☆ 今 日 の 幸 せ ☆

♪~生きていることに感謝、あなたに出会えたことに感謝、そして・・・明日が見えないことに感謝~♪

reproductive right もしくはfreedom

2007-03-26 | ・・・シリーズ、
かつて、フェミニズム運動で戦ったものは、何に対してだったのであろうか。

シェア・ハイトの「なぜ、女は女が嫌いなのか」
エリカ・ジョング、「セックスとパンと薔薇」を読み終わって、そんな感慨をもった。

reproductive right:再生産の権利/人工授精で、たとえ、女性同士の共同生活の中にも、子供を存在させることができる。
reproductive freedom: 再生産の自由/中絶是認派の理論的根拠。子供を産むか産まないかの自由は女性にある、と言う。

経済力にいろいろな差はあっても、精神の自由を勝ち取るために、生殖医療の進歩は、女性に、助け船をだしたとともに、既存の価値観を、どうしようもなくグチャグチャにしてる。



結婚しているのに、婚外に愛人を持つのはゆるされない。 だから、結婚離婚を繰り返しながらも、一夫一婦制を守る連結型のアメリカ。

子供と家庭は、守りつつ、ほどほどの婚外関係を並行してつづけながら、安定した結婚生活を続けるヨーロッパ型、と、エリカ・ジョングは分けている。

シェア・ハイトは、女性同士が、連帯して仲良くすることが、男性の下の階級という構造から抜け出す方法だと解いている。 レズビアンも、肯定すべきもの、という論調をかなりのページをさいてかいている。

その時の年齢において、環境によって、考えがいろいろ変わるが、基本は、女性が経済的に男性に頼らなくてもいい。というのが前提になっている。著者たちが、本で成功して、収入があれば、その立場で、書くのは、あたりまえだけど、女性の立場としてはかなり参考になる本2冊である。

ヘソの緒

2007-03-24 | 今日の幸せ
:子供のヘソの緒、まだもってる?

:どっかにあると思うけど。

:知り合いは処分したそうだけど。

:あれ、何の意味があったのかしらね。今の若い人も貰ってるのかしら?

:臍帯血も、あそこまでカラカラになると、採れないだろうし。

:親子関係なら、今は、DNA鑑定でハッキリする時代だし。

:親が子供に、譲り渡す話も聞かないし、親の自己満足で持ってるのでしょうね。

:意味ない?

:ウーーーン、、、

写真の始末

2007-03-21 | 今日の幸せ
参照記事:
カテゴリーの整理

:デジカメで撮った今回の写真、できたよ。 複数ほしいのは、複製にしてCD-RWにおとしてみたけど、うまくいったよ。

:よかったね。 天気がいいと、デジカメもよく写ってるね。 

:昔のアルバムは、リッパな分、重かったよね。

:写真てさ、自分が、その場面に存在してるのは、思い出になるけど、関係ない写真は、邪魔だよね。

:昔のを、何度も見るということも、めったにないしね。

:子供のは、別だけどね。

:親が亡くなって、たくさん残されたアルバムを見ていて、初めて、親の若かったときの写真をみることがあるよね。

:死ぬ前に、子供に迷惑をかけないように、少しずつ、品物を減らしていくという人もいるけど、写真は捨てられない。 でも子供はこまるでしょうね。

:今は、デジタルでパソコンに残したり、CDに保存したりする人が多いだろうけど、プリントしたものを眺めてみたいというのは、感覚が古いのかね。

両親が亡くなって、お墓を移したり、写真を捨てたり、自分の生活に都合のいいようにしてしまうことって、しかたないですよね。

中世の秋1

2007-03-21 | ・・・シリーズ、
メモ、

美しく飾り、型にはめれば、感動はあっさり消える。

(だから、結婚式や、葬式が必要なのか、、、 その時以上の感動を探すのが、難しくなるものね)

中世人は死後の平等を考えていて、生前のそれは絶望的とおもっていた。

(南無阿弥陀仏)

死の舞踏

百合冠:学問、信仰、騎士道

生命の危機を感じると、狭いエゴイズムの枠を破り、奮い立つ。 そして、一歩踏み出すと戦争が快楽になり、楽しい仕事になる。

暴力の影に、私利、私欲あり。

愛のロマンティシズムの勝利:ばら物語

死を思え:
人間は、いかに、眉目秀麗であろうとも、皮一枚で、覆われているものにすぎない。 その中に、納められているものが、みえたなら、どうして、そんなものを抱きたいという気になるであろうか。

中世の人たちは、かなりペシミスティックだったのかしら。

追:
騎士の時代の終焉と、スイス傭兵の槍部隊
スイス歩兵部隊の優位性
フランドル市民軍の歩兵部隊

写真半分まで、アップ。

2007-03-16 | 今日の幸せ
デジカメだと、ついつい、ドンドン、撮ってしまいます。 たった4日の旅なのに、100枚以上、 それに携帯で、撮ったのも、数枚。 でも、写真を見てるだけで、情景が蘇ってくる。デジカメ便利です。

半分まで、アップしましたが、残りは、またということで。

ごく身近な風景&映画メモ

テレビで、ちょうど、枕崎線の旅をうつしてました。

嘉例川の古い木造駅舎、いってみようかと、迷ったのですが、時間的にきびしくて、断念。
テレビで、しっかり紹介してくれました。 このあたりは、温泉バスが走っていて、一日使って、遊びたいところです。

青春18キップの旅、

2007-03-15 | 今日の幸せ
ネットには、知識と情報はあるけど、感動が足りない、

といったら、怒られるでしょうか?

思いきって、「青春18キップ」の一人旅を敢行。

一人旅って、いいですね。なんといっても、囲い込まれてないので、どこにでもくっつける。

すこしづつ、時間を見ながら、写真とともに、記事をアップするつもりです。

知覧の特攻会館と、串木野の、ブラリ散歩が、メインとなりますが、興味のあるかたは、別ブログをご訪問ください。

中世の秋、読み始め

2007-03-06 | ・・・シリーズ、
最初の序文を読み始めて、これは付いていけないかもと思ったけど、訳者の堀内孝一さんが、あまりに博学なので、素人の私がついていけなかっただけみたい。

本編を読み始めたら、それなりに面白い。

中世の人は、なんでもハッキリとして、喜怒哀楽の揺れが、大きかった、「と書いてある」

昔の事を現代の人間が描こうとすると、すべてが「・・・と、書いてある」ということになるのだろうが、それを文体にしている、ホイジンハ(ホイジンガ)という教授。どこか親しみがもてる。

くりかえし、改訂版の出されている、ヨーロッパでは、かなりの人気の本「らしい」

日本語でよめるのはうれしいけど、日本語にない、概念を訳す苦労がしのばれる。

美しい国へ/安倍晋三

2007-03-04 | ・・・シリーズ、
とりあえず、現首相が書いたものだから、どんな人物か、判断する材料くらいには、なるだろうと、読んでみた。

意味不明のカタカナが所々にちりばめられていて、意味不明の日本語で、戦後、いかに、自分の親やおじいさまが日本の国に尽くしたか、おさないときから、見ていたという思い出話。

靖国参拝は、批判されるべきものではない。

年金は、将来貰えなくなることはない。 年金財源は、他の税金とは別にしてあって、5年ごとの見直しで、ちゃんと続いていけるようにしてある。 年金を払ってくれる世代がすくなくなって、貰う人が多くなっても、「いくら、とは、いってないけど」貰えるらしい。

今は、6万ちょっとなのが、どうなるかは、書いてない。 セーフティーネットとしての役目は、果たせそうにないですね。あとは、自助努力で、うまく組み合わせて老後の生活を組み立ててください。

教育改革の章。 まるで、強制的に詰め込めば、学力は向上するといわんばかり。生徒の学力が下がったのは、教師のせい?

情緒的、主観的な文章で、どこかの井戸端会議を聞かされてるようだった。

伊吹文明、日本は同質発言

2007-03-01 | 今日の幸せ
「日本は極めて同質な国」 伊吹文科相が民族めぐる発言(共同通信) - goo ニュース

:大和朝廷は、東北を蝦夷地とよび、征服すべき土地との旗印のもと、征夷大将軍を送ったよね。(本当は、馬とか、金がほしかったんでしょうけど)

:北海道には、アイヌ民族がすんでいたわけだから、きわめて同質とは、言えないのでは?

:そういえば、熊襲と、蝦夷をいい間違えた人もいたよね。

:沿岸部の人って、ホリの深い人が多くない? 外国からやってきた西洋人との混血が進んだ結果じゃないのかしら?

:九州や、沖縄の人は、明らかに、体系や顔つき違うし、「きわめて同質」というのは、その点では、おかしいよね。

:でも、「民族」って、DNAの同じような人種、というのとは違うんじゃない?

:キリシタンとの、混血も、昔にあったんじゃないかしらね。

:戦後は、進駐軍との間の混血は、辛い目にあったんでしょう?

:その意味では、異質なものを排除する風潮は、確かにあって、交際結婚とか、反対する親とか、珍しいものでもみるような目で、混血の子供をみる、ということありそうだよね。


「極めて同質」というのは、「みんなで渡れば怖くない」「周りに合わせてれば、安心」よくいえば「和をもって尊しとなす」、わるく言えば、「出る杭は打たれる」「異人(身体的、精神的にも)は、いつまでも、お客さん」

いろんな反応の仕方があるのだろうが、ネットが世界中を結びつけてる現状でも、(戦後,GHQによる占領があったにせよ)異国の言葉を強制されたことがない。すくなくとも、ずっと、天皇が存在し、政治を行っていたのが、日本人であったということは、異論はないのでは、、、

ローマ帝国、中世ヨーロッパ関係の本を読んでると、国境を越えて、侵略したり、侵略されたり してる。 言葉も、生活のために必要で、母語以外を強制された。そんなことって、日本は、ないよな、、、やっぱり「極めて同質」と、言えない事もないかな、と思うのである。

だからといって、外交ベタのいいわけには、ならないだろうけど。

この発言、何かクレームがついたのかしら?

「見た目」依存の時代、読了

2007-03-01 | ・・・シリーズ、
♪おれた タバコの吸い殻で、、、、爪も染めずにいてくれと、女があとから泣けるよな、、、♪

「化粧なんか、しなくてもいいよ。エプロン姿がよく似合うね。etc...」

そんな言葉にホロリとする女心。 歌謡曲によくあるセリフ。

この本を読んで、そうか、と、得心。

身体加工ビジネス、コスメフリーク,一重まぶたというコンプレックス。自分の目より、世間の目。
(と、本の中から、言葉をピックアップしてみた)

平安時代は、いくら、「ひきめ、かぎばな」が美人だったと言われても、今のトレンドに合わなければ、イヤ。
流行を少しずつ意識的に変えるビジネスに乗って、安心したのも束の間、また、次のイメージが現れて、かくて、お金の余裕のあるものは、高価な商品を買い、もっと手っ取り早い、整形に頼り、自分の本当の姿を否定する。

でも、どこかで、そんなのを、永久に追いかけることに、疲れてストレスを感じてるところに、
「何もいらない、そのままの君で充分素敵だよ」といってくれる異性が現れたら、ホッとする。
自分自身が否定していた私を認めてくれる人がいる。。。。ということなんだろう。

家族を持ちたがるのは、少なくとも、家族の中では、そのままの姿を承認し合えるから、という説を聞いたことがある。

この本は、どういうところに落ち着くのか、ここまで、化粧や整形に否定的な論調でどうするのか、と考えながら読んでいたが、落ち着くところにおちついた。

個性を大事に、老いを受け入れ、その時の自分にふさわしい身体をめざす、「スロー・ビューティー」

「何かを所有し、操りたいと思った瞬間から、その対象物に所有されてしまう」
「目標をもって努力するのは、いいが、努力の内容が自己目的化してしまう」

さらに、目にみえる変化に、達成感をもつようになる。(ボディビル、整形)

だから、変化があきらかな部分に、お金をかけても惜しくない。

ナルホドネ。