☆つる姫の星の燈火☆

#32 つる姫キネマ館~陰陽師・中国版と47RONIN~

久しぶりに映画のお話。

47RONIN 

忠臣蔵をモチーフにしたアクションファンタジー・・という事ですが、私的にはコメディでした。

いかにもアメリカ人目線で、日本と中国が同一化されております。爆

海外から見れば、日本の侍の時代の野蛮の象徴ともいえる切腹も、なんでやねん!というような勢いで命じられる。

もうちょっと忠義とか、美しい侍魂をうまく描いてほしかったなあ~と。

30数年前アメリカに行ったとき、スイス人の子が日本で印象的な事を話してて、ショーグンという言葉が出てきたのを思い出した。

将軍ね、昔映画があったような。

私たちも海外の歴史について、偏った思い込みがあるのかも知れないですよね。

 

次は、中国版の陰陽師、2本。

ものすごい映像とアクション。

妖怪大暴れ!!ちょっと意味が分からないストーリーでしたが、まあ目で見てすご~いとは思いました。

野村萬斎さんの陰陽師が良すぎたので、これまた、別物として観た方がいいです。

それから、女優さんが皆さん、顔が小さくて作り物のように美しいです。

 

それにしても吉良という人は、おおむね卑怯で嫌な人物として描かれることが多いですが、

宇江佐真理さんの、「富子すきすき」という、吉良を妻目線から描いた小説を読んだことがあります。

富子にとっては優しくてかわいい旦那だった。

どんな人間にも、夫や妻として親として、色々な立場や側面があるんでしょう。

因みに大石内蔵助の息子役の俳優さん、かっこいいなあと思って観てたんですが、もとジャニーズの赤西仁さんだったとは、後で知りました。

 

どちらも、原作とか史実とか日本版とか全部無視して観た方が良さげです。

CGやアクションシーンはすごいです。

陰陽師の、「二つの世界」には可愛らしい妖怪も出ますが、「とこしえの夢」は、ガチで怖いです。

 

ということで、今日から2月。

まだまだ春は遠そうですし、コロナもあれですが、まあそれなりに頑張ってまいりましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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