ひと月半前の実家のあたりの田んぼの風景。
黄金に照らされてカメラのシャッターを押す若者がいます。
彼女の心にはどんな美しい風景が広がっているのでしょう。
昨日仕事の休憩時間にテレビをつけると、(自宅は職場から徒歩一分なので、休憩時には家に帰る)
先日亡くなったやなせたかしさんの生前のインタビューを放送していました。
私が観た時はアンパンマンの事、雑誌「詩とメルヘン」のことなどをお話になっていました。
その中でとても心に残った事がいくつかありますが
今日は「美しいもの」という事についてちょこっと語ってみたいと思います。
それは以前から思っていた事ですが
良いものを見たり聞いたりする事はとても大切な事だと思うんです。
人それぞれ好みがあり、良いものや美しいと感じる対象は違うかも知れませんし
誰が何を選び何を求めたとしても否定はしませんが
私はやなせたかしさんのような物の見方で「美しい」と思うようなものを選んで見たり聞いたりしたいと思いました。
きれいな言葉を選び居場所をきれにして、きれいなものに囲まれて暮らしたい。
それは決して汚いものから目をそらすことではありません。
実際やなせさんも戦争を体験され、家族を亡くされています。
その中で「正義」というものの定義が出来たのだと思いますが
それについては次の記事に書きたいと思います。
そんなことを考えながら番組を観ていたら、やなせさんのような作家(絵にしても文にしても)がどんどんいなくなっていくのは
とても惜しい事なのだな、とつくづく感じました。
人の心を掴むテクニックを身に付けた人たちが、必ずお金が儲かるからくりを使って色んなものを「ヒット」させる。
その世界の人を決して否定はしませんが、
これまで生きてきて培われた美意識を信じて生きたいと思いました。
そして、それを孫子に伝えたいな~と。
でも現実逃避にならないようにしなくては
さて今日も素敵な方とお会いできる機会をいただきました。
自分を取り巻く世界は自分が創り上げたもの。
そう意識すれば不平不満は自らが生み出すものですよね。
江戸はすっかり秋が深まり、急に寒くなりました
またもや台風が近づいているようですが、来週末のお婆ちゃんの49日の帰省に影響がないようにと思います。
まあ、なるようになる!
素敵な一日をお過ごしください。
このところとても沢山の方にご訪問いただいて驚いています。
ありがとうございます。
感謝をこめて つる姫