チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「S-Pain式馬券術/第142回(秋)天皇賞(東京競馬)」

2010年10月31日 21時03分24秒 | ケイ・バー(馬券の皮を剥いじゃうわよン
今度からJRAは優勝表彰プレゼンターを呼ばなくなったのか、
プレゼンターが発表されなくなったことである。
私の「プレゼンター式馬券術」が使えなくなってしまったことである。
とても痛いS級のpainなことである。

10月31日はハロイーンなことである。
ケルトの風習なんだそうなことである。
ケルト人は1年の終いを10月にしてたそうなことである。で、
"おおみそかの夜"に、
死者の霊や精霊や魔女がやってくる、なんてナンセンスな信心で、
オメンをかぶったり、火を焚いたりして、
魔除けの儀式にしてたそうなことである。が、
現在のハロイーンの習慣はマルティン・ルターが1517年の
10月31日に教会の扉に貼り紙のいたずらをしたことが
きっかけかどうかは、北野武と故岡本太郎の声を聞き分けれない
拙脳なる私には判るはずもないことである。

さて、
ケルトといえば球を蹴るというスポーツが盛んな国のひとつである
スペイ王国のサパテロ首相が先々月から先月にかけて来日したことである。
Zapateroとは靴作り職人という意味であるが、
まず、中国に行ってスペインからの輸入を増やしてくれと言い、
日本には金貸してくれと言い、左翼らしい図々しさで、
大航海時代に侵略できなかった極東2国に
オラオラとやってきたことである。それでも、
天皇陛下は今年のFIFAワールド・カップ優勝への
祝いの言葉をかけられたことである。
同首相の祖父はスペイン内戦時に人民戦線の将校で、
フランコ派に処刑されたそうなことである。

ときに、
クリミア戦争に出向いて「戦争と平和」という従軍体験小説で名を売った
タルストーィ(いわゆるトルストイ)に倣って、米国の作家ヘミングウェイは
第一次世界大戦の体験を「武器よさらば」にして成功してたことである。
ヘミングウェイはさらにスペイン内戦に参加したことである。そして、
「誰がために鐘は鳴る」を完成させたことである。
出版されたのは1940年の10月だったことである。ちなみに、
宝塚の宙組が11月から12月にかけて宝塚大劇場で
「タカラヅカ版誰がために鐘は鳴る」を再演するそうなことである。
米国を中心に、
日本の俳句に倣ってかならわなくてか、
"Six Word Stories"
作成プラクティスが一部で流行ってるそうなことである。かつて、
ヘミングウェイは「たった6つの単語だけ」で「物語」を書き上げたことである。

"For sale: baby shoes, never worn."

ヘミングウェイは短文をこころがけた作家なことである。そして、これを
「最良の作」と言い放ったそうなことである。単純に解せば、
「赤子が生まれると思って買っといた靴が要らなくなったので、
売りに出した、という話なことである。
死産か出産後それほど日を経ずして亡くなったか。
それを売りに出す親の心境なことである。
とっとかず、捨てず、ただで誰かにあげず」
"hem"とは「境」なことである。

さて、
【結果】
(1着)1枠02番ブエナビスタ号(クリストフ・スミヨン騎手/松田博資厩舎)
(2着)4枠07番ペルーサ号(安藤勝巳騎手/藤沢和雄厩舎)
(3着)6枠12番アーネストリー号(佐藤哲三騎手/佐々木晶三木厩舎)
ブエナビスタ=スペイン語で絶景
ブエナビスタ=スペイン語で産毛→毛深い子→マラドーナの愛称
アーネストリー=スペイン語圏キューバで暮らしたヘミングウェイのファーストネイムアーネストを含む

【我が馬券】
キョウは3連複のみ10点(も買ってしまった)。
その中に的中馬券があったことである。が、
たったの16.80倍の配当なことで、うれしさも
半ば(hemi)だったことである。
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