チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「トスカニーニ指揮下のフルーティスト/カーマイン・コッポラ没後20年」

2011年04月26日 00時24分07秒 | 説くクラ音ばサラサーデまで(クラ音全般
現在、深刻な震災不況らしい。が、それは
民主党政権の無為無策によるたまものだけでも、その
原発を無くそうとする左翼思想による魂胆からの
危険を煽る目論みの経過報告に愚民が
買い控え洗脳誘導されてるだけのものではないらしい。
震災発生後数日過ぎた頃から盛んに、
「買い占め、買いだめをするな」
「関西や九州の親戚から物品を送らせるな」
などとブログとかで書いたり、
公共放送で言ってたりしてた偽善者らが、
最たる元凶なのである。
コンビニやスーパーやドラッグストアの流通は、
関東だけで買い占めれるような体系にはなってない。
被災地に送る物資は不足してなかった。むしろ、
不足したのは関東、とくに東京である。
なりすまし日本人らによる民主党政権の不作為で、
運び込みたくても運べなかったのである。が、
流通経路が回復してきても、
偽善者らのご立派な呼びかけで、
一般的な知的レヴェルの善良な国民は、未だに
買い控え、節約にいそしんでる。ために、
消費がよけいに落ち込み、景気の不活性化がさらに増してる。

昨今流行りのFriedrich Nietzsche(フリートリヒ・ニーチェ)の言葉に、
"Ueberzeugungen sind gefaehrlichere Feinde der Wahrheit als Luegen."
(ユーバーツォイグンゲン・ズィント・ゲフェーアリヒェレ・ファインデ・デア・ヴァーアハイト・アルス・リューゲン)
「(ダジャレオヤジの拙大意)信念は"流言"よりも危険な真理の敵である……
(一般には)信念は嘘よりも危険な真理の敵である」
というのがあるらしい。が、
「偽善は悪よりも危険な心理操作である」
といえる。自分が被災地に行って被災者のために働きもしないくせに、
偉そうなことを言うんじゃない。何様だ。
こういう輩がもっともタチが悪い。
一般的な知的レヴェルの善良な国民を洗脳・煽動する
世論マフィアである。

アイドル歌手グループから映画女優となって乳癌死した
田中好子女史の告別式が青山葬儀場で行われたらしい。
少し前に外苑東通り通ったが、各TV局の車が駐まってた。
弟が骨肉腫で死んだり、前の所属事務所の女社長ともめたり、
いろいろあった人物らしいが、関係者には
いい人だったと言われてる。が、略奪婚で強く結ばれた男と
幸せな20年だったようである。ともあれ、女優としては、
平田満との夫婦役が異様に多かったような気がする。ちなみに、
中学生時代に知り合ったのに、キャンディーズの3人はそれぞれを
「さん」づけで呼び合ってた。少しおもしろい関係である。ともあれ、
「スーさん」といえば、私は1本も釣ったことも観たこともないが、
「寅さん」と並ぶ日本映画の"ロング・セラー"「釣りバカ日誌」を
想起する人が多いらしい。ところで、
「ヌオーヴォ・チネマ・パラディーゾ(いわゆるニュー・シネマ・パラダイス)」でも
トトが被ってたが、スィチーリア島といえば、ベレー帽のように
平たいタイプの、前面だけにツバがあるコッポラ帽である。

トスカニーニが指揮したNBC交響楽団の演奏がもっとも巧い、
と私は感じてる(常に、というわけではない)。
そのフルート・セクションで1940年代から1951年まで首席を吹いてたのが、
映画監督フランスィス・フォード・コッポラの父
Carmine Coppola(カーマイン・コッポラ、1910-1991)である。だから、
トスカニーニ指揮NBC交響楽団によるベートーヴェンの
「レオノーレ第3番」のフルート・ソロなんかは、どれかは、
同人が吹いてるのかもしれない。が、
洗剤アタック・ネオのTVCMで目を剥く親中国女優常盤貴子と、
鳥居みゆきの区別がつかない拙脳なる私には、
聴きわける耳はない。ともあれ、カーマイン・コッポラは、同オケ退団後に、
倅の映画の音楽を担当する作曲家になった。そして、
オペラ指揮者の弟アントン・コッポラは、94歳の現在も健在である。
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