セグメントゲームズ

元ゲームプランナーという、しがない肩書きだけが取り柄のゲームブログ。生ラジオの告知が中心で、たまにテキスト対談を更新中!

「逃走中」のレンタルDVDを見てみました(ver.1~5)

2012年10月23日 11時03分18秒 | 【旧】購入・レビュー話


現在も定期的にスペシャル番組として放送される「run for money 逃走中」

逃げた時間に応じて賞金が増え、時間いっぱいまで逃げ切るか自首して途中リタイアすると賞金が貰えるけど、ハンターに捕まれば賞金なし。多数のミッションなども発生し、駆け引きやそれぞれの動向、人間のいい面や悪い面も見えたりするところが面白い、いわゆる「欲にまみれた鬼ごっこ」です(笑)

私も最近のものはだいたい欠かさず見ていますが、昔の逃走中ってどんなのだったのかな?と思い、ちょっとレンタルDVDを借りて見てみましたので、軽く紹介と感想でも書いてみます。
なお、誰が逃走成功したか?などのネタバレは書いていませんので、ご安心を。



●= 収録作品の紹介 =●


◆== 逃走中 ~run for money~ ==◆

記念すべき初代ですね。といっても、2回分収録されています。

1回目の舞台は、渋谷のパルコを中心とした一角。ミッション的なものが存在せず、途中でハンターが増えるくらいのもの。参加人数も9名と少なめで、総額賞金も少なめ(最大38万円)でした。
2回目も舞台は同じですが、ここから「指令メール」という形でミッションが発生するように。最高賞金は60万円です。

現在のハンターって「見えたら追いかけて、見えなくなったら止まる」という単純なものでしたが、なんかこの頃のを見ていると、逃走者の逃げる方向を見て先回りしているような場面がいくつかありました。
あと、一部の逃走者はカメラマンにも「ここに隠れて」「しゃがんで」などの指示を出したりしていました。今のハンターは「カメラマンは見えていないものとする」だったハズですが、この頃は違ったんでしょうかね。


◆== 逃走中 2 ~run for money~ ==◆

このディスクも2回分収録されています。
1回目の舞台はお台場。2回目は1枚目の舞台である渋谷で、もう少し範囲が広くなっています。これの2回目から、今とほぼ同じくらいの賞金になっています。(1分=300円・最高賞金108万円)

また、特典として本編未公開の映像「BEHIND THE SCENE」が収録されていました。
ゲーム開始前の下見の様子を映した「下見中」。捕まった直後の心境を映した「反省中」。逃げ切った直後の歓喜を映した「獲得中」。捕まった後に集まる牢獄でのトークを映した「牢獄中」の4種類があります。わりとボリュームありますよ。

ちなみに。私はこのディスクの2枚目が、初めて見た逃走中です。
ちょうど父の実家に里帰りしている時だったかな?寝つけなくて、深夜に何となくテレビを付けてみたら、たまたまこれが放送されていたんです。当時からこういうのは好きだったので、最後まで見ましたね。…ということを、ミッションの内容を見て思い出しました(苦笑)


◆== 逃走中 3 ~run for money~ ==◆

ここからいきなり、ミッションなどの格がグーンと上がりました。
挑戦者数は一気に増え、有明コロシアムから脱出するという予選ステージも実施。さらに、ミッションも色々なパターンが増えましたし、最後にもひとクセある展開が待っており、かなり充実した内容でした。

2枚目に入っていた「BEHIND THE SCENE」も引き続き収録。4種類に加え、予選ステージで見事脱出した者の心境を映した「脱出中」もプラスされています。


◆== 逃走中 4 ~run for money~ ==◆

浅草が舞台です。ここで初めて”オープニングゲーム”が導入されています。逃走者によるミニゲームで、スタートの有利不利が決まる的なものです。賞金単価が上がるミッションなんかも出てきました。
「BEHIND THE SCENE」では、2枚目に入っていた4種類に加え、オープニングゲームでの順番を逃走者で相談する「相談中」も入っています。


◆== 逃走中 5 ~run for money~ ==◆

舞台は、横浜中華街。複数台のヘリが登場する大掛かりなミッションが特徴だったかな。
「BEHIND THE SCENE」では、2枚目に入っていた4種類に加え、オープニングゲームでの順番をあみだくじで決める「抽選中」も入っています。



●= partygameの感想 =●

今回見たなかでは、3が一番面白かったですね。まあ、一気に仕掛けが大掛かりになったというか、金のかかり具合が明らかに変わった感じがしたので。

それと、今のように専用の舞台を用意するのではなく、街の一部を利用しているものばかりでした。都内に住んでいる人なんかは親近感がわくかもしれない一方で、舞台の見映えがそこまで変わらないので、ディスク5枚目とかは正直ちょっと飽き気味でした。
交通ルールを守るというのも、ちょっと怖いと感じてしまいました。いや、もちろん守らないといけませんが、だからこそ、もし焦って信号無視とかしてしまうと一大事ですからね。

とはいえ、最近の逃走中しか知らない人は、逃走中の原点を見てみるのも一興。根本的なルールは今と同じなので、今見ても充分楽しめると思いました。
ただ、今のようなストーリー性や特別な舞台に魅力を感じているなら、話は別ですが。



ちなみに。3DSでは『逃走中 史上最強のハンターたちからにげきれ!』が発売中です。
現在も着実に売上を伸ばしており、現在の累計売り上げは約19万本。この番組の人気ぶりが伺えますね。
こちらも、興味があれば是非どうぞ。
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