映画のロケに出てきそうな、木造の「昭和の小学校」
20世紀初頭の小学校がそのままで現存!
吹屋のメインストリートを外れて数百メートル、そこには映画に出てきそうな木造の小学校の建っている。プールこそ近代的という感じがするけれど、その作りは昭和のそれ、そのものなのです。
しかも、記念に残しているわけではなく、その小学校ではちゃんと生徒もいて、いつもなら授業もあり、普通に学校運営がされているところがすごいところ!
2009年度現在の児童は5人。
現役の木造校舎として国内最古とされる吹屋小学校(県指定重要文化財)。 明治6年(1873)に開校し、同32年(1899)に吹屋尋常高等小学校と改称して、現在の場所に移転、木造平屋建の東校舎・西校舎が落成しました。 同42年(1909)に建てられた木造2階建の校舎本館は、現在も小学校として使われています。 また、日暮れから午後9時まで年間通じてライトアップしています。
「現役の小学校ですので、無断での学校敷地内への進入はご遠慮下さい」と書かれていた。
(高梁市HPより)
階段を登って校舎に近寄ってみる…
「岡山県高橋私立吹屋小学校」という標識が見える
ちゃんと動いている証拠、掲示板には9月の行事予定が書かれている
懐かしい「百葉箱」が置かれている。理科の時間に習ったなぁ…
その上にはやはり木造の建築物、しかしちょっと新しそうな…なんだろう?
近寄ってみるとなんと!モダンな「ラ・フォーレ」という名前のレストラン
これは、完全に観光ルート目的かな?でも雰囲気は壊さないというところがマル。
ラ・フォーレの駐車場から臨む吹屋小学校の校庭
ふと見ると少し色づいているもみじが…校庭を背景に
よく見るとあちこちで紅葉が始まっていた
ほらね、緑の中の紅葉がきれいでしょう?
ここから帰ろうとすると道端に…
こんなのが手の届くところに…手は伸ばしただけ。
校庭には運動会が行われたばかりか…白線が
でも、5人で行う運動会のプログラムって…ちょっと考え込んでしまった。
いつまでも、このまま現役の小学校で残りますように…
Photo:Canon Power Shot G10
2010.09.22(水) 3,863 PV
何といってもこの吹屋小学校には驚かされますよね。
昔はこんな板壁の小学校が普通にありましたが今見ると本当に驚きますよね。
鉄筋コンクリートの学校とはまた違った暖かみがありますよね。
重要文化財にふさわしい学校だと思います。
チラホラ秋が伺えるモミジの紅葉ですね。
素晴らしい写真ありがとうございます。
高梁市は山の中当時大きな木で校舎を作ったと推定します。
また生徒が5人なのに学校を存続させる教育委員会の判断は素晴らしい。
紅葉の葉っぱの彩りが鮮やかになってきておりもう秋ですね。
この状態を保つことだけでもすごいです。
しかも、いまでも生徒がいると言うのですから
驚きです。
保存の状態もいいのでしょうが、建物と言うものは
使ってそこに「気」が通うことで、活性化されると
いいますから。
この保存状態は子どもたちの「気」が保っているのかもしれませんね。
今は センニチコウの花などの花が沢山あって綺麗ですね。
この日は、休みだったから、よかったんだけどね。
いつでも行けると言う感覚があるんですよね。
でも 行ってみたくなりました。
いつか記事にしたら 笑わないで下さいね 後追いだって。
小学校 撮ってみたいです。
私のこの記事(吹屋)もちょっと前、もみじくんが写真アップしていたもんね…
また、撮る人が変われば違うものになる…というのはありますから。
吹屋小学校の存在は知りませんでした。
素敵ですね。
2,30年くらい前は
こんな木造校舎が
広島県にもけっこう残ってました。
黒光りする廊下を
ぞうきんがけする生徒さんの姿が
思い浮かびます。
こちらのブログにくると
帰省したとき行ってみたいところが
たくさん増えてしまいます。
吹屋小学校って和むでしょう。
日本最古とも言われていますので
これからも末長く残ってほしいですね。
夜はライトアップされています。
またお越しやす...