy(ザ・ラストガイ)』 ファーストインプレッション

2011年07月07日 11時57分48秒 | 【旧】購入・レビュー話

The Last Guy(ザ・ラストガイ)
対応ハード : PS3
提供開始日 :
 └→ダウンロード版 2008/08/28・パッケージ版 2009/05/28
価格 :
 └→ダウンロード版 2,000円・パッケージ版 3,480円(ともに税込)
    ※パッケージ版にしか収録されていないステージがあり、ダウンロード版では有料コンテンツとして入手可能。
ジャンル : 大行列アクション
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)

◆== 参考データ ========================◆
購入価格 : 0円(「感謝とおわびのパッケージ」で入手)
購入スタイル : ダウンロード版
プレイ時間 : 約30分
プレイ内容 : 3ステージほどクリア
◆====================================◆



●= 1,000人規模の、鬼ごっこ!? =●
今作は、ゾンビのいる街から人を助け出す救出アクションゲームです。
遥か上空から見上げた視点や、何百・何千という人を同時に助け出すという規模の大きさが特徴的です。
ちなみに、ディレクションは『バイトヘル2000』をプロデュースしたピエール瀧さんがおこなっています。道理で、同じ雰囲気だと思いました(笑)

今回、1回目のインプレッションとなります。
軽くプレイした程度です。まあ、すでに2回ゲームオーバーになっていますけどね(笑)


●= 概要 =●
様々なゾンビが徘徊している街には、ゾンビにならなかった「生存者」が、建物の中や安全な場所にとどまって救出を待っています。
プレイヤーは、ゾンビに見つからないように多くの生存者を連れ出して、エスケープゾーンまで運び出してください。制限時間いっぱいまでプレイし、各ステージでノルマとなっている数値以上の生存者をエスケープゾーンまで移動させることができれば、ステージクリアです。

ノルマを達成できなかったり、プレイヤーがゾンビに触れられてしまうとゲームオーバーになります。

◆== 生存者について ==◆
生存者は大抵、建物や物陰の中にいます。
建物に近づくと、中にいる生存者の人数が表示され、そこから生存者が次々と外に出てきます。
出てきた生存者に触れると、その生存者はプレイヤーの後ろに行列を作って、付いてくるようになります。

生存者の行列にゾンビが触れた場合、そこから後ろの生存者が離れ離れになって近くの建物に隠れます。ゾンビが離れるのを待って、再び助け出しましょう。
生存者の行列が長くなるほど、プレイヤーのスタミナの上限が増える・破壊できる障害物が増える・エスケープゾーンへ運んだ時のスコアが高くなるなど、いいことずくめ。ただし、当然ですがゾンビに見つかりやすくなりますよ。

また、生存者のいる建物を「生存者の行列で囲む」と、その建物にいる生存者が一気に行列に加わります。
普通は、建物に近づいて順番に出てくるのを待たないといけませんが、囲むとタイムロスなく助けられます。

◆== ゾンビについて ==◆
ゾンビは、「人間」ばかりとは限りません。
人間より追いかけてくる速度が速い「ゾンビ虫」や、同じルートを高速で移動している「ゾンビ走り虫」などがいます。

◆== サーモグラフィー ==◆
×ボタンを押している間、サーモグラフィーを使用します。
どの建物にどれくらいの生存者がいるかが緑色の丸で表示され、通れる場所と通れない場所もはっきりと分かるようになります。ただし、ゾンビが見えなくなります。

◆== スタミナ ==◆
○ボタンを押しっぱなしにすると、生存者の行列が集合してきます。
また、△ボタンを押しながら移動で、ダッシュができます。
どちらもスタミナを消費してしまいます。スタミナは時間とともに回復しますが、待つよりかは、生存者をたくさん助けてスタミナの上限を増やしたほうが良いと思います。

◆== アイテムについて ==◆
スタミナを回復したり、エスケープゾーンの近くまでワープしたりと、色々なアイテムがあります。獲得した瞬間に使用します。
アイテムの位置は、プレイ開始前の全体マップでも確認できますよ。

◆== その他の操作 ==◆
R1ボタン・R2ボタンを押すと、ズームイン・アウトができます。
全体マップが見えるところまでズームアウトできます。ズームインは、そこまでズームインしてくれません(笑)


■== partygameの評価 ==■ … 75点(100点満点)
大きなテレビでプレイしてみたいですね


=良かった点
=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点

|== ワラワラ感が楽しい ==|
プレイヤーの後を何百何千という行列ができて、ワラワラと付いてくる様がなんか楽しいです。
そのくせ、ゾンビの近くに来ると騒ぎ出して、分かってるようるさいな~!とも思ったり(笑)
でも、おかげでけっこう臨場感がありますね。

|== 無駄に美しいグラフィック ==|
まあ、フィールドは一枚の画像をペッと貼り付けてアタリ判定をつけているだけだと思いますが、先ほどの「ワラワラ感」も相まって、より臨場感を感じます。

|== 緊張感もあり ==|
一度に助けたほうが、スタミナ的にもスコア的にもいいんですけど、そのぶんゾンビにも見つかりやすくなる。
少数だと、ノルマが達成しづらい。
そもそも、プレイヤーはゾンビに触れると即死なので、その点でもけっこう緊張したり。これが、この作品の醍醐味です。

|== △ とりあえず見づらい ==|
この視点が特徴だと思うんですが、とにかくプレイヤーや生存者・ゾンビの表示がとても小さいです。
ゾンビは注意深く見ておかないと、すぐ見落とします。で、知らず知らずのうちに近くまでゾンビが来ていて襲われる…といったことが、よくありますね。
また、どこが移動できてどこが移動できないのか?も、とても分かりづらいです。サーモグラフィーを使えば、通れるところと通れないところが分かりやすくなりますが、それでも通れるかどうか分かりづらい部分があります。

まあ、その注意力を試すゲームだと思うんですが、ブラウン管テレビだとかなりキツいでしょうね。あと、必然的にちょっと疲れやすくもあるように思います。
とりあえず、フィールド上で動いているのはプレイヤー・生存者・ゾンビの三者だけなので、その場で止まっていればゾンビの動いている様が見分けやすいかと思います。

|== △ 文字の表示も小さい ==|
まあ、フィールドの表示の邪魔にならないように…ということだと思うんですが、もうちょっと見えやすくしてくれてもいいように思います。
何と言うか、最初タイムが表示されないのかと思いましたもん。そうしたら、よく見ると左上に表示されているという(笑)

◆== まとめ ==◆
なんか不思議な魅力のある作品です。ゲーム性自体はそれなりにシンプルな仕組みですが、難易度は高めで、緊張感のある脱出劇が楽しめます。
単純にステージクリアを目指すもいいですし、同じステージを何度もプレイして、より多くの人を助けることに挑戦するのも面白いですね。

とりあえず、表示が小さくて見づらいので、テレビのサイズが小さい人。あるいはブラウン管テレビの人は、注意が必要かもしれません。
ちなみに私は、20型の液晶テレビを使って「ゾンビを見逃すことがよくある」というレベルです。その人その人の注意力にもよるかもしれませんけどね。


ある程度進めて、感想が変わることがあれば、セカンドインプレッションを書く予定です。
※特に気になることは無かったので、セカンドインプレッションは書かないと思います。あしからず。

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   万人向け ← ○○○○○●○○○○ → 熟練者向け
 シンプルなルールですが、難易度高め&見づらいので、敷居は意外と高めかも?
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    手軽に ← ○○○●○○○○○○ → じっくり
 1ステージにつき、3~9分といったところ。
 でも、1発でクリアできないことも多いので、わりとじっくりやり込むことになるかも。
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  思考タイプ ← ○●○○○○○○○○ → 感覚タイプ
 周辺をしっかり確認しながら、焦らず素早く行動しましょう。
 ダッシュや集合も効率よく使っていきましょう。
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 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視
 ステージクリアの達成感もそうですが、
 より多くの行列を引き連れて、エスケープゾーンへの誘導に成功しただけでも大きな達成感がありますね。
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