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司法書士が書くペット信託ブログ

ハゲタカの動物界最強の免疫力

こんにちは、司法書士・ペット相続士の金城です。

 

動物のドキュメンタリー番組で、ハゲタカが、死んだ動物の腐肉に頭を突っ込んで食べている映像を見ることがありますね。なぜ、完全に腐った肉を食べても大丈夫なのか、不思議に思ったことはないでしょうか?

 

ちなみに、「○○ハゲタカ」という鳥は存在せず、ハゲタカというのはハゲワシを含む頭がハゲた鳥の俗称のようです。

しかし、「○○タカ」という鳥は存在します。

ワシとタカは共にタカ目タカ科に属する鳥で、原則として、体長が比較的大きなものをワシと呼び、中型から小型のものをタカとして区別しているようです。

 

なお、頭がハゲているのは理由があり、腐肉に頭を突っ込んで食べても、頭が病原菌で汚染されないようにするためのようです。頭をハゲさせることにより、太陽光で頭を殺菌するみたいですね。

 

ハゲタカは平気で腐肉を食べますが、もし人間が腐肉を食べたとしたら、食中毒で重態になるどころか、おそらくは食中毒で死ぬはずです。

 

ハゲタカが腐肉を食べても平気なのは、動物界最強ともいわれる免疫力を有するためであると考えられています。

 

ハゲタカの免疫力の秘密のひとつは、どうやら強力な胃酸にあるようです。

人間の胃酸がpH2で弱酸性であるのに対し、ハゲタカの胃酸はpH0.2で強酸性という研究結果があります。人間なら、完全に胃潰瘍になってしまうレベルの胃酸です。

おそらく、強力な胃酸から胃を保護するための強力な胃粘膜をハゲタカは持っているのでしょう。

 

多くの病原菌もタンパク質から構成されているため、ハゲタカは、病原菌を強力な胃酸で殺すことができ、そのため、食中毒にかかることもなく腐肉を食べることができるみたいです。

 

さらに、ハゲタカが腐肉を食べても平気なのには、別の理由もあるようです。

 

ハゲタカの胃や腸などの消化器官には、強力な胃酸をもってしても死滅しない病原菌が発見されているとのことです。

ハゲタカは、病原菌に対抗する免疫耐性システムを持っていて病原菌と共生できるため、腐肉を食べても食中毒にならない、と考えられているようです。

 

参照サイト  https://nazology.net/archives/104467

 

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