パッケージタイトルは大抵の場合、発売して時間が経つと価格が下がっていきます。
でもダウンロードタイトルがそうなるケースはすごい少ないですよね。
◆-- 希望”じゃない”小売価格 --◆
理由は実にシンプルです。
パッケージタイトルは「ショップ」が販売していますが、ダウンロードタイトルは「メーカー」が販売しているからです。
…以上(笑)
さすがにシンプルすぎるので、もう少し説明します。
パッケージタイトルには「希望小売価格」というものが設定されています。”これくらいの価格で売ってくださいね~”という目安ですね。
ショップ側はこれを目安にして、自由に販売する価格を決めるわけです。
※ちなみに、故意に商品を買い占めて品薄にしたうえで価格を吊り上げると、違法です。じゃあ転売屋って…どうなんでしょうね。
一方、ダウンロードタイトルではだいたい「配信価格」と言います。
これは「希望小売価格」ではなく「定価」です。確定価格です。
価格が一度決まってしまえば、メーカー自身が価格を改正しない限り、安くも高くもなることはありません。
◆-- 普及率の問題? --◆
一部では、ダウンロードタイトルが期間限定で安くなったりすることもありますが、これは、パッケージタイトルでいうなら「廉価版」を発売するようなものです。
パッケージタイトルでの廉価版の発売はだいぶ当たり前になってきましたが、ダウンロードタイトル(特にゲーム機の)では安くなるケースは低いようです。それは、まだまだ普及率が高くないことが挙げられるのではないでしょうか?
逆に言いますと、Xbox360なんかがいい例かもしれません。
Xox360では、ゴールドメンバーシップ(有料のオンラインサービス)限定ですが、特定のダウンロード専用タイトルやアバターなどが、3割引~半額で購入できます。毎週更新されます。
(世界的に見て)他のゲーム機と比べれば、まだ比較的ネットワークを利用してもらえている比率が高いので、故にこういうサービスの効果が表れやすいのではないでしょうか。
ちなみに。
似たようなサービスで、PS3でも1年前から「PlayStation Plus」というのが始まりましたが、こちらはどうなんでしょうね?月一更新という点ではXbox360のそれに劣っていますし、何よりラインナップがほとんど自社タイトルでかつ「ゲームアーカイブス」って…。作品をアピールする場としては、まだまだ弱いように思います。
◆-- まとめ --◆
ゲーム機ではまだまだ普及率が低いように思いますが、携帯電話や音楽などの世界では”ダウンロード購入”というのがだいぶ当たり前のように浸透してきました。
環境の違いもあると思いますが、テレビゲームの世界でも、将来的なことを考えるとダウンロードタイトルの市場はある程度大きくしていきたいものです。
パッケージタイトルで「廉価版」がボコボコ発売されるように、ダウンロードタイトルで頻繁に価格改正がおこなわれるような時代は来るのかもしれないです。
なんか、ユーザーとしてはあまりいい気分に感じないところもあるかもしれませんが…それだけ動きが多いということが、むしろ普及してきたことの証になるのかもしれませんね。
前回の記事 : テレビゲームから感じる”保守的な思考”
前々回の記事 : ニンテンドー3DS版すれちがい通信について思うこと
その他の「週一ゲームアナリシス」の記事は、こちらからどうぞ
でもダウンロードタイトルがそうなるケースはすごい少ないですよね。
◆-- 希望”じゃない”小売価格 --◆
理由は実にシンプルです。
パッケージタイトルは「ショップ」が販売していますが、ダウンロードタイトルは「メーカー」が販売しているからです。
…以上(笑)
さすがにシンプルすぎるので、もう少し説明します。
パッケージタイトルには「希望小売価格」というものが設定されています。”これくらいの価格で売ってくださいね~”という目安ですね。
ショップ側はこれを目安にして、自由に販売する価格を決めるわけです。
※ちなみに、故意に商品を買い占めて品薄にしたうえで価格を吊り上げると、違法です。じゃあ転売屋って…どうなんでしょうね。
一方、ダウンロードタイトルではだいたい「配信価格」と言います。
これは「希望小売価格」ではなく「定価」です。確定価格です。
価格が一度決まってしまえば、メーカー自身が価格を改正しない限り、安くも高くもなることはありません。
◆-- 普及率の問題? --◆
一部では、ダウンロードタイトルが期間限定で安くなったりすることもありますが、これは、パッケージタイトルでいうなら「廉価版」を発売するようなものです。
パッケージタイトルでの廉価版の発売はだいぶ当たり前になってきましたが、ダウンロードタイトル(特にゲーム機の)では安くなるケースは低いようです。それは、まだまだ普及率が高くないことが挙げられるのではないでしょうか?
逆に言いますと、Xbox360なんかがいい例かもしれません。
Xox360では、ゴールドメンバーシップ(有料のオンラインサービス)限定ですが、特定のダウンロード専用タイトルやアバターなどが、3割引~半額で購入できます。毎週更新されます。
(世界的に見て)他のゲーム機と比べれば、まだ比較的ネットワークを利用してもらえている比率が高いので、故にこういうサービスの効果が表れやすいのではないでしょうか。
ちなみに。
似たようなサービスで、PS3でも1年前から「PlayStation Plus」というのが始まりましたが、こちらはどうなんでしょうね?月一更新という点ではXbox360のそれに劣っていますし、何よりラインナップがほとんど自社タイトルでかつ「ゲームアーカイブス」って…。作品をアピールする場としては、まだまだ弱いように思います。
◆-- まとめ --◆
ゲーム機ではまだまだ普及率が低いように思いますが、携帯電話や音楽などの世界では”ダウンロード購入”というのがだいぶ当たり前のように浸透してきました。
環境の違いもあると思いますが、テレビゲームの世界でも、将来的なことを考えるとダウンロードタイトルの市場はある程度大きくしていきたいものです。
パッケージタイトルで「廉価版」がボコボコ発売されるように、ダウンロードタイトルで頻繁に価格改正がおこなわれるような時代は来るのかもしれないです。
なんか、ユーザーとしてはあまりいい気分に感じないところもあるかもしれませんが…それだけ動きが多いということが、むしろ普及してきたことの証になるのかもしれませんね。
前回の記事 : テレビゲームから感じる”保守的な思考”
前々回の記事 : ニンテンドー3DS版すれちがい通信について思うこと
その他の「週一ゲームアナリシス」の記事は、こちらからどうぞ