
(yahoo new 琉球新報)
そうですね、これはとにかくすごいと思いますよ。
しかし、こういった資格は幼いときに取るとすごく注目されます。
検定といえば、英検に漢字検定が学生の間では注目されます。
実際に漢字検定で言えば、小学校6年生で2級に合格した子がいます。
2級といえば高校卒業(優秀な成績で)ということになります。
かなりマニアックな漢字も出題されますのでかなりの勉強が必要です。
で、その子に質問してみたんですが、練習問題の四字熟語、難しい問題ですがその子はきちんと選んでいるのです。
「で…これはどういう意味?」
「しらん」「全然知らん」「でも前に問題が出ていたから」
そうなんです、でもその子は過去問を何十回となく繰り返し練習していたのです。
親の期待が大きいもので…その子はどうしても合格しなければと思っていたのでしょう。
今回のこのミラクルボーイはたしかにすごい
でもほんとうに高校2年生の英語力があるか…というと疑問ですね。
準2級になると、内容的にも社会的な問題や国際問題などが題材となって出題されます。そういった事柄の意味が日本語でも分からないと思います。
でも、オール選択式ですから過去やった問題の似たものを選んでいくと正解率はその繰り返しによりかなり上がってきます。正答率は60%ですから、そこまでは行くこともできるかもしれません。
リスニングや面接はわりと一般的な日常生活に関する内容が多いので、これは子どもでも内容がわかるのでいけるかもしれません。
もちろん高校2年生の学校の定期テストや、河合塾などの模擬テストを受験したらできるか…というと、もうそれは別世界です。
K文式などの先取り学習
こんな小学校の生徒がいました。
「前どこまでやっているの?」と聞くと
「2次関数のところまで」
「えっ?それって中学校2年生のないようじゃないの?」
で試しにその問題をやらせると、まったくできない。
そして、その子が中学校2年になって、他の子が初めて学習することになります。
該当学年になると、まったく逆転したりします。
はやく、やっていいこと、必要にないこと
音声に関すること、リスニング、会話はやはり幼い時の方が吸収力が旺盛ですし、理論的にそのことは立証されています。
ただ、年齢が変に資格をその学習の目標にそぐわないのに、回りでそのように持って行くというのはちょっと考え物かな?
でも、正直言って驚きですし、すごいことをやってのけたものだと感心しています。
小さい子どもは理屈よりもパターンでどんどん覚えていきますから、そいうことも可能になってくるのだろうなと思います。
その子たちが興味を持っているということはいいのですが、一番喜んでいるのは親」なんじゃないかな?
見たいものですが?
ないでしょうね?
日本語もままならないのに。
なぜ?
そして、20年後、ただのおじさんだったりして…
そうならないことを願っています。
ちなみに私も英語を生業としていますが、英語が好きになったのは高校2年生の時。
すばらしい先生に出会ったことがきっかけです。