荻原 久雄   おぎわら ひさお

足利に元気を
  そして新しい未来へ

足利市議会議員

函館市 「はこだてフィルムコミッション」

2014年02月09日 | 日記

 今回は、函館まで電車できた。両毛線、東北新幹線、そして津軽線 江差線を乗り継いで約6時間、途中、八戸、弘前を視察したので、電車にした。東京からなら、東北新幹線で3時間、さらに函館まで2時間、計5時間で行ける。函館まで新幹線が2015年に開通する。最短4時間で行ける。飛行機の煩わしさ、運賃、時間調整、途中下車を考えると北海道も新幹線で行くことになると思う。北海道、東北の人を足利に誘客することも可能になる。

 「映像のまち」を推進する足利市として、先進都市である函館市は、はこだてフィルムコミッションを平成15年に設立している。その経過、運営、メリットをお伺いした。「はこだてフィルムコミッション」は、函館商工会議所、函館国際コンベンション協会、函館青年会議所、函館文化スポーツ振興財団で構成されている。ロケ地情報の提供、ロケハンにスタッフ同行、許認可申請の協力、宿泊施設や関連業者の紹介、エキストラの手配などを支援している。市役所担当は、設立以来、昨年までずっと同じ人間がひとりで運営していた。波及効果は数字ではあらわせないが、PR効果はあるとのことである。ただ、観光地としてのネームバリューは足利市と比較にならない。また、函館市を題材にした、映画、ドラマ、テレビ撮影は頻繁に行われている。おもてなしとして市民が観光地として慣れているように感じた。余談だが、帰りに函館市民に人気のある、小さな駅に近いラーメン屋を紹介し、送ってくれた。帰りの時間を考慮しての完璧なおもてなしだと思う。

 足利市の「映像のまち」構想は、東京から近く、日帰り可能でロケ地セットを提供し、スタジオ撮影もする。という、今までのフィルムコミッションとはちょっと意味合いが違う。映像関係のすべてを提供し、そのサービスをしようというものである。そしてそれを、民間活力でビジネスにつなげようと言うことである。観光だけでなく、産業として発展させようと考えている。

 日本フィルムコミッション協会という団体もある。そういう団体を巻き込んで、コントロールタワーとして支援できればと思う。他のフィルムコミッションも視察して更に調査したい。

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「弘前感交推進劇場」

2014年02月07日 | 日記

 弘前で思い浮かべるのは、弘前城とその周辺の桜、残念ながら2月桜は咲いておらずその代わり、大雪が迎えてくれた。

 政府は新成長戦略の一つとして、観光立国の推進を位置づけ、2020年はじめまでに2,500万人、将来的には3,000万人を目標に海外からのインバウンド施策を重視した観光振興に取り組むことにしています。高速道路、新幹線、航空機利用の総合的な視野が求められています。その中で「弘前市アクションプラン2010」の1つで東北新幹線青森駅開業と弘前城築城400年を絶好の機会と捉え実効性のある観光施策を展開することにした。

 観光客が魅力に感じるのは、そこに暮らす人々の生活文化そのもの、特に外国人にとっては非日常であり、特に津軽地域に残る文化は観光資源になると思う。そしてそれを体験し、ふれあい、「弘前感交推進劇場」として感動と交流をしてもらうというのがコンセプトである。「りんごの木の下でりんごの花見を楽しむ」、「岩木山八合目からの夕日の眺め」、「カクテルの街弘前」、とネーミングに工夫が見られる。

 東北新幹線青森駅から、30分と決して交通の便が良いわけではなく、足利と似ているところがある。海外に行って見てみたいのは、その地域の生活、そこのお祭、東京のような街は世界中どこにでもある。そしてそこに住んでいる住民からのおもてなしだと思う。

 「映像の街」として足利市も観光を掘り起こしていこうと施策を練っている。映像でPRし、それから、どういう体験を足利市でしていただくか、普段私たちが当たり前のように行っていることが、観光の資源になるのだと思う。東北の地域から、観光のヒントがたくさんあるように感じる。

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八戸市 「中心市街地活性化」「八戸ポータルミュージアムの整備」

2014年02月06日 | 日記

 通称「はっち」八戸ポータルミュージアムを視察した。

 八戸市は八戸城を中心に形成された城下町であり、歴史と文化の息づく街として、古くから活況を呈する町並みが発達してきた。しかしながら、中心市街地は空洞化や商業機能の低下が懸念されていた。その再生のために、中心地に八戸市市街地地域観光流施設として整備が行われた。

 「はっち」は八角形の中庭を中心に、八戸の特徴である路地、横丁のような回廊、広場の空間があり、八戸市の魅力を再発見しながら、観覧や活動、ショッピング、飲食、休憩が楽しめる立体的なまちとして作られている。

 2011年開館し、2013年には来場者数200万人を達成している。子供から高齢者まで屋内で楽しめるのが特徴だと思う。視察した日は2月と寒い時期であったが、たくさんの人が思い思いにくつろいだり、商談したり、本を読んだりしていた。足利市にもこういう施設があったらと羨ましく思った。また、歩いて2~3分の距離の横丁には、席数20席ぐらいの居酒屋がたくさんあり、観光客にはうれしい、楽しいスポットである。東北新幹線が開通し、まもなく、函館まで完成する。今回新幹線で行ったが飛行機より便利で短時間で、安く、道南とともに誘客にプラスになるだろうと思う。

 その逆に、足利市としては、この地域からの観光客を誘致することができると思う。まだ、訪問したことがない人がたくさんいるのではないかと推察する。また、交通網の発達で、足利市は変わらなくとも、新しく新幹線が開通した地域との交流は足利市が発展する一助になる、是非、PRしていきたいと思う。

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