※VC = バーチャルコンソール(昔のゲーム機で発売された作品を復刻したものです)
『クイックス』
対応ハード : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/06/15
配信価格 : 400円(税込)
ジャンル : パズル
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
原作の対応ハード : ゲームボーイ
原作の発売日 : 1990/04/13
原作の価格 : 2,500円
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約1時間
プレイ内容 : まだステージ4到達が最高記録…(哀)
◆====================================◆
●= 誰もが99%を目指した、元祖”陣取りゲーム” =●
今作は、アーケード版で人気を博した元祖”陣取りゲーム”を、ゲームボーイに移植した作品です。
原作はプレイしたことがあります。
ええ。今のところ、昔よりヘタクソになっています(笑)
●= 概要 =●
外周に沿って移動できる「マーカー」を操作し、線を引いて囲んで、エリアをどんどん占領していきます。
そのステージでノルマとして定められている%以上のエリアを占領すると、ステージクリアとなります。
敵に触れるとミスです。敵の種類は、以下で紹介します。
◆== 操作説明 ==◆
十字ボタンで移動。
Aボタンを押しながら移動で、線を引きます。外周から外周に線を引いて図形を作れば、そのエリアを占領します。
Bボタンで、普通より遅いスピードで線を引きます。獲得できる得点が2倍になります。
無理そうなら、途中からAボタンに切り替えることもできます。(AボタンからBボタンに切り替えることはできません)
◆== クイックス ==◆
エリア内を自由奔放に徘徊している、棒状の生物?です。
線を引いている間、クイックスが線に触れてしまうとミスです。
◆== スパーク ==◆
外周に沿って移動している生物です。触れてしまうとミスになります。
引いている途中の線は無視して進むので、これを利用して回避しましょう。
スパークは時間の経過とともに増えていき、最終的には「スーパースパーク」に変身します。
スーパースパークは引いている途中の線であっても移動してくるので、回避しようがありません。早急にクリアしてしまいましょう。
◆== ヒューズ ==◆
線を引いている状態で、一定時間線を引くのを止めていると、線を引き始めた地点から出現します。
出現後、引いた線をたどって高速で移動してきます。
線を引き終わるまでにヒューズに追いつかれてしまうと、ミスになります。
●= バーチャルコンソール専用機能について =●
これは、おそらくニンテンドー3DS専用のバーチャルコンソールの、全てのタイトルに付いている機能になります。
バーチャルコンソール関連のタイトルでは、しばらく書き続けたいと思います。
◆== バックアップ機能 ==◆
好きなタイミングで下画面をタッチすると、バーチャルコンソール専用のメニューが開きます。その後「まるごと保存」をタッチすると、現在の状態をそのまま保存。以後、いつでも復元することができます。一度に保存できるのは、1つまでです。
なお、この機能は特定の操作によって使えないようにすることも出来ます。バックアップ機能に頼りたくない人は、無効にしてみましょう。
◆== 原作を再現する ==◆
HOMEメニューからこの作品を起動するとき、STARTボタンまたはSELECTボタンを押しっぱなしにしたままタッチで起動すると、画素数が昔のままのものになります。(ボタンはちゃんと起動するまで押しておきましょう)
画面は小さくなりますが、ハッキリした表示になります。また、画面外にはゲームボーイ本体が表示されています。スーパーファミコンの『スーパーゲームボーイ』みたいな感じだと思ってもらったら良いかな?
ちなみに、実は3D立体視対応。3Dボリュームを操作することで、ゲームボーイ本体と画面の奥行きを調節できます。
また、こちらも懐かしの機能。
ゲームをプレイ中に、Lボタン+Rボタンを押しながらYボタンを押すと、ゲームボーイ当時の、ちょっと色あせた感じの画面に切り換えることができます。もう一度操作すると、元のクリーンな状態に戻ります。
■== partygameの評価 ==■ (バーチャルコンソールには点数を付けません)
元祖だけど、システムは完成されています
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ シンプルなルール ==|
この作品から、陣取りゲームはあらゆるスタイルに派生していきました。
その元祖である作品は、この時点ですでにちゃんと完成されています。
タイミングを図る緊張感とか、うまくいった時の達成感が魅力です。
|== ○ 独特の雰囲気 ==|
BGMはありません。クイックスの「ぶ~ん」という音が永遠に流れているだけです。
ただ、この雰囲気だからこそ、より緊張感を感じるように思います。
ちなみに、スーパースパークが出現すると警告的な音が鳴り続けます。なお緊張感が増します。
|== △ BGMがない ==|
上記でも紹介した通りです。
まあ、私は原作プレイ経験者ということで「そういうものだ」と思っていますが、気になる人は気になるでしょうね。
|== △ ボリュームはない ==|
まあ、ゲームボーイ初期の時代って、こんなものですよ。『ドンキーコング』がおかしいんです(笑)
ただひたすら、ハイスコアを極めてください。
|== △ フレーム数が少ない? ==|
タイトル画面では、背景が黒から白へと反転する演出があるんですが、あきらかに原作と比べて”ぎこちない”んですよね。
ゲームプレイ中は全く気にならないですが…原作そのままのフレーム数ということでは、ないのかもしれません。
◆== まとめ ==◆
陣取りゲームとしての緊張感・達成感を充分に楽しめる作品です。
元祖とはいえ、すでにシステムは完成されているので、今でも充分に楽しめると思います。
まあ、400円なのでね…。私は懐かしさ補正もあって「まあいいか」って感じですが、未経験者が購入するには、けっこう抵抗があるかもしれません。どちらかというと感覚的に楽しむパズルという感じで、そういうのがお好きなら失望はさせないと思います。あとは、わりと繰り返しプレイしたくなる魅力も持っていると思います。
まあ、基本は初代ゲームボーイにボリュームを期待するなってことです。そう割り切れないと、たぶん今後配信されるタイトルも、ほとんどが高く感じると思いますよ。
最後に。私のクイックスの楽しみ方を2つ。
・Bボタンの線引きで、99%を目指す。
・クイックスが絶対に来れない空間を作った後、線で一筆書きの模様を作って、ヒューズやスーパースパークの動きを楽しむ(笑)
|========================================================|
万人向け ← ○●○○○○○○○○ → 熟練者向け
シンプルなので、どなたでもどうぞ。
|========================================================|
手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
いつでもセーブはできるので、お気軽に。
ちなみに、本来このゲームにセーブは存在しません。
|========================================================|
思考タイプ ← ○○○○○○○●○○ → 感覚タイプ
多少頭も使うかもしれませんが、ようはタイミングと線の引き方が重要なので、
感覚的に楽しむパズルです。
|========================================================|
爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視
一気にバーッと塗りつぶした時の気持ちよさと、クリアした時の達成感。
どちらもお楽しみ下さい。
|========================================================|
関連記事:
「ニンテンドーeショップ」をササッと利用してみました(2011/06/07)
VC『スーパーマリオランド』 インプレッション(2011/06/14)
VC『ドンキーコング』(ゲームボーイ版) インプレッション(2011/06/16)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
『クイックス』
対応ハード : ニンテンドー3DS(ダウンロード専用)
配信開始日 : 2011/06/15
配信価格 : 400円(税込)
ジャンル : パズル
プレイ人数 : 1人
CERO : A(全年齢対象)
原作の対応ハード : ゲームボーイ
原作の発売日 : 1990/04/13
原作の価格 : 2,500円
◆== 参考データ ========================◆
プレイ時間 : 約1時間
プレイ内容 : まだステージ4到達が最高記録…(哀)
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●= 誰もが99%を目指した、元祖”陣取りゲーム” =●
今作は、アーケード版で人気を博した元祖”陣取りゲーム”を、ゲームボーイに移植した作品です。
原作はプレイしたことがあります。
ええ。今のところ、昔よりヘタクソになっています(笑)
●= 概要 =●
外周に沿って移動できる「マーカー」を操作し、線を引いて囲んで、エリアをどんどん占領していきます。
そのステージでノルマとして定められている%以上のエリアを占領すると、ステージクリアとなります。
敵に触れるとミスです。敵の種類は、以下で紹介します。
◆== 操作説明 ==◆
十字ボタンで移動。
Aボタンを押しながら移動で、線を引きます。外周から外周に線を引いて図形を作れば、そのエリアを占領します。
Bボタンで、普通より遅いスピードで線を引きます。獲得できる得点が2倍になります。
無理そうなら、途中からAボタンに切り替えることもできます。(AボタンからBボタンに切り替えることはできません)
◆== クイックス ==◆
エリア内を自由奔放に徘徊している、棒状の生物?です。
線を引いている間、クイックスが線に触れてしまうとミスです。
◆== スパーク ==◆
外周に沿って移動している生物です。触れてしまうとミスになります。
引いている途中の線は無視して進むので、これを利用して回避しましょう。
スパークは時間の経過とともに増えていき、最終的には「スーパースパーク」に変身します。
スーパースパークは引いている途中の線であっても移動してくるので、回避しようがありません。早急にクリアしてしまいましょう。
◆== ヒューズ ==◆
線を引いている状態で、一定時間線を引くのを止めていると、線を引き始めた地点から出現します。
出現後、引いた線をたどって高速で移動してきます。
線を引き終わるまでにヒューズに追いつかれてしまうと、ミスになります。
●= バーチャルコンソール専用機能について =●
これは、おそらくニンテンドー3DS専用のバーチャルコンソールの、全てのタイトルに付いている機能になります。
バーチャルコンソール関連のタイトルでは、しばらく書き続けたいと思います。
◆== バックアップ機能 ==◆
好きなタイミングで下画面をタッチすると、バーチャルコンソール専用のメニューが開きます。その後「まるごと保存」をタッチすると、現在の状態をそのまま保存。以後、いつでも復元することができます。一度に保存できるのは、1つまでです。
なお、この機能は特定の操作によって使えないようにすることも出来ます。バックアップ機能に頼りたくない人は、無効にしてみましょう。
◆== 原作を再現する ==◆
HOMEメニューからこの作品を起動するとき、STARTボタンまたはSELECTボタンを押しっぱなしにしたままタッチで起動すると、画素数が昔のままのものになります。(ボタンはちゃんと起動するまで押しておきましょう)
画面は小さくなりますが、ハッキリした表示になります。また、画面外にはゲームボーイ本体が表示されています。スーパーファミコンの『スーパーゲームボーイ』みたいな感じだと思ってもらったら良いかな?
ちなみに、実は3D立体視対応。3Dボリュームを操作することで、ゲームボーイ本体と画面の奥行きを調節できます。
また、こちらも懐かしの機能。
ゲームをプレイ中に、Lボタン+Rボタンを押しながらYボタンを押すと、ゲームボーイ当時の、ちょっと色あせた感じの画面に切り換えることができます。もう一度操作すると、元のクリーンな状態に戻ります。
■== partygameの評価 ==■ (バーチャルコンソールには点数を付けません)
元祖だけど、システムは完成されています
○=良かった点
△=人それぞれ or 気になったけど悪いというほどではない点
×=悪かった点
|== ○ シンプルなルール ==|
この作品から、陣取りゲームはあらゆるスタイルに派生していきました。
その元祖である作品は、この時点ですでにちゃんと完成されています。
タイミングを図る緊張感とか、うまくいった時の達成感が魅力です。
|== ○ 独特の雰囲気 ==|
BGMはありません。クイックスの「ぶ~ん」という音が永遠に流れているだけです。
ただ、この雰囲気だからこそ、より緊張感を感じるように思います。
ちなみに、スーパースパークが出現すると警告的な音が鳴り続けます。なお緊張感が増します。
|== △ BGMがない ==|
上記でも紹介した通りです。
まあ、私は原作プレイ経験者ということで「そういうものだ」と思っていますが、気になる人は気になるでしょうね。
|== △ ボリュームはない ==|
まあ、ゲームボーイ初期の時代って、こんなものですよ。『ドンキーコング』がおかしいんです(笑)
ただひたすら、ハイスコアを極めてください。
|== △ フレーム数が少ない? ==|
タイトル画面では、背景が黒から白へと反転する演出があるんですが、あきらかに原作と比べて”ぎこちない”んですよね。
ゲームプレイ中は全く気にならないですが…原作そのままのフレーム数ということでは、ないのかもしれません。
◆== まとめ ==◆
陣取りゲームとしての緊張感・達成感を充分に楽しめる作品です。
元祖とはいえ、すでにシステムは完成されているので、今でも充分に楽しめると思います。
まあ、400円なのでね…。私は懐かしさ補正もあって「まあいいか」って感じですが、未経験者が購入するには、けっこう抵抗があるかもしれません。どちらかというと感覚的に楽しむパズルという感じで、そういうのがお好きなら失望はさせないと思います。あとは、わりと繰り返しプレイしたくなる魅力も持っていると思います。
まあ、基本は初代ゲームボーイにボリュームを期待するなってことです。そう割り切れないと、たぶん今後配信されるタイトルも、ほとんどが高く感じると思いますよ。
最後に。私のクイックスの楽しみ方を2つ。
・Bボタンの線引きで、99%を目指す。
・クイックスが絶対に来れない空間を作った後、線で一筆書きの模様を作って、ヒューズやスーパースパークの動きを楽しむ(笑)
|========================================================|
万人向け ← ○●○○○○○○○○ → 熟練者向け
シンプルなので、どなたでもどうぞ。
|========================================================|
手軽に ← ●○○○○○○○○○ → じっくり
いつでもセーブはできるので、お気軽に。
ちなみに、本来このゲームにセーブは存在しません。
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思考タイプ ← ○○○○○○○●○○ → 感覚タイプ
多少頭も使うかもしれませんが、ようはタイミングと線の引き方が重要なので、
感覚的に楽しむパズルです。
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爽快感重視 ← ○○○○○○●○○○ → 達成感重視
一気にバーッと塗りつぶした時の気持ちよさと、クリアした時の達成感。
どちらもお楽しみ下さい。
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関連記事:
「ニンテンドーeショップ」をササッと利用してみました(2011/06/07)
VC『スーパーマリオランド』 インプレッション(2011/06/14)
VC『ドンキーコング』(ゲームボーイ版) インプレッション(2011/06/16)
その他のタイトルの評価は、こちらからどうぞ
昔やってたクイックスの音楽というか音が時々気になることがあってね。クイックスの記事みておおーっと思ったのでコメントしてみました。なつかしいわ。
(ブログでは)はじめまして~。
あの「ぶ~ん」とかいう音は、確かに焼きついて離れないですよね。
今遊んでみても、その特徴的な効果音が面白くもあり、奇妙でもあります。