なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

初夏と言っていいでしょう

2023-05-16 17:01:35 | 日記
ブログをお休みしている間にすっかり初夏の陽気になりました。プリペットの花が咲きだして、わたしが会いたかったアオスジアゲハもやってきています。カーポートの屋根に這わせたトケイソウも咲いたので、これはもう夏の始まりでしょう。


ゴールデンウイークはだいたい庭しごとということが多かったのですが、日帰りのお出かけが二度ありました。
一度目は5月3日に尾鷲の一箱古本市へ。土井見世邸の大きな樹々が繁るお庭で開かれました。きびしい尾鷲の陽ざしを覚悟して、大きな夏帽子と日傘を携えて向かったのですが、木漏れ陽がちらちらするステキな会場でした。古本市にこれ以上ぴったりなところはないぐらい。


出店者さんたちもゆったりとお客さんとの会話を楽しんでいます。フリマなどとはまったく違い、自分の好きな本をご紹介したいという思いのようです。ただただ心地よい時間を皆で共有している雰囲気でした。
わたしは絵本にしぼって本をさがしていましたが、出遅れたせいか欲しい絵本と出会えなかったので、「かがくのとも」と「こどものとも」を三冊買いました。


店主さんの小学生の娘さんが作ったというしおりをおまけで一枚いただけるということなので、お月見のおだんごのしおりを選びました。アオスジアゲハの生態がわかる本が一番うれしかった。
尾鷲の甘夏をしぼったジュースを飲んでビタミンCを補給できたし、とても満足。


次のお出かけは6日に伺った飯高の香肌窯です。山の中にあるこちらの工房は、この季節、青葉若葉でとても美しいのです。今までに何度か伺っていて、作品がステキなのはもちろんですが、とにかく工房の佇まいやお庭の様子がとても好きだったので、夫に頼んで連れて行ってもらいました。


玄関はこんな感じ。森のなかのすこし暗い玄関前に白いバラが明るい光を集めています。


工房からつながるお庭を見せていただきました。あら、これはコウホネ。写真では見たことがありますが実物は初めてです。感激です。感激する理由があるのですが…。


見たこともないお花。わたしの知らないたくさんの山野草が自然な様子で植えられています。家に帰ってから夫が野草図鑑を一頁目からめくって、その名がわかりました。二人静というようです。


ミヤコワスレ。白とピンクもありました。とても可憐です。


こちらは作家さんご夫妻の作品とはちょっと雰囲気が違います。でもお庭に味わい深い空間を提供しています。


作品には草花や動物のモチーフが描かれています。絵付けは奥様の手によるものということ。
わたしはこちらのペーパーウエイトを買いました。かわいらしいでしょ。お習字に持って行って、本の頁を抑えるのに使おうかな。

そうそう、ゴールデンウイーク前に完成させた図書の壁面ディスプレイをご紹介させてください。「おやゆび姫」です。スイレンの葉の上に乗りもんしろちょうに引っ張ってもらって、ヒキガエルの親子のところから脱出するシーンです。魚たちもスイレンの茎をちぎってレスキューのお手伝い。


ここにコウホネが咲いているのですよ。図書館で借りてきた絵本(洋書)にはこのコウホネらしき花が咲いていたのです。それを参考にして黄色い丸い花のコウホネを作ったのです。
そう、香肌窯さんで偶然このコウホネに出会ってとても感激したのはそういう訳なのでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。