「雨か、、、、」
玄関を開けると霧雨。
「、、、、、、か、濡れて行こう、、」
なぁんて芝居がかった台詞が出て来るはずも無く、ゆううつな気分。
ふと横を見ると、昨日の夜しまい忘れていたあたしのフェラーリ(自転車)が
雨にさらされている。片付けなくちゃね。。と向きを変えて、
1段高い定位置に戻そうとした時から、今日のお話は始まる。
家の脇の1段高くなっている所に小さな扉があり、そこを開けると勝手口がある。
その勝手口の手前あたりがフェラーリの置き場所だ。
扉をあけ、ハンドルとサドルの後ろの方を持って持ち上げた瞬間、
急に腰の辺りが熱をおび、下半身に力が入らなくなり膝からくずれた。
自転車がガシャン、と倒れた時にはあたしは顔に冷や汗をかいていた。
やっちまった。。ぎっくり腰。
「どうした、大丈夫か?」と近所のおっちゃんが冷やかし半分に近寄って来たが、
そのまま動けないあたしを見てすぐ、シャレじゃない事に気づく。
我が家には誰もいない。
おっちゃんが家に鍵を掛けてくれて、駆け出して戻って持って来たのは台車(笑)
そのままの格好で乗せられて、大通りまでつれていかれる。みんな見てる。
子供は「僕もやる」とか言ってる。
タクシーを拾ってもらうのだ。幸いにすぐ来た。
おっちゃんにお礼をいい、一人で隣町の整骨院にいく。
その先生には前に痛めた時もお世話になっている。
だから、治療の”流れ”もだいたい分かる。。つもりでいたのだ。。。。
まず、冷やすんでしょ。
それから、超音波とか、、
よくなって来たらマッサージでしょ、
んで、カチカチ山(お灸)。
それから、昆虫採集の標本(鍼)。
今日は違った。
一通りの処置をしてもらってから
「歩いて帰りたいよな」
「もちろん」
「じゃぁ、うってやるよ」
「なにを?」
「効くやつ」
「そんなのあんの?」
「そのかわり、中国の鍼でちょっと痛いがな」
早くも暗雲が立ち籠めて来たあたしの脳裏。
「ちょっと」、、、、
この言葉、この先生の口からどれくらい聞いたろう?
体を壊してから勧められた足ツボ療法然り。
も~痛いの痛くねぇの。
あたしの返事など待つ気もないらしく、物事は進行しているらしい。
頭の上あたりからカチャカチャと言う金属音。
もうあたしゃ覚悟を決めましたからね。ええ。
「ちょっといつもの鍼より太いがな」
ちょっとね、、ちょっと。(汗)
血圧が上がりそうになるが、あきらめモードに入っていく自分。
何かが触れた。
「いてててて、」
「まだうってねぇよ」
落語の『たいこ腹』かよ?!
「はい、手出して」
「はい、手ね、手、、、、手??」
両手の甲に消毒液塗ってる。
「え?え?」
と思っているうちに両手の甲の真ん中あたり、骨と骨の間にうたれた。
「☆★♣♯◉☀☂♨→↓↙↘〇零萬Ⅺ§‡¶⁉‼⁈⁉」
その鍼に電気を流された。
その後のあたしの事はご想像にお任せする。
ただ、もう、「治らなくていいからやめて」と思った。
長過ぎる10分が経ち、電気が止み、鍼が抜かれる。
まだ刺さってる感じでジンジンする。
「起きて」
恐る恐る起き上がる。
あ、起きられる。あ、立てる。あ、歩ける。。。
痛みが完全に消えた訳じゃないけど。
こういう事をおこす先生なのだ。
何が起きてるのか解らない。
「これって魔法?」
って聞いた事があるよ。
だけど、よぉ先生、もう少し痛くねぇ魔法はないかえ?
余談だが、原因不明で、左の握力が極端に低下した時も(この時は痛みは無かった)助手の先生と3人、人差し指と親指を結んでOKマークを作って、引っ張ったり何かしただけで直していただいたのだ。(病院で脳のCTまで撮って判らなかったのに)
PS. 近所のおっちゃん、大変お世話になりました。でも次回、台車はよしとくれ。
玄関を開けると霧雨。
「、、、、、、か、濡れて行こう、、」
なぁんて芝居がかった台詞が出て来るはずも無く、ゆううつな気分。
ふと横を見ると、昨日の夜しまい忘れていたあたしのフェラーリ(自転車)が
雨にさらされている。片付けなくちゃね。。と向きを変えて、
1段高い定位置に戻そうとした時から、今日のお話は始まる。
家の脇の1段高くなっている所に小さな扉があり、そこを開けると勝手口がある。
その勝手口の手前あたりがフェラーリの置き場所だ。
扉をあけ、ハンドルとサドルの後ろの方を持って持ち上げた瞬間、
急に腰の辺りが熱をおび、下半身に力が入らなくなり膝からくずれた。
自転車がガシャン、と倒れた時にはあたしは顔に冷や汗をかいていた。
やっちまった。。ぎっくり腰。
「どうした、大丈夫か?」と近所のおっちゃんが冷やかし半分に近寄って来たが、
そのまま動けないあたしを見てすぐ、シャレじゃない事に気づく。
我が家には誰もいない。
おっちゃんが家に鍵を掛けてくれて、駆け出して戻って持って来たのは台車(笑)
そのままの格好で乗せられて、大通りまでつれていかれる。みんな見てる。
子供は「僕もやる」とか言ってる。
タクシーを拾ってもらうのだ。幸いにすぐ来た。
おっちゃんにお礼をいい、一人で隣町の整骨院にいく。
その先生には前に痛めた時もお世話になっている。
だから、治療の”流れ”もだいたい分かる。。つもりでいたのだ。。。。
まず、冷やすんでしょ。
それから、超音波とか、、
よくなって来たらマッサージでしょ、
んで、カチカチ山(お灸)。
それから、昆虫採集の標本(鍼)。
今日は違った。
一通りの処置をしてもらってから
「歩いて帰りたいよな」
「もちろん」
「じゃぁ、うってやるよ」
「なにを?」
「効くやつ」
「そんなのあんの?」
「そのかわり、中国の鍼でちょっと痛いがな」
早くも暗雲が立ち籠めて来たあたしの脳裏。
「ちょっと」、、、、
この言葉、この先生の口からどれくらい聞いたろう?
体を壊してから勧められた足ツボ療法然り。
も~痛いの痛くねぇの。
あたしの返事など待つ気もないらしく、物事は進行しているらしい。
頭の上あたりからカチャカチャと言う金属音。
もうあたしゃ覚悟を決めましたからね。ええ。
「ちょっといつもの鍼より太いがな」
ちょっとね、、ちょっと。(汗)
血圧が上がりそうになるが、あきらめモードに入っていく自分。
何かが触れた。
「いてててて、」
「まだうってねぇよ」
落語の『たいこ腹』かよ?!
「はい、手出して」
「はい、手ね、手、、、、手??」
両手の甲に消毒液塗ってる。
「え?え?」
と思っているうちに両手の甲の真ん中あたり、骨と骨の間にうたれた。
「☆★♣♯◉☀☂♨→↓↙↘〇零萬Ⅺ§‡¶⁉‼⁈⁉」
その鍼に電気を流された。
その後のあたしの事はご想像にお任せする。
ただ、もう、「治らなくていいからやめて」と思った。
長過ぎる10分が経ち、電気が止み、鍼が抜かれる。
まだ刺さってる感じでジンジンする。
「起きて」
恐る恐る起き上がる。
あ、起きられる。あ、立てる。あ、歩ける。。。
痛みが完全に消えた訳じゃないけど。
こういう事をおこす先生なのだ。
何が起きてるのか解らない。
「これって魔法?」
って聞いた事があるよ。
だけど、よぉ先生、もう少し痛くねぇ魔法はないかえ?
余談だが、原因不明で、左の握力が極端に低下した時も(この時は痛みは無かった)助手の先生と3人、人差し指と親指を結んでOKマークを作って、引っ張ったり何かしただけで直していただいたのだ。(病院で脳のCTまで撮って判らなかったのに)
PS. 近所のおっちゃん、大変お世話になりました。でも次回、台車はよしとくれ。
腰が痛いのは辛いものです。
私も14年間悩まされました。
私が考案した腰痛解消法をお試しください。
【3分腰痛解消法】で、検索すると見つかります。
腰をお大事に。