les 60 ans

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  (60歳を前にして 日々思うこと つれづれに:改題)
 小型AT二輪免許とその周辺の話

小型AT限定二輪免許の話 (045) 「卒業検定 受験(01)」

2022-09-12 10:23:56 | バイク

 

 藤子F不二雄さんの作品ですきなものは,いまでも「エスパー魔美」と「パーマン」です.前作のヒロインは佐倉魔美さん,後者は星野スミレさんですね.

 星野スミレさんは,「少女スター」としてのかたわらパーマン3号であったわけですが,その変身しているときは自分の本当の気持ちややってみたいことが出来ていました.女の子だってヒーローになれるし男の子だってお姫様になれます.

 1号は須羽ミツ夫くんです,今はもう「くん」づけで彼を呼ぶの年齢になっている自分です.「できないのに頑張っている」ということからスーパー星で修業をすることになりました.「できないのに努力した」からです.

 2号は非常に賢いチンパンジーです.2号は11歳のミツ夫くんと同じ行動ができます.私は1号のように「努力」しなければなりません.

 

 今日は車校の卒業検定試験の日です.

 

 炎の八日間の8日目です.

 前日の天気予報「快晴 暑くなるでしょう」を通り越して,いわゆるピーカンです.不許可になるほどの快晴です.朝の天気予報では,日中の気温は30度をはるかに超える数値を示しています.

 準備は昨日まとめていますが,もう一度確認します.胃にもたれない簡単な食事をとり,衣装を着替えて荷物を持ちます.肩掛けカバンとヘルメット・グローブの入った手提げ袋.妻の「いってらっしゃい.頑張って」の声を聴いて自転車にまたがります.

 数秒走って感じたのは「暑い」 

 さて,ジャケットを脱いで家においていくか.ええいままよ.この暑いなかでもオッサンは「男性はジャケット着用」のドレスコードを守りましょう.私はこれからどこに向かっていくのでしょう?  閻魔大王様のまえ?

 駅まで,自転車でクランク/平均台(一本橋)を数回繰り返します.準備運動です.

 電車内では,バタイダーZさんの「ツキノワ教習所」のクランク一本橋の映像も見ます.

 車校の駅.降りて人の見えないところでまんじゅうを一つ,ゆっくりと食べます.ペットボトルのお茶もゆっくり飲みます.落ち着きましょう.1,2,3...8,9.10.10数えてから強い日差しの中,汗をかきながら脱いだジャケットとカバン2ケもってタクシー乗り場へ.いつも通りの「***の車校へお願いします」

 8:30が開場集合時刻です.そのあと9::00が開始時刻です.私の到着時刻は8:10です.十分の余裕があります.体温.ICカード,予約票,教習原簿の提出.用がなくても個室にしゃがみます. 2個めのまんじゅうを食べる余裕は時間も気持ちもありません.

 8:25に集合場所の教室に入ります.「適性検査」を行った教室でした.ここでわたしは「おまえは運転に向いていない」「法規を守るきがあるのか?」「おちついてさいれば普通の運転者」という宣告をされた教室です.マークシートを塗りつぶせなかった部屋です.すでに20名以上の若い方々が座っています.

 8:30

 技能検定員2名(私はどちらからも教習をうけました)の話です.事故をおこさないように.二輪車の種類による検定の順番(大型二輪MTが最初で,私AT3号は最後です)など全体の話を聞きます.ゼッケンやプロテクター,待機位置などの説明です.

 各クラスごとに検定員の簡単なオリエンテーションがあります.今日の小型AT二輪は私ともう一人30-40歳いくらいの方です.検定員の指示で私があと,すなわち,今日の卒業検定試験のトリです.「美空ひばり:柔:です.勝つと思うな思えば負けよ」)

 最後に検定コースの発表があります.

 

 技能検定員「今日のコースは1コースです.」

 

 緊張が解けます.苦手なほうのコースではありません.悪い要素がひとずつつ消えます.

 須羽ミツ夫くんのように「できないけど頑張る」のです.

 



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