チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「フィレンツェの思い出/カンツォネッタ章(具部、再パン部)」

2005年05月20日 16時56分27秒 | 弦六大地震(花のお江戸の中心グラ
外国人の納税額トップは、全体の第38位、ジャスジット・バタールでござ~る。
古手川祐子女史、伊藤英明青年といった俳優、そして、ほしのあき嬢や
サークルK-19サンクス小阪由佳嬢らが所属する「A-team」と交流試合をする
ロッテ・レーマン・ブラダーズ證券のアジア地区NEC、否、CEOである。
かつての英国貴族の所得はそんなもんではなかった、かどうかは知らないが、
爵位を嗣ぎ、エプソムの樫屋敷に居を構え、
エリザベス・ダグラス=ハミルトン嬢(第6代ハミルトン公爵の娘)
と結婚したエドワード・スミス=スタンリー(第12代ダービー伯爵)は、
1779年、「レイディ・オヴ・ディ・オウクス」と呼ばれた妻との結婚を記念して、
3歳牝馬のレースを創設した。それが、「ディ・オウクス」の始まりである。
我が国でも、それに倣って「優駿牝馬」競走を創設した。
5月22日(日曜)は、第66回「優駿牝馬」である。
当日の東京競馬場のゲストが工藤静香女史であるからといって、
4番14番で決まる、ということはない。同女史は今や歌手ではない。
二科展入選常連の「大画伯(peintre)」である。また、
シュミはサーフィンである。湘南の茅ヶ崎あたりの海岸が練習場であった。
といって、「ショウナンパントル号」が来るか、といえば、否村ヶ崎である。
今年は「日本におけるドイツ年」である。
5月22日は、リヒャルト・ガイアーの生誕日である。後妻である
コージマふとし厩舎の馬が同居した6枠11番、
エイシンテンダー号にでもぶっこんじゃおうか、と目論んでるのである。
当日の夜、BS朝日では、
「感動! ドイツ『食』発見紀行・ドイツ編」という番組を放送するそうである。
『食』といっても伝説の名馬『エクリプス号』が出走するわけがない。
「ドイツの『食』」といえば、ブラットヴアストである。
双子(ソーセージ)ジョッキー柴田大知・未崎兄弟が当日騎乗する枠には要注意。
が、この情報は売買しないので、もとより「樫担保責任」は発生しないが、当日の
「オンワード」所有馬の出走枠を見ても、そんな「目先」の簡単なことは
ヒントにならないはずである。ときに、「先っちょ」といえば、
6丁すべてが、弓の先っちょで8分音符を3分割したトレモロを擦るのが、
「フィレンツェの思い出/カンツォネッタ章(具部)」である。
→モデラート、1♭。
♪○○○シシシ<ドドド<レレレ<ミミミ>レレレ|
>ドドド>シシシ>ラララ<シシシ>ミー○|
○○○<ファファファ(>ミミミ)<♯ソ♯ソ♯ソ(>ミミミ)<ラララ|
(>ミミミ)<シシシ(>♯レ♯レ♯レ)<ミミミ|>ミー○♪
樫の葉が風にザワつくかの如くである。
♪○○○ミミミ<ファファファ<ソソソ<ラララ<シシシ|
<ドドド<レレレ<ミミミ<ファファファ<ソソソ>ファファファ|
>ミミミ>レレレ>ドドド>シシシ>ラララ>ソソソ|
>ファファファ>ミー○♪
我が思いだけがカラ回り。「喧噪の静寂」の中の孤独である。
そして、また、「真の静寂」。具部が終わる。
(再パン部)
→テンポ・プリーモ、2♯。
*初稿では、ここに(呈部)冒頭の(導部)11小節分がやはり置かれてた、
 のである。ただし、最初の1小節は(呈部)と違って、そこだけ
 「8分音符」に刻まれてた、のである。いずれにしても、
 (再部)には「ハズした」ほうがはるかにいい。
(呈部)では2番vnおよび両ヴィオラのピッツィ伴奏は「(4分音符の)3連符」
であったが、(再部)では「4連符=16分音符」に変わってるのである。
そして、今度はまず1番チェロがシテ主題を「歌い」はじめ、
1番vnが「応答」するのである。
ほぼ型どおりに再現されてくのであるが、
(呈部)では「嬰ヘ短、イ長」であったワキ主題は、
(再部)では「ロ短、ニ長」になってる、という「ソナタ形式もどき」である。
そして、「4度」あるいは「5度」変わったことで音域の違いがでるため、
その妙が効いてるのである。それにしても、この「ワキ主題」、
♪ミー<ラーーー、>ッソ|ソー>ドーーー|
ドー<ファーーー、>ッミ|ミー>ラーーー♪
は、まるで「イタリア・オペラ」でテノールが高音を大声を張り上げて
歌いあげるようではアーリアせんか。これのどこに、
「ロシアっぽい」とこがアルトいうのであろう。
曲はリタルダンドかつディミヌエンドし、
「pppp」で消え入るように閉じる。
この章は、ひどく胸をしめるけられる「歌唱章」である。
「温和ー度」も「お樫さ」もまったく見あたらない、悲しさの極みの音楽である。
じつにすばらしい。
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