取り憑かれている
という 評判である
週末は 自分でも
呆れるぐらい 大忙しで
製作している
胡粉まで たどり着くと
完成した人形を みたい
すぐ みたい
ただ それだけなのだ
完成すると もっとゆっくり
仕上げれば良かった と 毎度の 反省なのだ
判っているが この欲求は 停まってくれないのだ
今回は 鎌倉H婦人に 仕上げ秘技を 教えてもらったのだ
挑戦 してみた
H婦人の言っていたことは なんとなく判った
石橋は 五里霧中で 作業した為に どうも 半端な感じがする
お化粧までしてみて どこまで たどり着けるのか 見てみる
秘技といっても 秘密ではない エコール・ド・シモン以外の人は
この仕上げ方は していないので 聞いても 無駄なだけなのだ
こんなに 大変な仕上げを 開発してしまうH婦人の
情熱と努力に 脱帽である
それにしても 石橋のオオザッパな 仕上げぶりは
「偶然」 を飛び越え 「奇跡」 を望む だな
奇跡の人形 呆れて笑うしかない 人形も笑っている
眠れぬ夜 眠らぬ夜・・・
夢の中 霧の中・・・
闇に 雲 ・・・