早春の甲虫

鳥も虫もいなーい
歩いていても、ここも伐採したか、草刈りしたか、という言葉しか出てこないこの頃
ふと目をやった木の手すりに小さい虫がいたのでパチリ




黒地に褐色のポイントを見て、トラフコメツキを思い出し



いいものかもと期待したら



キベリハバビロオオキノコムシ

春先に出てくる甲虫とのこと
初見だし、甲虫だし、一応甲虫ゲットだぜーと喜んでおこう

いいものが目の前に落ちた

珍しく今日のことです。
イトトンボを目で探していたら、ソレがふわ～っと来てストンを落ちた。
『この辺』をジロジロしていると、いた！！




何年振りだろう♪　大好きなアヤヘリハネナガウンカ！
この方に会うには偶然しかないので、テンション上がりながら爆撮タイム。
秋の遅めの午後なので翅の美しさが上手くさせなかったけれど、見下ろして撮影できたのはラッキーでした。


一度見てみたかった背中



上から



お尻ちゃん



いいね～



横から



「ここから脱出せねば」と言いながら上がってきた。



翅を閉じている瞬間

この後、ありったけの力を振り絞って高く飛び立ちました。
本気出したらあんなに飛べるんだ！と感心。
出逢えてよかった、ありがとう～
ところで、どこで生まれたのか教えて～

ハネナガオオアブラムシ

ちょっと前のこと。
外に出してある幼虫の飼育ネットに珍客が来た。

でも、眼鏡をかけるまではよく分からず、大き目のクモ？（狙いに来たか！）
にしてはお尻が尖ってるし、高さもある、、、変、、、

ティッシュで優しく掴んでケースに入れて眼鏡をかけると、
アブラムシ？？？　



調べたところ、ハネナガオオアブラムシで良さそうです。

大きさ6-7ｍｍ
モミ類、トドマツ、アオトドマツ、イヌガヤに付く大型のアブラムシ。

面白いのが、有翅型と無翅型の２タイプあり、無翅型は姿が全く違う。

そういえば、裏山にモミの木があったかも。
強風で飛ばされてウチに辿り着いたようです。

毎日暑いですね

久しぶりの更新です。
アップしたいネタはありますが、まずは今日の写真から。

先日近所の方が「庭のスミレにこんな幼虫がいたから」と持ってきてくださった子が羽化したので放しに行きました。
こんなことでもなければ、この暑さの中わざわざ出ません。。。。。

スミレにつく幼虫と言えば、この子、ツマグロヒョウモン。

メスでした（蛹２個待機中）

しばらくこんな風に休んでいました。


せっかくカメラを持って出たので何かいないかなと眺めていると、期待していたルリモンハナバチがいました。




見ていると複数いて、おや？と思う行動に出会いました。肝心なところが撮れていないのが残念。




触覚で話している？


向きを変えて


こうなった


そういうこと？？？

玄関出たら

オオミズアオが来ていました～♪
前回は何年前のことだったか？というくらい久しぶりのお客様です。
確保。

メロンシャーベット色が美しい美麗種の蛾ですね。

さて、この子をどこに放そうか・・・仲間に会える確率が高そうな場所へお連れしました。
さよならの写真は撮れませんでしたが、飛ぶ速さに驚きました。
で、せっかく来たのでジロジロ見て回ることに。

薄暗い場所にホタルカズラをたくさん見つけました。


第１チョウはコミスジ。

越冬幼虫を死なせてしまったので、愛おしい。。。。

この時期のみどろを覗いてみると、複数の羽化に立ち会えました。

ヤマサナエの羽化。

これからの個体も。


最初の個体が羽化完了。


他のポイントへの移動途中でカワトンボに出会いました。わんさかいました。


なんか面白いなというだけの写真を。


蝶々ロードでコチャバネが給水。


近くでヤマサナエがまったりしていたので、樹に移して。


綺麗なイトトンボが産卵していました。

ホソミイトトンボのペアに出会えてカンゲキでした。

綺麗なブルーにうっとり。

無事に越冬してお相手にも会えてよかったね。

以上、ちょいと前の散策ネタでした。

４月初旬に見つけた虫たち その１

前回のカミキリと同じ場所で見つけた虫たちです。

まだウワミズザクラが咲いていた頃のこと。


コナラやクヌギの新芽をじろじろして歩くと、オトシブミが黄昏ていました。


こちらはエゴツルクビオトシブミ。


ムラサキシキブでイチモンジカメノコハムシ。越冬お疲れ様でした。


最後にいいのに出会いました。
キンケトラカミキリ♪




つづく

ある日の散策

久しぶりの場所にちょっと様子伺いに行ってみました。

お約束の場所にいました。


アナタに会いたかったんです、チャバネフユエダシャク。




毎年同じ杭にいてくれる。来年もよろしくお願いします。

後はさっぱり見つからない。テントウムシさえもいない。
次の予定へGO

ガサガサ作業をしてみたところ、6匹も見つけてしまった。

全部ゴマダラチョウの越冬幼虫。

帰り道にウシカメムシが挨拶に来てくれた。

あけましておめでとうございます。

「今年出会った虫 その３」

八ヶ岳で初めて見つけたトゲカメムシ。



やはりドロハマキチョッキリを見ると興奮します。



タテスジグンバイウンカの幼虫。あまりに資料が少ないので、同定作業が大変でした。



比較的記録が多いヒラタグンバイウンカの幼虫。



初めて見たシンジュサン。その大きさと美しい模様にただただ感動しました。





謎の植物にいたミドリグンバイウンカ。暗かったので画像が荒れてます。



アブラムシを食べているゴイシシジミ。久しぶりに見ると小さく感じます。



小さな池にたくさんいたベニイトトンボ。メスは1匹だけでした。



家の周りで大量発生したムラサキツバメの幼虫。蟻さんにお世話されていました。



家で羽化したムラサキツバメ。蛹化寸前の幼虫を持ち帰りました。



地元では近年減少傾向にあるアオイトトンボ。毎年見るのが楽しみなトンボです。

「今年出会った虫 その２」

まさか、まさかの奇遇！アヤヘリハネナガウンカ。大感激でした。









小さな古井戸で産卵していたヤブヤンマ。



毎年生存を確認したいオオルリハムシ。



運よく会えたミヤマカラスシジミ。



なんとなく撮ったら初見のフタホシオオノミハムシ。



産卵中のメスを守るオスのルリボシカミキリ。



地面をトコトコ走っていたルリクチブトカメムシ。ちっちゃい。



冬を乗り越え、青い体で夏を迎えたホソミオツネントンボ。



スミナガシの幼虫のデザインに思わず見とれてしまいました。



樹液酒場に来ていたアカマダラハナムグリ。幼虫は主に猛禽類の巣で過ごします。