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元々欲しかったというのもあるんですが、会社のあらゆる場所で持っている人を見ると、もう面白そうで気持ちよさそうで…抵抗できなくなりました(笑)
と、言うわけで『スペースインベーダー エクストリーム』のファーストインプレッションです。アーケードモードを2回ほどプレイしました。
…あ。ちなみに私はPSPを持っていませんので、DS版のインプレッションになります。
●生誕30周年 スペースインベーダーは次世代へ
1978年にアーケードで登場して、はや30年が経過したスペースインベーダー。今の時代のシューティングには、もはやインベーダーの影も形も残っていないわけですが、そんなスペースインベーダーが30周年記念として、なんとなく現代風なアレンジでDSに登場しました。
●ビジュアルとサウンドのとの「共感」で気持ち良い!
個人的には『ルミネス』シリーズを髣髴(ほうふつ)とさせる、カラフルなビジュアルとノリのいいサウンド。そして撃つ弾とかやられた時の音などがそれに融合して、まさに「共感」したこの気持ちよさ!何とも言いがたいです。
ビジュアルやサウンドでここまで変化をもたらせたのは、インベーダーの歴史に残る功績ですね。
基本的なルール自体はスペースインベーダーであることに変わりはありませんが、インベーダーも、シールドを張っているタイプだったり、攻撃を受けるといきなり突進してくるタイプだったりと、いろいろあります。ボスインベーダーもいますよ。
さらに背景では常に「バッググラウンドムービー」が流れており、ルミネス顔負けの美麗なビジュアルが彩られているわけですが…ちょっと人によっては見にくいかもしれません。ただし、オプションでバッググラウンドムービーはON/OFFが可能なので、イヤな人はOFFにしちゃってください。
●『挑戦したい人だけがすればいい』盛り込みシステム
また、今回はあらゆるシステムがつぎ込まれていたりします。
「フィーチャー」と言って、インベーダーを決められた色の順に倒していくことで役を作ることができるシステムだとか、同じ色のインベーダー(白は除く)を4体連続で倒すとアイテムが出てきたり。
あるいは特定のUFOを破壊すると「ラウンド」というものが始まり、決められた制限時間内に条件を満たす、いわゆるミッションに挑戦します。成功すれば「フィーバーモード」になり、普通よりも長い時間、アイテムの能力が持続します。
あるいは、黄色いUFOを撃ち落とすと自機が上画面に移動して「ルーレット」に挑戦し、撃ち落としたインベーダーの色によって得点がもらえたり、自機が2体になったりします。
などなど。わりと多彩なモードが詰め込まれていますが、私個人的にはプレイしているときには、あまり特に考えずにプレイしています。最低、アイテムが出る方法くらいは覚えていますが、それ以外については「偶然なったらいいな」程度で考えてますね。
もちろん、このシステムをいろいろ凝縮していくことでより高みのスコアを目指したりできるんだと思うんですが、それがどうでもいい人にはどうでもいいなりに、たまにこれらのシステムが発動したりします。その「どっちでもいい」感がいいですね。
●間違いなく進化したスペースインベーダー
スペースインベーダーの進化論として、間違いなく傑作に仕上がっていると断言できます。ボリューム自体はそこまで多いわけではありませんが、故に1回のプレイ時間がほどよく、長いこと楽しむことができると思います。
ちなみにWi-Fiコネクションに対応しており、対戦だったりスコアのランキング登録ができたりします。…が、誰もつなげてないと思うくらい誰とも繋がらない(笑)
…ま、それはよしとしまして。ちょっとした暇な時間にひとプレイるするゲームとしては、本当に逸品だと思います。ただし、サウンドをOFFでプレイすると魅力が半減してしまうので、ご注意あれ。