「エトルリア式馬券術／第３７回高松宮記念（中京競馬場）」

私の腹は樽のようにポッチャリ、ボッティチェリなのであるが、
「PRIMAVERA ITALIANA イタリアの春・2007」が始まった。
六本木ヒルズの森タワーはイタリアン・トリコロールにライトアップされる。
３月２５日はアルトゥーロ・トスカニーニの誕生日である。
ｔｏｓｃａｎａ、ｔｏｓｃａｎｉｎｉ、
ｔｏｓｃａ（プッチーニのオペラのタイトル・ロウル）、などはすべて、
ｔｕｓｃｉ（トゥスキ）＝エトルリア人が語源なのだそうである。
エトルリアが復活したかどうかは知らないが、オペラ
「トスカ」のラストで主人公が崖からガチンコで身を落トスカら危ないというので、
下に緩衝用にトランポリンを置いといたら、そこに静かに収まらず、
跳ね上がってしまったことがあるそうである。演出家が
「鯉のウェーベル官について」無知だったため、トスカが
「歌にため息、まな板の鯉に吐息」という悲鳴のアリアを奏でる
不死鳥のようになってしまって、本来はシャレにならないくらいな悲劇のはずが、
劇場じゅうが爆笑の渦になってしまったとか。さて、
３月２５日は、東京女子高等師範学校で教鞭をとってた女性が
「日本初の女性博士」になった日（昭和２年）、らしい。
ドクトルさまである。ときに、毒トルといえば、
昨今話題なのがロシュ社の「ｔａｍｉｆｕｌ」である。
「インフルエンザの対処的特効薬」という触れ込みで処方されてる薬である。
「ときにより、服すればタミフルの、過激なり。
　　マジ大流行性感冒、ダメやめたまえ」（ミナモトのダメモト）
（本歌：「時により、過ぐれば民の、嘆き也。八大龍王、雨止め給へ」（源実朝））
この「特効薬」が実は中枢神経を麻痺させる「ドラッグ」であることが
「ハッカク（八角）」してしまったたのである。さて、
薬といえば、「メーディチ家」である、フィレンツェである。 トスカーナである。
フィレンツェといえば、ダ・ヴィンチである、いま東京にある「受胎告知」である、
大天使ガブリエルである、大相撲千秋楽はガブリ寄リである、引き落としである。いや、
フィレンツェといえばやはり、マキアヴェッリである。
イタリア統一論を唱えた人物である。いっぽう、私にとってのイタリアは
「カフェ」の国である。広尾のセガフレード・ザネッティに入ったら、
よく見渡せば、私ら以外、店の中の客は１２人のイタリア人だらけだった、
ということがあった。それも、超カッコいいイタ公や端正なイタ美人ばかり。
顔の造作よりも表情の「エスプレッスィーヴォ」な私にとっての「薬」は
「コーヒー」である。が、イタリア式な苦いのより酸味が効いてる
「キリマンジャロ」「モカ」「ハワイコナ」のブレンド好きである。
敬虔なクリすちゃんであるゆえ、マメは酸味一体なんである。ときに、
当日朝、能登方面で大地震があったことである。「高松宮記念」は
Ｇ１のなかではそれほど「伝統」があるものではないが、
３月２５日は「電気記念日」な日でもある。
志賀原発の施設ははたして本当に大丈夫だったのだろうか。
珠洲（スズ）原発案は凍結されたが。
（１着）４枠８番「スズ」「カ『フェ」ニックス』号（武豊騎手／橋田厩舎）
４枠の２頭の馬名は頭文字が「ス」で重ねてることである。「スス」かぶりは
シンデレッラ姫。中野選手のフリーの音楽である。が、かつて、
伊藤「みどり」女史が引退後に現役『復活』したことがあったが、
そのときの演目が「シンデレッラ」だったのである。ともあれ、同枠馬
スピニング「ノアール」号の「ノアール（黒）」に定冠詞の「ル」を附ければ、
「銀座ルノアール」という喫茶店チェーンである。さて、
濃いコーヒーはお子ちゃまな私にはきついので、「ミルク」が必要である。
８枠には、１６番「オレ（ミルク入り）」ハマッテルゼ号、
１８番スリーアベ「ニュー（乳）」号が配置されてることである。
（２着）８枠１７番【ペールギュント】号（上村騎手／橋口厩舎）
【ペールギュント】はソールヴェィのお「乳」に顔をうずめて死ぬのである。
そういえば、今年は【ペールギュント】の作曲者グリーグの
没後１００年記念年であったことである。ちなみに、
昨日が千秋楽であった大相撲の呼出の口上、
「ひが＜あぁ～～＜しぃ～～」のフシは、「オーゼの死」の
♪ミー＜ラー・＜シーーー」とおんなじなんである。さて、
喫茶店、カフェといえば「椅子」である。商業主義のセーディアないと思うが、
スタバの椅子は座りごこちがよろしくない。セガフレードのほうが「マシ」である。
（３着）６枠１１番プリサ「イス」「マシ」ーン号（「安藤」勝騎手／萩原厩舎）
同枠の騎手は「小牧」騎手。中京競馬場は、現在の豊明市、
信長にとって長久手短い一日だった「田楽狭間の戦い」で知られる
「桶狭間の義元隠密裡暗殺作戦」が行われた場所のすぐそばにあるのである。
信成クンは７位だったが、名古屋出身の「安藤」嬢は１位だったことである。 さて、
私の収支であるが、 ２着を８枠の１６番本線、１８番押さえ、としときながら、
１７番へは流さなかった、という大失態によってトホホホホ。しかしながら、
「高松宮記念」のデンマヒョウを見て、
「グレースマリア」号を母に持つ７枠１５番馬、
コスモフォーチュン号の騎手が川島「シンジ」騎手に乗り替わってることに注目。
前走まで乗ってた角田騎手が中山競馬のメインＧ３「マーチステークス」の
「１５番」クワイエットデイ号に騎乗してるのを大切にしたのである。
ＪＲＡ最高峰レイスである「東京優駿」「天皇賞春」を両方とも勝ってる現役騎手は、
武豊、安藤勝巳両騎手以外にはこの角田騎手しかいないのである。もちろん、
相手は藤田「シンジ」騎手。それとゾロメの北村宏騎手への２点買い。
大当たりだったことである。東京で「桜」が開花した週には
「桜色」の８枠が要注意なのである。よって、 収支は
久々の大幅プラスで「復活」だったことである。ちなみに、
今日、３月２６日は大ベートーヴェンの命日。
「３番交響曲」の「第３楽章」に、それまでのメヌエットに替えて
「スケルツォ」を置いた人物である。 マイネル「スケルツィ 」号の
「ひとつ手前」はスズカフェニックス号だったことである。ちなみに、
「ｐｈｏｅｎｉｘ」の語源は、
ギリシア語起源の「深紅」を意味する「ｐｈｏｉｎｉｋ-」だそうだが、
「フィービー・ケイツ」や「フィービー・フィロ」の
「ｐｈｏｅｂｅ」も同源だそうである。フェニキアとポエニが同源でも、
フィービー・フィロと元巨人軍の遊撃手黒江の名の由来とは無関係である。