近年、正月気分というのはほとんどないですが、たまたま目にした記事があったので、ちょこっと。
正月にしてはいけない事。
掃除、水仕事、刃物を使う、煮炊き、四つ足の生き物の肉を食べる、散財。
母は元旦に、はき掃除をすると、福が逃げる、というような事を言っていたような気がします。
それが頭にあって、元日だけは玄関の掃き掃除をしません。
しかし、来客があったりするので、掃除機でお部屋の掃除はします。
水仕事?年神さまが流れてしまうからNG?
煮炊き?かまどの神さまを休ませてあげるため。
刃物?丁稚奉公さんを休ませてあげるためだったとか?
四つ足。仏教の殺傷禁止、でも二本足の鶏はいいらしい。
散財。初詣のお賽銭はよいらしい。
まあ、いずれも昔の生活様式には、あてはまるかもしれないですね。
おせち料理も、日持ちのするものを作って置いて、掃除もしないで、お母さんもお正月くらいはゆっくりする、とかいうような。
現代では、年中無休、24時間、どこかで誰かが頑張って働いておられるおかげで、多くの皆さんがゆっくりと過ごせる。
年神さまを迎えるという風習も美しく大切な伝統ですが、働いてくださっているみなさまのおかげ、持ちつ持たれつです。
余談ですが、写真館を営んでいた父は、お正月も、晴れ着を着たお客様の撮影があったりして、ゆっくりもしていられなかった時もありました。
大切にしたい伝統やしきたり、風習も沢山ありますが、現代の生活にはそぐわないものもありますし、それが神さまを冒涜することに繋がるとも思いません。
おかげさま、、という言葉も、神や仏に対するだけでなく、人間同士の間でも大切な気持ちにつながるのではないでしょうか。
正月早々、孫のおねしょやみんなが使ったタオルやシーツの洗濯、帰った後の部屋の掃除なんかもガンガンやってしまった私ですが、
汚くしているより、綺麗にしている方が神さまも喜ぶのではないでしょうか。
何より、自分自身、散らかしたり放って置く方が気持ちが悪くて、精神的によくありません。
とまあ、そんな風に自分の都合のよいように、考えをまとめる癖のある私です。
話はまたもや、飛躍しますが、神さま仏さまを大切にする思いはとても良い事ですが、信じないと天罰が下るというような教え、違う神様を信じるものを排除すると言ったような事は、本末転倒ではないでしょうか。
なにはともあれ、元気にお正月が迎えられ、笑顔で過ごせたことは、とてもありがたい事でした。
去年の絵です。
鳥の絵が描きたくなりました。
Uターンなど、事故にはお気をつけて。
飲み過ぎ食べ過ぎにもご注意を。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫