picopandaのブログ

goo簡易ホームページとは違った味わいを出そうと思います。

悪を支援し、犯罪を楽しむ「裁判所」

2010年11月08日 19時24分51秒 | Weblog
千葉県への賠償命令確定=児童養護施設虐待―最高裁(時事通信) - goo ニュース

悪を支援し、犯罪を楽しむ「裁判所」の醜態が又も露出しましたね。

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元園長は在任中の1984年から97年にかけ、女児に食事抜きで24時間正座を命じたり、男児の性器にはさみを当てたりするなどした
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とされているのです。驚くことに、13年間にも亘って、児童相手に諸犯罪を累積し来たっていたのです。

しかも、外で出会った子供に声をかけて引きずり込んだという類型と違い、児童養護施設という、親がいないために、この施設に唯々諾々として従う他にない児童を相手にしているのです。

そして、児童ですから、自分の被ったのが被害であって、損賠請求できるのだとか、刑事告訴できるのだとかいうことすら、余程に時間が経たないと認識できないのではないですか?

それなのに、地裁以来の裁判所は、四名の被害者については、時効が成立しているなどと抜かしていたのです。

11人の請求額が1億1千万ですから、単純計算では、1人あたま一千万ですかね?

日本の裁判所は、損害賠償請求を認めるにしても、決まって、目腐れ金しか認めないことになっています。それは、何よりも、裁判所が行為者となって種々の損害を惹起していることの自覚があるからです。次に、裁判官は、損害を加える方に感情移入するのを常としていますから、被害者の声などを聞く耳さえ持たない場合がほとんどです。あとは、過失相殺だけは、法匪的思考に耽りつつ、莫大に認めるのを常としていますから、仮に認められるにしても、目腐れ金にしかならないのですね。

原告側訴訟代理人は、多分に、そうした事情を勘案して、極めて《atomistic》に主張・立証していこうとして計算した結果、1人一千万円に辿り着いたのでしょう。そして、被害者は皆、《duress》の下に置かれていたのですから、立証責任は全て加害者側に転嫁すべき事案だったのです。そうであれば、満額認容しかなかったのではないですか?そうであっても、被害者側に満足(=原状回復;普通に親元で成長したら今あるであろう状況に到ること)をもたらすには足りなかったはずです。

十数年に亘る辛苦を償うに余りに不足する認容額ですね。

加害者が被害者を完全に制圧している下で為された犯罪であるから、被害者に賠償請求を認めるべきではない!とするのが日本の裁判所なのです。あくまでも加害者を支援せよ!これが最高裁の指令なのです。

チャイルドポルノの帝王が組織的に傷害行為を累積した被害者を相手に請求すると、皇太子暗殺計画の点でチャイルドポルノの帝王と共謀関係にある者を裁判官にあてがい、総力を挙げて被害者側の裁判準備を妨害しつつ、民訴費用法を無視して訴状の審査も行わず、《notice》もなければ《hearing》もないままに、電撃的に強盗行為(執行)に突っ走ったのを、「よくやった!」と賞賛しているのが最高裁です。

日本は、種々の犯罪組織が、暴力のみを手段として、恣意的な支配を展開している情勢にあります。それ即ち、ボダンの提起した主権もなければ、イェリネックのいう団体的単一体としての国家もありません。従って、領土権さえないのです。

この点は、第一小法廷が、近日中に再確認すると思われます。


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