今日は風が強く吹いていたけれど、歩いてヨガに行ってきました。空を見ながら歩いていたら、
大きなシロナガスクジラが浮かんでいたので、デジカメで撮ってみました。大きすぎて全体は画面に入らなかった。
青空を泳いでる木曜のヨガは経験の長い人用のクラスなので少しハードですが、新しいポーズも教えてもらえるので新鮮で、楽しいのです。ヨガが終わったあとはいい気分。帰りもぶらぶら写真を撮りながら歩いてきました。
葉を落とした木もうつくしい午後は年賀状の版画を彫ったり刷ったり。試行錯誤の段階で、色を決めたりするのに意外と時間がかかります。やり始めると根を詰める性格なので、ボチボチ進めないと。
色の分だけ版がいるので、まだまだ彫らないと夫が早く帰って、いつもより早い夕ご飯をとっていたら、妹から電話がきました。「大変なことが起きた。」と言うので、数秒のうちに「大変なこと」をガーッと思い浮かべて、ココロの準備をしたところ、「吉祥寺のバンビが閉店になった」と言うのです。30数年前、東京でひとり暮らしをしていたときに、当時、短大生だった妹と吉祥寺の「バンビ」という洋食屋さんに行きました。小さいけれど趣のある洋館の老舗の洋食屋さん「バンビ」で、ロールキャベツとババロアを食べたことは、当時のわたしたち姉妹にとっては、特別なおしゃれな出来事だったのです。愛知の田舎の短大に行っていた妹は、東京といえば「バンビ」を思い出すぐらい、そのときのことが印象深かったようで、たびたび話題にあげていました。
ババロア これこれ3年前、妹と東京で会ったときに、「バンビに行ってみよう」という話になり、懐かしの吉祥寺に
向かいました。記憶をたどって行ってみると店名は「シャポールージュ」に変わっていましたが、外観は当時のままのお店がありました。せっかくなので入ってみました。メニューも内装も「バンビ」です。ロールキャベツとババロアを食べて、30数年前の特別な時間を追体験したのでした。
画像お借りしました毎日仕事で忙しい妹は、また、東京に行ったときに「バンビ」で同じ料理を食べるのをココロの支え（！）にしていたようで、お店がなくなったことがすごくショックなようでした。東京で貧乏ぐらしをしていた30年前のわたしだけれど、妹を喜ばせようと、おしゃれな吉祥寺の洋食屋さんに連れて行ってあげて、がんばってたんだな。そんな思い出のお店がなくなって、わたしもジワジワ悲しい。電話では、一緒に「ショックー！」と同調してあげられなくて（もっと大変なことを想像し過ぎたから）申し訳なかったな。
★昨日は、夫が画像をなりすまし投稿したみたい。まったく、もう！
