かつて、フェミニズム運動で戦ったものは、何に対してだったのであろうか。
シェア・ハイトの「なぜ、女は女が嫌いなのか」
エリカ・ジョング、「セックスとパンと薔薇」を読み終わって、そんな感慨をもった。
reproductive right:再生産の権利/人工授精で、たとえ、女性同士の共同生活の中にも、子供を存在させることができる。
reproductive freedom: 再生産の自由/中絶是認派の理論的根拠。子供を産むか産まないかの自由は女性にある、と言う。
経済力にいろいろな差はあっても、精神の自由を勝ち取るために、生殖医療の進歩は、女性に、助け船をだしたとともに、既存の価値観を、どうしようもなくグチャグチャにしてる。
結婚しているのに、婚外に愛人を持つのはゆるされない。 だから、結婚離婚を繰り返しながらも、一夫一婦制を守る連結型のアメリカ。
子供と家庭は、守りつつ、ほどほどの婚外関係を並行してつづけながら、安定した結婚生活を続けるヨーロッパ型、と、エリカ・ジョングは分けている。
シェア・ハイトは、女性同士が、連帯して仲良くすることが、男性の下の階級という構造から抜け出す方法だと解いている。 レズビアンも、肯定すべきもの、という論調をかなりのページをさいてかいている。
その時の年齢において、環境によって、考えがいろいろ変わるが、基本は、女性が経済的に男性に頼らなくてもいい。というのが前提になっている。著者たちが、本で成功して、収入があれば、その立場で、書くのは、あたりまえだけど、女性の立場としてはかなり参考になる本2冊である。
シェア・ハイトの「なぜ、女は女が嫌いなのか」
エリカ・ジョング、「セックスとパンと薔薇」を読み終わって、そんな感慨をもった。
reproductive right:再生産の権利/人工授精で、たとえ、女性同士の共同生活の中にも、子供を存在させることができる。
reproductive freedom: 再生産の自由/中絶是認派の理論的根拠。子供を産むか産まないかの自由は女性にある、と言う。
経済力にいろいろな差はあっても、精神の自由を勝ち取るために、生殖医療の進歩は、女性に、助け船をだしたとともに、既存の価値観を、どうしようもなくグチャグチャにしてる。
結婚しているのに、婚外に愛人を持つのはゆるされない。 だから、結婚離婚を繰り返しながらも、一夫一婦制を守る連結型のアメリカ。
子供と家庭は、守りつつ、ほどほどの婚外関係を並行してつづけながら、安定した結婚生活を続けるヨーロッパ型、と、エリカ・ジョングは分けている。
シェア・ハイトは、女性同士が、連帯して仲良くすることが、男性の下の階級という構造から抜け出す方法だと解いている。 レズビアンも、肯定すべきもの、という論調をかなりのページをさいてかいている。
その時の年齢において、環境によって、考えがいろいろ変わるが、基本は、女性が経済的に男性に頼らなくてもいい。というのが前提になっている。著者たちが、本で成功して、収入があれば、その立場で、書くのは、あたりまえだけど、女性の立場としてはかなり参考になる本2冊である。