あまり高校野球は見ないのですが(プロ野球はまったく見ない)、今朝は盛岡大付属が済美と試合していて、つい故郷の岩手の応援をしたのでした。北のコたちは、まず甲子園の暑さにまいってしまって負けちゃうよなぁと常々思っていたところ、この夏は顔を真っ赤にしながらずいぶん頑張っています。延長の末、ぼんぼん打って5点も点が入り、勝ってベストエイトに。東北の皆さんが喜んでいるなぁ。
盛岡のゴーフル 石割桜
岩手の旅を終え、休む暇もなく大阪へ行き、やっと帰ってきてやれやれ…と思っていたら、昨日から夫の弟くんが来て一泊していきました。ウチは、いつでもだれでもウェルカムといった、美しく整った家ではない(というかハチャメチャ)ので、弟くんが来ると聞いたときは「ひぇー、それはないよ」と思いました。普段のずぼらを棚に上げて、夫に文句を言い続けました。「なんで、突然」とか、「疲れてるのに」とか。それでも、断るわけにもいかないので、一昨日と昨日の二日かけて、この暑さのなか大掃除を決行。大汗かきながら、床拭きやらだしっぱなしの書類の整理など、無我夢中で取り組みました。熱中症になるかと思ったよぉ。
そんなわたしをしり目に、夫はなぜか、ホームセンターで金魚やメダカを買ってきて、庭の鉢に入れ、あとは草取りをしています。今、それをするのだね…。脱力。
どうにか体裁を整え、弟くんを迎えることができました。こんなに慌てるのなら普段からきちんとしておけばいいものを。ゆうべは、聞いたこともない恐ろしい弟くんのいびきと、それに波長を合わせたような夫のいびきの二重奏で眠れませんでした。朝からヨレヨレでしたが、今はいろんなことからやっと解放された気分。夫の借りてきた、村上春樹さんの「騎士団長殺し」の続きを読んで、すこしお昼寝しようと思います。
うつらうつら ユラユラ
……と書いて、本当に一時間ほどお昼寝をしてすこし復活。うとうとしてはわずかに目を覚まし、窓の外の緑がまぶたの裏いっぱいに広がると、またうとうとという繰り返し。ウチのお掃除で書けなかった旅の続きを書かないと。
岩手への旅3日目
鳴子の朝は雨でした。本当は川渡温泉からにぎやかな鳴子温泉街へ行き、栗餅食べたり、こけしを見たりしたかったのですが、車でちょっと街の中を走ってみただけで、もう古川方向に向かい帰路をたどることにしました。なんといってもこの日は古川から松本まで走らなければなりません。ルート検索では7時間弱と出ましたが、実際は8時間はかかるでしょう。妹を古川の駅まで送り、お別れ。また一年は合うことができません。一年に一度会うだけなんて、織姫と彦星みたいです。
三重の方には台風五号が向かってきているという情報のなか、東北道を突っ走り、群馬を抜けて長野に入ったのでした。途中(富岡あたり?)見たこともないような形の山のシルエットが雨雲の向こうに見えたりしましたが、とにかく目的地を目指してビュンビュン走ります。ビュンビュンと言っても、ウチのご老体HRVは上り坂になると、ウーンウーンとうなるのです。昨年、八ヶ岳のあたりで焦げ臭いにおいがしたこともあったなぁ、なんていう記憶も頭をかすめて、人も車も疲れがピーク、というときにやっと松本に到着しました。とにかく夕方までに無事着いてよかった。
松本は憧れの町でした。二十代のとき、夫と来たことがあるのですが、そのときのことはほとんど印象にありません。若い頃は松本の良さがわからなかったんだと思います。最近になって、マガジンハウスとか暮らしの手帖とかで特集されたり、いしいしんじさんが何年か暮らしていて、それをエッセイで読んだりして行ってみたいと思うようになったのです。特に民芸家具やレトロなお菓子に興味をひかれていました。松本といえば、いつも取り上げられるホテル、花月さんにも憧れていました。憧れているけれど、縁のないホテルという認識でした。でも、そこに今回は泊まるのです。いつもビジネスホテルなのに、すごいゾ。
ウチの車にはナビがないので、夫が前夜、持って行ったパソコンで調べて頭の中に入れておいた地図を頼りに(スマホもないのよ)ホテル花月さんを探します。ありました、な、なんかとても素敵じゃない?
夫が短パンでおまけに首にタオルを巻いていて、このままフロントに行くのは、あまりにもはばかられます。とりあえず、タオルははずしてもらい、サンダルもスニーカーに履き替えてもらって、いざチエックイン。
今回はお部屋おまかせで直前割引だったので、お手頃価格で泊まれることになっていたのですが、なんと部屋が空いていたということで、アップグレードのデラックスツイン!になりました。嬉しいけど、根がビビりの庶民派なのでコワイ……。
民芸家具もあるー
詳しくはまた、次回書きますね。
☆昨日の記事でした。今日は久しぶりの普通の日曜日、疲れがジワジワ出てきたぞ。
盛岡のゴーフル 石割桜
岩手の旅を終え、休む暇もなく大阪へ行き、やっと帰ってきてやれやれ…と思っていたら、昨日から夫の弟くんが来て一泊していきました。ウチは、いつでもだれでもウェルカムといった、美しく整った家ではない(というかハチャメチャ)ので、弟くんが来ると聞いたときは「ひぇー、それはないよ」と思いました。普段のずぼらを棚に上げて、夫に文句を言い続けました。「なんで、突然」とか、「疲れてるのに」とか。それでも、断るわけにもいかないので、一昨日と昨日の二日かけて、この暑さのなか大掃除を決行。大汗かきながら、床拭きやらだしっぱなしの書類の整理など、無我夢中で取り組みました。熱中症になるかと思ったよぉ。
そんなわたしをしり目に、夫はなぜか、ホームセンターで金魚やメダカを買ってきて、庭の鉢に入れ、あとは草取りをしています。今、それをするのだね…。脱力。
どうにか体裁を整え、弟くんを迎えることができました。こんなに慌てるのなら普段からきちんとしておけばいいものを。ゆうべは、聞いたこともない恐ろしい弟くんのいびきと、それに波長を合わせたような夫のいびきの二重奏で眠れませんでした。朝からヨレヨレでしたが、今はいろんなことからやっと解放された気分。夫の借りてきた、村上春樹さんの「騎士団長殺し」の続きを読んで、すこしお昼寝しようと思います。
うつらうつら ユラユラ
……と書いて、本当に一時間ほどお昼寝をしてすこし復活。うとうとしてはわずかに目を覚まし、窓の外の緑がまぶたの裏いっぱいに広がると、またうとうとという繰り返し。ウチのお掃除で書けなかった旅の続きを書かないと。
岩手への旅3日目
鳴子の朝は雨でした。本当は川渡温泉からにぎやかな鳴子温泉街へ行き、栗餅食べたり、こけしを見たりしたかったのですが、車でちょっと街の中を走ってみただけで、もう古川方向に向かい帰路をたどることにしました。なんといってもこの日は古川から松本まで走らなければなりません。ルート検索では7時間弱と出ましたが、実際は8時間はかかるでしょう。妹を古川の駅まで送り、お別れ。また一年は合うことができません。一年に一度会うだけなんて、織姫と彦星みたいです。
三重の方には台風五号が向かってきているという情報のなか、東北道を突っ走り、群馬を抜けて長野に入ったのでした。途中(富岡あたり?)見たこともないような形の山のシルエットが雨雲の向こうに見えたりしましたが、とにかく目的地を目指してビュンビュン走ります。ビュンビュンと言っても、ウチのご老体HRVは上り坂になると、ウーンウーンとうなるのです。昨年、八ヶ岳のあたりで焦げ臭いにおいがしたこともあったなぁ、なんていう記憶も頭をかすめて、人も車も疲れがピーク、というときにやっと松本に到着しました。とにかく夕方までに無事着いてよかった。
松本は憧れの町でした。二十代のとき、夫と来たことがあるのですが、そのときのことはほとんど印象にありません。若い頃は松本の良さがわからなかったんだと思います。最近になって、マガジンハウスとか暮らしの手帖とかで特集されたり、いしいしんじさんが何年か暮らしていて、それをエッセイで読んだりして行ってみたいと思うようになったのです。特に民芸家具やレトロなお菓子に興味をひかれていました。松本といえば、いつも取り上げられるホテル、花月さんにも憧れていました。憧れているけれど、縁のないホテルという認識でした。でも、そこに今回は泊まるのです。いつもビジネスホテルなのに、すごいゾ。
ウチの車にはナビがないので、夫が前夜、持って行ったパソコンで調べて頭の中に入れておいた地図を頼りに(スマホもないのよ)ホテル花月さんを探します。ありました、な、なんかとても素敵じゃない?
夫が短パンでおまけに首にタオルを巻いていて、このままフロントに行くのは、あまりにもはばかられます。とりあえず、タオルははずしてもらい、サンダルもスニーカーに履き替えてもらって、いざチエックイン。
今回はお部屋おまかせで直前割引だったので、お手頃価格で泊まれることになっていたのですが、なんと部屋が空いていたということで、アップグレードのデラックスツイン!になりました。嬉しいけど、根がビビりの庶民派なのでコワイ……。
民芸家具もあるー
詳しくはまた、次回書きますね。
☆昨日の記事でした。今日は久しぶりの普通の日曜日、疲れがジワジワ出てきたぞ。