音曲亭ぱつら

ジャズプレイヤー金子雄生の音曲話と与太郎的日常生活におけるその傾向と対策に関する一考察

4/21 もうひとつのリポート

2007年04月23日 | 楽器 etc.
4/21 リポートでも書いた
TATSUO Band でのリハーサル中の写真である。
私が持っている楽器がお判りだろうか?

そう、このブログで何度も登場しているリペアマン、T君が制作してくれた
Pocket Trumpet YK model (今、命名)だ!

何度も試行錯誤を繰り返し、ここまで仕上げてくれたT君に先ずは感謝する。
謝謝。

今回はコルネットをメインに、YK modelはテストドライブに、と思ってたんです。が、ハコの条件とか色々あったんでしょうが、コルネットの音が吹いたとたんに響きが止まっちゃう。困っちゃったな。
リュックからこの、小さい奴を取り出す。
(まだ、ケースが無いのだ。というか元々改造前から持ってなくて、以前、あれなんて言うの?布で出来た買い物袋。あれから出したとき、さすがに弟子がびっくりしてた。)
マウスピースはずうっと使っているシルキーというのを選択。
試運転のつもりで軽く軽く、、のつもりが、バンドがしかけてくるから
いつしか本気モード。
音は。。
この小さなベルから真っすぐ飛んでいく。
『広がりを持った豊かなサウンド』
なんて言うどこかの楽器メーカーのうたい文句のような響きとは別世界。
広がらない。(笑)
ひたすら真っすぐ飛んでいく。
だから、ノンマイクのような条件の整ってない場合でも聞こえるんだろうな。
ベルも近いし。

最近のpocket trumpetとやら。
普通のトランペットをグルグル巻いただけでベルも大きい。
メーカーもユーザーもトランペットのクオリティを求めている。
いわゆる、携帯型トランペット。

リュックから出した時、Vo.の吉田が
「ちっちぇえ!!」

「これは、俺のvoiceなんだよ」
っていったら、それを聞いてたマスターがライブが終わった時、独り言みたいに
「voiceね、なるほど」って言ってくれた。
最高の褒め言葉もらったぞ、T君。

トランペットでもコルネットでもない、
自分だけのこの「声」を
大切にしたいと思っている。


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