取り壊されもせず、
今でもたたずむ
王子ヶ岳のあの廃墟の
ホテルアルカディア
今どうなっているのか?
豪華リゾートホテルが完成間際に
中止となった理由(わけ)
バブル経済の波に乗って、当時の環境庁(現・環境省)が
メインとなって建設計画が出されたのが王子アルカディアリゾートホテルです。
国立・国定公園施設整備事業の第一号として、瀬戸内海国立公園を
一望できる絶景スポットへ豪華絢爛な
ホテルを環境庁が建設、
それを玉野市の出資する第三セクターが
買い取り、内装工事を施して
完成…という計画でした。しかし
建設途中にバブル経済の崩壊。
もはや内装工事だけでも30億円という
壮大な計画に資金を出す銀行は
ありませんでした。
そのまま全てが止まってしまったのが…
現在の「アルカディアリゾート」です。
風雨に晒されガラスもところどころ割れ、
人が忍び込んだ形跡も残される
『オープン前のホテル』。利用計画は
立てられ、やがて頓挫し、売りに出されても
買い手が見つからず、未だに完成を待ち
続けるホテルはただ佇むばかりです。
ここからは望遠でちょっと奥から引き寄せて
みました。人が住まないと建物はどんどん
傷んでいくんだなって感じます。
でも、ガラス窓などは誰かが石でも投げて
割っているんだろうか?たのしいのか、
そんなことして…!
いつまでこのままで放置しておくんだろう?
取り壊す予算もないし、先送り…ってことで
すか?あと何年、このままにしておくん
だろう?悪の巣窟になるんじゃないか?
そんな気がする。
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