昨日アップしたフクロウの眼を修正しました。
カーボン鉛筆なので、向かって左、一回り大きかった線が消しきれずに残っちゃった。
名前ばれてますけど。ありふれた名前、好きな名前です。
悪い癖で描き急ぐタイプなので、下書きを丁寧に、を心がけようと思います。
昨日はもう一枚。
特徴的な鼻の脇の黒い筋。チーターです。
三歩進んで二歩下がる~か。人生はワンツーパンチ?
今にして思えばいみわからん。あ、昭和の人しか知らないか。
これも、目をしくじっています。修正できなかった。
次はうまく描くよ!!
生き物を描くことが多い私ですが、やはり大切なのは目、眼。
画竜点睛という言葉もありますが、最近では、目を先に描くことも多いです。
というのも、目を入れることによって、描いている生き物への想いが深まる。
細かい仕上げは最後にしても、まず目をある程度細かく描くことで全体のバランスも見えてくるような気がして。
私のは画龍ではなく、我流ですから、何の説得力もないものです。
いわゆる、我流天才です。(ちなみに画龍は、がりょうと読みます、釈迦に説法ですけど)
人間同士出会った時に、普通まず相手の眼を見ますよね。
目は口ほどにものをいうと言いますが、目の印象はとっても大事。
そういえば、昔きいた話ですが、幼い子どもは、目のないものをとても怖がるのだそう。
目のないぬいぐるみを見せたら大泣きする、とかいうような。
目を合わせることは、親愛の意味でもあり、時には敵意のこともあります。
野生の猿と目を合わせてはいけないそうですが、クマに出会ったら、目をそらさずあとずさり。
なかなか難しい。
生きて子孫を残すことだけにその命を生きる野生の生き物たちの中でも、猛禽や猛獣に魅力を感じるのは、その目力に惹かれるからでしょう。
彼らの、子どもに対する愛情は人間以上と感じます。
今の時期、鳥の巣立ちも多いようですが、親鳥はボロボロです。
たまに、カッコウのように、托卵と言って、他人の巣に卵を産み付けて育ててもらう鳥もいますよ。
しかも、ヒナはもともとあった卵の誰よりも早く孵化して、他のたまごを巣の外に落として、自分だけ餌をもらって育つんだって!!
親鳥は自分より大きく成長するヒナに、頑張って餌を運び続けるのだそう。
なんか腹立つわ~。笑
また話がそれた。
生き物たちの親離れ子離れ、そのタイミングも、その後のそれぞれの命の営みも、実に素晴らしい。
たまごを産むためにうちの庭に来る蝶々さんも、その時には羽の色はあせたり、破れたりしています。
それを苦にするものはいない。
体調不良でくよくよすることもなく、生きることも死ぬことも意識しないで命を営む。
うらやましい。
年を重ねて、外見的な目はだんだん小さくなり、周りの皮もたるむ一方、そして、近くのものが見えづらくなりましたが、いわゆる心の眼は曇らせないでいたいものです、ね!
考えてみれば、肉体の老化というのは、ありがたいものなのかもしれません。もちろん、老化と病気はまた別のこと。
人間以外の生き物は、アンチエイジングなんて1㎜も考えないでしょ。
私が怖いのは、年を取ることでなく病むことです。
今朝は、まさにこの絵のような空が広がっていました。
瞳に空を映して今日も生きよう。
ご訪問頂きありがとうございます。
よい休日をお過ごしください。
感謝をこめて
つる姫