picopandaのブログ

goo簡易ホームページとは違った味わいを出そうと思います。

言論弾圧の嵐が吹き荒れるか?

2011年09月01日 08時35分09秒 | Weblog
原発問題に係って、ネット上での発言を監視する機構が出来ているそうですね。

しかし、原発問題は、東電どころか、政府でさえも統御し切れていない問題です。そうであれば、いろんな議論が噴出した方が、真の解決に近づくことになるのではないでしょうか?

表現の自由が極めて重要なのは、甲論・乙駁のやり取りを進めていくことから、一歩一歩真理に近づいていける点にあります。(表現の自由の価値については、他の観点もあり得ますが、ここでは省略してよいでしょう。)

原発問題のように、真相はどうなっているのかさえも不明であるような問題の場合には、この観点が極めて重要になるのです。

実相は不明であるが、重大犯罪であるような場合も、同様に対処すべきでしょう。

地震などのように、極めて重大な損害を広く社会に及ぼすのに、何時・どこで・どう起こるかが余り分かっていない問題も同様に対処すべきでしょう。

ところが、こうした考えに真っ向から対抗する意見があります。全ての問題に係って、政府側の公式見解のみが正しいのであって、それ以外の言論は排除しなければならない、とするものであります。

原発問題の場合には、特にこの意見が強力な磁場を構成しているように思われます。

実相不明の重大犯罪の場合、単独犯としか思われない事件の場合には、本来、捜査さえ為されれば、早くに真相が解明されるはずのものです。しかし、組織犯罪の場合には、そう簡単には実相は見えてきません。だからこそ、あれこれの意見が噴出する方が望ましいのです。

地震の場合、狼少年みたいな言論には問題があると思われそうですが、一応の根拠を示して為す言論の場合には、参考意見ぐらいにはなるのではないでしょうか?むしろ、政府見解以外を排除するとして置いて、その政府見解が大ハズレであった場合に生じる大損害を想起すれば、あれこれの意見表明があった方が望ましい、と言うべきでしょう。

最低裁が、ネット上での発言に対して厳しい姿勢で臨むことを宣言して以来、プロバイダーを先頭に、言論弾圧の嵐が吹き荒れつつあるようです。

おやっさんには、livedoorにでも移転して置いた方が良くはないかい?と言っておいたのですが…。

おやっさんがニフティとやり取りした経過を踏まえると、おやっさんにぶがあると思えるのですが。

まあ、おやっさんが、自分のブログかこちらの方に事象経過を発表すると思いますので、皆さんでご検討下さいね。

早速にも、こちらのブログにも、ポルノサイトへのトラバが来ていました。相手方[の手先]でしょうね。