もともと、精神が不安定だったのだろうか、ある日、つれあいが、10年の長きに渡って、家庭の外で、女性と付き合っていたことを知った奥さんが、ネチネチと、旦那を追いつめていく。
幼い子供二人は、それでも、家から逃げ出すことはできない。
不安定な状態で、死ぬの生きるのと、夫婦で言い争ってるうちに、ますます奥さんの精神は、分裂症のようになり、一度、旦那を責め始めると、止まらなくなる。 すべての出来事を、白状させようと、次々と、いろんな質問を考えだしては、問いつめる。
そこに、浮気(本気?)相手の女性の脅迫まで加わって。、、
追いつめられながらも、妻を放り出せない夫。
仕事にも、差し支えが出て、ついに、家も売ることに。
映画にもなったようですが、理性と感情は、全く別もの。
押さえようにも、押さえられない感情。
押さえれば押さえるほど、膨らんでいって、爆発すると、自分も周りも傷つけてしまう。
だからといって、長い年月、周りの人たちに、見てほしいという自分を演じ続けると、心の中のコアみたいなものが死んでしまう。
だから、Va' dove ti porta il cuore.(心が命じるままに生きよ)
昨日読み終えた本が、そのような主題でした。
人生には、迷うことがたくさんある。 そんな時は、じっと、静かに自分の心をみつめてみよう。
まっていれば、答は向こうからやってくる。 そうしたら、その答にしたがいなさい!