手話を勉強中

手話の勉強中に、気になったことや気付いたことなど

おバカな怪我5

2019-05-07 10:10:50 | 日常
メスで切られることを考えて、身構えて待つ。
「さあ、切られるぞ」と思いならが、待つ。
「まだかな、まだかな、・・・」と待つ。
でも、患部を触っているだけで、なかなか切らない。
・・・
とっ、「麻酔が効いているので、痛みがなくて気づかなかったけど、
もう手術始まっているんだ!」と気付く。
どこまで進んだのか、さっぱりわからない。
「まっ、しょうがないか」と諦める。
・・・
うとうとしていたので、どれだけ時間が経過したのかわからないけど、
ゴリゴリする音に気付く。目の細かいのこぎりで、
棒か何かを切っているような音。気のせいかもしれないけど、
足の付け根辺りで体に振動を感じる。
「金属プレートを埋め込むといってたけど、それは骨の代用だから、
骨の不要になる部分を除いているんだろうか」
と考え、「気を付けてやってくださいねー」と心の中で祈る。
音がやんで暫くしたら、今度は、「コンッ、コンッ」と音がして、
音のたびに体か引っ張られる。例えると、
  魚釣りで、魚が餌を吟味するとき、ウキがクイッ、クイッって
  引っ張られる
感じ。今度は、プレートを体に打ち込んでるんだろうと思い、
「くれぐれも、気を付けてやってくださいねー」と心の中で祈る。
・・・
その作業も終わって、ふと気づくと、目の前に透明のチューブがある。
(最初からあったんだろうけど、気がつかなかった。)
チューブの直径は、5mm位だろうか。
その中を、赤い液体が流れたり、止まったりしている。
流れるときには音もしている。どんな音かというと、
  グラスに入った、アイスコーヒーをストローで吸っていて、
  コーヒーがなくなりかけたとき、空気と共にコーヒーを吸う
  時に出る音
に似ている。麻酔のお医者さんの説明:
 手術部分は、血液を作る場所(に近い?)から、
 手術では、だいぶ出血します。まあ、それを取り除きながら
 手術するんですが、出血がひどい場合は輸血をすることになります。
を、突然思い出す。
出血部分に血が溜まらないように、吸い出していて、吸い出された血が、
目の前のチューブで送られているんだ、と思い、
結構な量が流れている気がする。輸血しなくて大丈夫かなーと、
ちょっと心配する。暫くしたらそれも止み、お医者さんだと思うけど、
「じゃ、ホチキスでとめてくれるー」とか言ってる。
そういえば、最近の傷口の縫合は、そうするんだと思い出す。
ついでに、「ホチキスは商品名!正式名称はステプラーだぞ!」
と、どうでもいいことも思い出す。
ホチキス止めが終わって、手術も無事終了。
何もしてないけど、疲れた!