配車サービスの利用方法に興味がありました。
世界ではタクシーの配車サービスに利用しているアプリ「Uber」をスマートフォンにダウンロードして利用しているそうです。スマートフォンがない方は専用ダイヤルに連絡して担当者がアプリを使うそうです。
ボランティアの運転手にガソリン代以外の経費を払えないかと質問しましたら、タクシーの規制を変えないとだめだそうです。
実証実験では、5年間で利用件数2,046件、走行距離27,018kmで一回当たり平均13kmでした。1,600人の町でおよそ1日1件だったそうです。
ボランティアの運転手は16名いらっしゃるそうです。将来は高齢者だけでなく、外国人観光客や習い事をする子供たちにも利用できるように考えている様です。
足利市でもライドシェアの導入は可能だと思います。
タクシーのない地域で利用者の負担をお願いし、ボランティアの運転手にも少し利益が出る仕組みができればと思います。
中頓別町では、システム利用料と送迎で160円、1kmあたり17.53円です。10kmで手数料を含め400円の料金になります。
車の走行距離が年間5,000kmだとすると1日13.6kmです。車の所有者の維持費は車の車種によりますが、車代、ガソリン代、車検代、メンテナンス費などで一か月あたり約2万円から3万円です。
月400kmの走行距離だと1kmあたり約62円かかっています。10kmで約620円になります。中頓別町より経費はかかっています。
相乗りができれば利用者はもっと安くなりますし、高齢者の皆さんは1日5kmぐらいしか運転していないと思います。
市がどのくらい負担できるかにより、利用料金とボランティアの運転手への支払いが変わると思います。
運転免許の自主返納が増加し、車を運転できない交通弱者が増える傾向にある中で、現状の路線バスだけで通院や買物をすることは困難といえます。
全国にはライドシェアサービスを実証実験している地域がありますが、本市もその利便性を研究して、導入されることを期待します。
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