早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

オールスター

2023-07-20 05:26:24 | 日記

 日本でもきのう、やってたね。小さいころからけっこうワクワクしながら見ていた。江川の8連続三振や新人同士だった松坂と上原の投げ合いとか記憶に残っているね。けど、近年はあまり面白く感じなくなった。

 なんでかな。いい選手が大リーグに行ったから? そればかりだろうか。ほかの競技でもそうだが、ずっと前から試合を前に「楽しみたい」と言ってはばからない選手が増えたが、それは「万人受けの良さ」を知ってて、これを言えばインタを早く終わらせられるという面倒くささ回避もあるのだろう。

 きのうの試合もテレビで一部しか見ていないが、ニヤついている選手が多かった気がする。投手で何人か、持ち球だけ投げる選手などがいたが、それはそれで真剣勝負だと好感だった。オールスターとはいえ、それは選手の楽しみのためにあるのではなくファンに見せているんだという意識が薄くなっている気がする。

 もうひとつ、オールスターに限らんが、ランナーいなくてもセットポジションから投げる投手が増えたね。きのうの佐々木や田中を含めて。科学的な研究の結果なんだかね。一方で、大きく振りかぶって投げていた和田穀にすごく爽快な気持ちがした。すべて速球だって。42歳で球速も知れていようが、3人を抑えた。意味があるのかないのか、本格的に野球をしたことないオレにはわからんが、投球フォームは見ている側としては、投手の見せどころ、注目を一点に集める、いわば見栄を張るシーンとして凝視したものだった。