☆つる姫の星の燈火☆

#164 小さな灯り

先日、檸檬の実にたまごが産み付けられた写真を載せましたが。

6月8日

昨日6月12日は、 

さらに卵が増えて、孵化した幼虫がいました。

ああ、ローガン大統領!見えませぬか?

レモンの中央、上の方のこげ茶の物体は、孵化して少し経った2ミリほどの幼虫さんです。

ようちゅういしてみてみ。

下の方に写っている物体は、防犯ライトのソーラー充電器です。

 

この様子を観察していた時、一頭のナミアゲハがレモンの木に卵を産み付けにやってきました。

みると、美しかった模様は色あせて、羽はボロボロ、ちぎれたところもあります。

その子が、必死でレモンの葉にお尻をつけて、卵を産み付けていました。

どこをどう旅してきたのか、行動範囲はそんなに広くはないはずですが、たまごから孵化し、脱皮を繰り返し、蛹になって10日以上。

羽化してからはおよそ2~3週間生きるというナミアゲハちゃん。

ボロボロになっていのちをつないだら、どこでどう命を終えるのか。

終えた命は、蟻などの命をつなぐ糧となる。

 

そもそも、庭のレモンの木は、30センチほどの苗木を買ってきて、大きくなったので直植えしたものです。

10年ほど前でしょうか、花もいいけど、食べられるものを植えたらいいと娘に言われたのが、きっかけでした。

ある年に、その木にきみどり色のまるまる太ったあおむしを発見した頃は、植木鉢のままで室内に持ち込み、観察してたものです。

レモンはそのうち1個か2個できるようになりましたが、私にとっては、蝶が優先。今に至る。

さらにさかのぼれば、あおむしなんかをかわいいと思うようになったのは、3才位の息子が虫が大好きだったからでした。

 

そんな昨日は、朝の番組で「一隅を照らす」という言葉を聞きました。

私のプロフィールにも書かれてあるこの言葉。

自分が照らされるのではなく、すべての命が周りを照らす灯りなのです。

そこに生きていることが、小さな灯り。

12年も山に籠って一人で修業した僧侶の話に、深く感銘を受けました。

僧侶は、ステージ4の癌を告知されています。

病も自分の一部と受け止められ、穏やかに生きておられる。いや、壮絶に生きておられるのか。

私にはその境地には立てそうもありません。

色々と御託を並べる自分が、ものすごく恥ずかしくなりました。

 

ボロボロの蝶々さんと、崇高な僧侶の姿に多くを感じた日曜日。

それは天台宗の僧侶ですが、最澄といい空海と言い、まあ素晴らしいお名前だなあということにも、改めて感動いたしました。

 

そんな昨日は、夜中に妙な物音で目覚めましたが、まさかねずみ?

実は以前、入ったことがあるんですよ。都会のくまねずみは、通気口の穴からでも入ることがあるそうです。

部屋への侵入は不可能だと思うので、食べ物がなければ、来なくなるとは思いますが。

それとは関係ないと思うけど、ちょっと具合がいまいち。

病を口実に出来るというラッキーもあるけど、病と共に死ぬまで生きるのは、修行の足りない私には苦痛です。

これが修行なら、下山したいけど、修行の途中での下山は許されないそうですし。

ボロボロになる前に逝きたいものですが。

 

この世の中に自分がいるんじゃなくて、自分の中に世界はあるのだそうです。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ぽんたんさん

いつもありがとうございます。

周りの事に関心を持ったのがスイッチになり、自分を見つめる時間が長くて、いい事が悪い事か。

気づかなかったり、知らなくてもいい事はあると思うのですが^^;

体調が悪いのも自分ですね。
共に生きる覚悟も必要。
難しい兼ね合いです。

ぽんたんさんも、その後、いかがですか?
るるるくんと楽しい一日を♪
ぽんたん
こんばんは、つる姫さん😃

いつもほんとにいろんなことに
関心や気づき、問題意識をお持ちで
そういうのって、意識しないとなかなか
きずいたりしないです。
ホンダさんが何かの本で
牛さんのツノはどこについてるか
わかるかなときかれたはなし、
あったような💦

関心を持たないとすべてそのまま
過ぎていってしまうものかと😅

感性は年取りたくないですね😅

体調にもお気をつけてくださいね🐶
こたろう君もね😃
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