気ままな今日のひとりごと

日々の出来事や感じたことを自由に書きます

感謝

2014-12-16 10:31:36 | 日記
昨日の朝は特別寒かった。

旦那は寒さに弱いから、出勤前は口数が少なくなる。気持ちが重たいのだろう。
旦那の仕事は、警備員。
どんな天候でも、職場は外。
夏は暑く、冬は寒い。
最近特に寒くなってからは、制服の下に何枚も重ね着している。
ホカロンやユニクロのヒートテックやフリースがこの世にあって本当によかったと思う。

60歳を過ぎて仕事を探したとき、経験や職歴はまったく聞かれず、まず年齢で門前払い。
せめて面接してくれれば、と思ったものだ。
60歳を過ぎると、「現役引退」の現実を突きつけられるのだ。
毎日断られて、辛そうだったなあ…

警備の仕事って、立っているだけでラクそうに見えたけど、いざ旦那が仕事を始めると、ビルのなかで
ヌクヌク働けることが、心底ありがたい。
猛暑の夏は、熱中症になりかけたし、ゲリラ豪雨の時は、ビショ濡れで帰ってきた。冬は毎日寒いけど、北風が吹くときや寒い中の雨、雪が降る前もあとも辛い。

昨年末だったか、夜から雪が降る予報が出ていて、夕方から猛烈に気温が下がった。
そのころまだ、車があったので近くまで向かえに行き終わるのを待っていた。
ほんとに底冷えする夜で、端から見てもこんな日に外で仕事してるのは気の毒に見えたのか、仲間と忘年会に繰り出す若い男性のひとりが旦那に近寄り「寒いでしょう。頑張ってください」と言ってくれたそうだ。
見てくれている人もいるんだね、と私も嬉しくて気持ちが暖かくなった。


老体に鞭打って仕事を続けてくれていることに感謝の気持ちを忘れないようにしなくちゃと思う。
何より、健康でいてくれることに感謝である。
毎月決まった日に決まったお金をきちんといただくことを当たり前と思わずに過ごしたい。
旦那の給料はサラリーマンの月給とは違い、まさにからだで稼いだお金なのだから。

今日は台風並みの突風が吹くという。「雨よりいいや」と出勤して行った。