☆つる姫の星の燈火☆

あこがれの寅さん

おとといですか何気なくテレビをつけたら、ちょうど寅さんの特集を放送していました。

全く知らなかったのですが、渥美さんは俳句を詠まれていたのですね。

雅号?というのでしょうか、「風天」という名だったそうで、番組の途中から観たのでとても残念でしたが、素晴らしい句を沢山のこされています。

貧しかった幼い頃から、どさ周りの役者になられた頃のエピソードなども、あの頃ならではの、ほのぼのしたものでした。

今ではほのぼの、、という言葉で言えるかもしれないけれど、当時は「食べる事」でいっぱいいっぱいだった。

 

そして、寅さんをやり始めてからの、渥美さんの心に想いを馳せてみました。

自分が田所康雄なのか、渥美清、いや寅さんなのか、葛藤があった事と思います。

句に込められた渥美さんの素晴らしい感性や根底に流れるユーモアのセンスに触れ、何度も涙がこぼれました。

どうも最近ちょっとのことで涙が出てしまいます。加齢による涙腺の緩みとも思いますが、ちょっとした鬱なのでは。とも?笑

鬱になる理由がないってか。

 

以前観た番組ですが、寅さんがお坊さんの役をされて、その衣装のまま地元の仏具屋さんを訪れた事があったそうです。

店主が渥美さんを本物のお坊さんと間違えて声をかけたら、渥美さんは役になりきれた、ととても喜ばれたそうです。

そして、その時にそのお店で自分のご位牌を作られたのだと。

戒名には「田所康雄」と入れられたのだとか。

渥美さんはその時、自分はこれから寅次郎として生きる事を決意されたのではないか、と共演者の方がおっしゃってました。

ロケの後の宴会にも顔を出さずに、一人で部屋におられた、などと言うエピソードも聞きました。、

 

私は昔から寅さんが大好きで、今度生まれてくるときは寅次郎になりたい、などとも思ったりします。

以前高田純次になりたいと言った事もあるような気がしますが(爆)どちらもホント。

 

風天さんの俳句、全部読んでみたいと思います。これからアマゾンで探してみようかと。

私も俳句をひねってみたくなった。単純ですな。

 

そうそう寅さんが、渥美さんが、旅した町を廻ってみるのも楽しいかも。

またフーセンのつるの悪い癖が始まったか(自爆)

 

今日の言葉

言ってみりや、リリーも俺と同じ旅人よ。

見知らぬ土地を旅する間にゃ、それは人には言えねえ苦労があるのよ……。

例えば、夜汽車の中、いくらも乗っちゃいねえその客もみんな寝ちまって、
なぜか俺一人いつまでたっても眠れねえ……
真っ暗な窓ガラスにホッベタくっつけてじっと外を眺めているとよ、
遠くに灯りがポツンポツン……
あ-、あんな所にも人が暮らしているんだなあ……
汽笛がポーツ、ポーツ……ピーツ。
そんな時よ、そんな時、なんだかわけもなく悲しくなって、
涙がポロポロと出たりするのよ。

男はつらいよ 11作寅次郎忘れな草より

 

今日の一句 旅編

近江路やゴキブリ走る安ホテル       

鶴頭火・・・仮称  ww 百万年早いか

かぁ~~~

 

字余り字足らず季語なしでもよいそうで(笑)

ふーせんのつる、次はどこの町へ。

 

感謝 合掌

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
Yoshico様
こりゃあ鹿島に行くしかない!(*^_^*)
俳句教えてください。
私は書くとダラダラ長くなる(汗)
短い句に想いを凝縮する俳句の魅力にはまりそう。ホント単細胞です。
Yoshico Hino
http://dimples.main.jp/
鶴頭火さま~♪

愛媛出身の早坂暁さんとの交流もあったりで、鹿島(よう遊びに行ったもんじゃ、この島)を第2の故郷とおっしゃってたようですね。
先月26日に俳句を詠まれるお客様とその話になって、渥美さんの俳句を読みたいと思っていたところです。またもやシンクロ(^^v
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