なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

流れていく 風のリボン

2018-02-26 15:43:18 | 日記
平昌オリンピックが終わって、それを待っていたかのように春がきたみたいです。雲ひとつない青空。遠くの山々は霞み、風もやわらか。花粉は気になるけれど、45分ぐらい散歩してきました。

 あの山は…

   帰ってきて、庭の花たちに水をやり、チューリップやスノードロップなどの球根から緑の葉ががむくむくと土をもちあげている様子を確認しました。こんなとき決まって頭のなかには、「春よ春よとかけていったーよー」のフレーズが流れるのです。たしか、「七色の谷をこえて、流れていく風のリボン。輪になって、輪になってかけていったよ。春よ春よとかけていったよ。」という歌でした。昔々の中学生時代に習った歌が、自然に出てくるなんて。(ちなみに江間章子さん作詞、團伊玖磨さん作曲の「花の街」という曲でした。)

   ウチの梅もこれで満開

   昨日は、お気に入りの勢和村(現多気町)の図書館で、廃棄本がいただけるリサイクルフェアがあったので、夫といそいそと出かけて行きました。こちらの図書館は図書館界(?)では有名な魅力ある図書館で、わたしにとっても、そこに行けばなにかいいことに出会えると思えるような特別な場所になっています。
   今年は、人気の雑誌は冊数が限られているけれど、全部でひとり20冊までいただいていいとのことでした。昨年はほとんど雑誌であまり収穫がなかったのですが、今年はいろいろあってワクワクします。とりあえず気になるものを抱きかかえていくのですが、初めに美術書から手に取ったのは作戦失敗でした。グランマモーゼスの作品集や印象派の本は重い!それでも、目をこらして端から端まで見ていきました。夫は普段から古本市で鍛えているので、自分に必要なものを厳選している様子です。
   けっこう他の人より長い時間をかけて選んで、わたしは美術や絵本系、パーマカルチャーの専門書みたいなものもあって、全部で14冊いただきました。夫も10数冊選びましたが、そのなかに池内紀さんの本が3冊もありました。

 わたしは、このようなラインナップ

   下の方にある赤い表紙の「蕗谷虹児イラスト集」をパラパラとめくると、どこかで(小学校の図書館かなぁ)見たことがあるような素敵なイラストがたくさん載っていました。

 左 人魚姫

 左 雪の女王  右 白鳥の王子

白鳥の王子!わたしが持っていたアンデルセンの童話で、一番好きだったお話です。わたしの本の挿絵とは違っているけれど、これを見ただけで、物語の場面がすぐ思い出せる。
 
   選んでいる時間がとても楽しく、充実した時間でした。勢和図書館さんありがとう。帰りに勢和村の和菓子屋さん「弘喜堂」さんの桜餅を買って帰ってきました。ゲットした本は少しずつ読んでいきましょう。

 桜餅 弘喜堂さんはしそ餅が有名

   春は凍っていた脳細胞がほどけて、眠っていた昔々の記憶が雪解け水のようにしみだしてくるのかな。記憶の断片が、流れていくー 風のリーボーン―。

 ★ついでに思い出したこと。中学時代の親友の名前が「春代ちゃん」で、音楽でこの「花の街」を歌うとき「春よ春よ」のところで、みんながクスクス笑いになった。わたしは親友としてなにか言ってあげたんだろうか…?どうだったかな?

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