2016年2月6日になりました。
つる姫、59回目の誕生日を迎えました
そしてお待たせしました、じゃじゃーん!
ついにつる姫の本の発行日です
表紙 と帯のおもて
アハハーちょうど左のプロフィールの写真とかぶってますね。
しばらく前からこの写真にしていたのですが、きづきました?
タイトルは「黎明の星」(れいめいのほし)
因みに表紙の意味不明な絵は自作です(汗)
若干見覚えがあるかと・・・。
写真は息子のお嫁さんに撮ってもらいました。彼女は「スマイルフォトグラファー」
おもにポートレート、人の笑顔の写真を撮っている子です。
恥ずかしながらペンネームはつる姫ではなく「燈妃」と言いますが
これはどう読むのか、どんな思いが込められているのか読んでくださった方にはわかります。
中身はすべて文章です。お年頃の方のためになるべく大きな字にしたつもりですが
限界があるのでご了承ください(笑)
裏表紙 と帯の裏
以前触れましたがこの帯にあるように、本の売り上げの一部は犬猫救済に寄付させていただきます。
その詳細も中身をごらんなってください。
この事は執筆中に後付けで考え付いたことで、なるべく多くの人に読んでもらいたくて
利益はほとんど出ない価格設定にしてあるので、大した金額にはならないと思いますが、
金額の大小ではなく、愛犬が残してくれた想いを無駄にしないため
敢えてこのように帯に記しました。これから先につなげるきっかけと考えています。
支援先などが決まりましたら報告させていただきます。
内容は、30歳になる前からの私の自叙伝です。
・バブルとマイケルとわたし バブル期のあやしい不動産屋で働いていた時のお話
・星の旅人 不動産屋をやめて、アメリカに語学留学した時の50のエピソード
恐怖体験、武勇伝、30女の甘酸っぱい恋・・
・黎明の星 病気発覚から、出版に至るまでの想い
の3編ですが、最後の「黎明の星」は、「あとがき」代わりのような内容になっています。
先行予約してくださった皆様はすでにお読みいただいているかと存じますが
よろしければ、レビューなどを書いていただければ、嬉しいです。
因みにこれまでいただいた感想などを少し書いておきます。
「火花よりも面白い!」
「理不尽さに目を閉じ、不合理さに怒りを抑え、ただひたすら将来への布石準備をし続けた
つる姫さんに敬意でした」
「俺の夢はなんだったんだろうと、昔を思い出している」
など等。
読んでみたいなと思われた方はメールください。
書店におけるほどの余裕はないので、口コミしかありません。
*を@に変えて、住所氏名冊数を書いてお送りください。
サインの希望の有無も書いてくださいね。まだ手が震えますが、頑張って書きます。
1500円+税で1620円、荷造り送料が二冊まで200円になります。
因みに先日紹介した息子の本も、私の方でも受け付けております。
そちらは税込み1745円で、私のと二冊ですと送料はそのまま200円で大丈夫です。
母子ともどもよろしくお願いします。
振込先などは、メールにて。
また今日はもう一つご報告があります。
昨日、手術を受けた病院に術後一年の健診に行ってきました。
本当は年明けすぐに行かないといけなかったのですが、何を言われるのか怖くて
延ばし延ばしになってしまっていました。
でも、避けてても現実は変わらないと腹をくくり、予約したら
たまたま誕生日の前日に予約がとれて、良くも悪くも気持ちにけじめをつけて誕生日が迎えられるな
と思いつつ、病院に向かいました。
心電図、レントゲン、エコー検査を受け、いよいよ診察室に呼ばれました。
「こんにちは~」と私
「つる姫さん・・・卒業しましょうか」と先生。
「え?」私はその言葉の意味を理解できないまま先生の前に座りました。
「もう卒業しましょう!」
「つまり、その・・・もう大丈夫って事ですか?」
「そうです。もうなんでもやってください」 まあ結構いろいろやっちゃってるけど・・とつるの心の声(汗)
その瞬間は嬉しいというより、拍子抜けした、という感覚でした。
「体調が悪い日はあるのですが、心臓は大丈夫って事ですか?」
「突然ぽっくり死ぬってことは絶対ないんですか?」
矢継ぎ早に的を射ない質問をする私。
先生は苦笑いしながら、「大丈夫です。もう来なくていいですよ」と言います。
「ええ?半年ごとか一年後とかも来なくていいんですか?」
「何もなかったら、そうですね~二年後でいいでしょう」と先生。
つまり、私の心臓はもう大丈夫なんです。細かく言えば「完璧」とは言えないけど。
不整脈を感じる事も体調が悪い事も、心臓外科的な問題ではなく
今後は循環器内科で対応して行けばよい、という事でした。
今漢方をいただいている循環器内科の先生の事も、飲んでいる漢方の事もお伝えしておきました。
先生は、ピンポイントでぴったりの薬を出してくれるなんて、素晴らしい先生ですね、
と、他院の先生を褒めておられました。これは中々言える事ではないと思います。
そんな思いがけない嬉しい事態に、なんと私は本の事を持ち出しました。
お世話になった先生には寄贈してもよかったのですが、なんと図々しいつる姫、買ってもらいました(爆)
でも実は以前先生にメールでお伝えしてあったのです。一冊買って下さるとの約束でしたから。
帯に書かれた「犬猫支援」という言葉にも反応してくださいました。
先生としっかり握手して診察室を出ると、お会計を済ませ私は病室のある階に向かいました。
ある人に会いたかったのです。
それは、リハビリ担当の女の先生。
彼女とは話が合って、実は去年の秋の「リハビリの旅・奈良の山の辺の道完歩」の事は
入院中に先生と話していたのです。
去年秋にそれを有言実行できた私は、メールで先生に報告しました。
手術から一年も経ってないのに、とホントにびっくりしたそうです。
そしてなんと、私が歩いた一か月後に、先生も山の辺の道に行かれたんですよ!
そんな話をたくさんして、外に出れない時に本を書く事を決めて、出版を叶えたと話すと
私も買いますと言ってくださり、おまけに息子の本まで買って下さいました。
持って行ってなかったので送る事にして、別れを告げようとすると
私の事を入院中の患者さんに話すと言ってくださいました。皆さんの希望になるようにと。
その言葉をいただいて、本当に嬉しかった。
辛い一年は無駄ではなかったんだなって、改めて思いました。
あくまでも図々しい私は、先生を一方的にハグして、お別れしました。
もう二度とお世話にならないって・・・・よい意味での決別の時でした。
夕方からは、素敵な方との夕食
最高のバースデーイブでした。
今日の誕生日は主人は写真旅行でハワイ。娘はオールナイトライブの手伝いで留守。
息子が用事で来るようですが・・・。
早起きして小豆を煮てお赤飯炊いてます。
朝早く出かけてしまう娘にも我がお祝いをシェアです。
去年の誕生日は病院のベッドの上でした。
ありがとう
つる姫