今日の映画は
2020年上映の作品です。
トランスジェンダーの凪沙(草彅剛)と母親の育児放棄によって愛を知らずに孤独に生きてきた一果(服部樹咲)。
養育費を目当てに一果を預かった凪沙だが、徐々に別の感情が湧いてくる・・。
重いテーマです。
生きづらさを抱えて生きて行く人にも、様々な原因があるでしょう。
一応普通の私には、二人の苦しみは想像するしかない。
今は、ジェンダー問題に限らず、障害を持つ方に対しても理解を示し、受け入れる体制が進んでいるようには見えるけど、
そんなに簡単じゃないよね、と思うことで、気持ちをまとめるしかない、切ないラストではありました。
凪沙がなかったら、一果が前に進むこともなかったでしょうし、一果に好きなものがあって才能もあり、そのことで背中を押してくれる人がいたことが、切ないラストに希望をくれます。
賛否はあったようですし、よく調べないと誤解を招くような描写もあったと思うけど、よい映画でした。
どんな映画にも賛否や好き嫌いはあります。
作品は、最優秀作品賞、草薙さんはこの映画で最優秀主演男優賞を、服部さんは新人賞をとられたそうです。
映画の中の凪沙と一果が笑ったシーン、いくつあったでしょうか。
普通でいるって、どういうことなんでしょうね。
今日の言葉
あなたの心が正しいと思うことをしなさい。
どっちにしたって批判されるのだから。
エレノア・ルーズベルト
ほんまやな。
一ヶ月半くらいぶりに描いた絵です。
お正月にお散歩中、カラスと黒猫が視界の同じフレームの中にいて、描きたくなって描き始めてから、せっかくお正月だから縁起物を、と描き加えて行ったら、結局支離滅裂になりました。
万両が余計だった。日本画風に、モノクロに編集してみました。
また描いてみます。今度は八咫烏で。
黒猫は魔除け、八咫烏も縁起ものです。
私にはカラスが描きたい気分の時がありますが、どうも冬場に多いようです。
ご訪問いただきありがとうございます
感謝をこめて
つる姫