久しぶりに映画のお話。
47RONIN
忠臣蔵をモチーフにしたアクションファンタジー・・という事ですが、私的にはコメディでした。
いかにもアメリカ人目線で、日本と中国が同一化されております。爆
海外から見れば、日本の侍の時代の野蛮の象徴ともいえる切腹も、なんでやねん!というような勢いで命じられる。
もうちょっと忠義とか、美しい侍魂をうまく描いてほしかったなあ~と。
30数年前アメリカに行ったとき、スイス人の子が日本で印象的な事を話してて、ショーグンという言葉が出てきたのを思い出した。
将軍ね、昔映画があったような。
私たちも海外の歴史について、偏った思い込みがあるのかも知れないですよね。
次は、中国版の陰陽師、2本。
ものすごい映像とアクション。
妖怪大暴れ!!ちょっと意味が分からないストーリーでしたが、まあ目で見てすご~いとは思いました。
野村萬斎さんの陰陽師が良すぎたので、これまた、別物として観た方がいいです。
それから、女優さんが皆さん、顔が小さくて作り物のように美しいです。
それにしても吉良という人は、おおむね卑怯で嫌な人物として描かれることが多いですが、
宇江佐真理さんの、「富子すきすき」という、吉良を妻目線から描いた小説を読んだことがあります。
富子にとっては優しくてかわいい旦那だった。
どんな人間にも、夫や妻として親として、色々な立場や側面があるんでしょう。
因みに大石内蔵助の息子役の俳優さん、かっこいいなあと思って観てたんですが、もとジャニーズの赤西仁さんだったとは、後で知りました。
どちらも、原作とか史実とか日本版とか全部無視して観た方が良さげです。
CGやアクションシーンはすごいです。
陰陽師の、「二つの世界」には可愛らしい妖怪も出ますが、「とこしえの夢」は、ガチで怖いです。
ということで、今日から2月。
まだまだ春は遠そうですし、コロナもあれですが、まあそれなりに頑張ってまいりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫