☆つる姫の星の燈火☆

#207 昭和の夏のゆふぐれ

昨日は玄関先に水をまいただけで、一歩も外を歩きませんでした。

朝からクーラーでダラダラ。

昨日の絵の背景を少しいじって、後は昔の連ドラを見て、食べて昼寝して、起きてドラマみて、食べて、寝ました。

このままだと豚になるか、根が生えて木になります。

このきなんのききになるき。

夜になり寝室に上がってみると、部屋は存外いつもほど熱くなかった。

風が通っていたのかな?

今は窓を開けておくと熱風が入ってくるので、窓開けてカーテン引いてます。

三階は陸屋根ですし、ものすごい熱気です。

ソーラーパネルを設置すればよいとつくづく思いますが、それで思い出しました。

実家が古い家だったころ、母屋にくっつけて増築したのですが、その屋根が陸屋根で、器用な父はそこに上れるように梯子をつけました。

夏には、家族でそこに上って、カレーライスを食べたり、夜空をみたりしました。

もちろんただの屋根で、手すりなどはなく危険極まりなかったのですが、私と弟は賢かったので、端っこには絶対に近づきませんでした。

変人だけど、面白い父が、わざと端っこに行って、逆立ちをするような格好をするんです。

私たちは必死でそのいたずらを止めていました。

懐かしい思い出がよみがえったのですが、そういえば、と。

父はその屋根に何やら黒い大きなビニールの袋上のものを設置しました。

そこからホースを出して、そう、屋上の熱で、温水を作り、お風呂に入れるという画期的な発明でした。

父はそんな人でした。

他にもびっくりするような発明をしたり、多趣味な人でした。

戦争が終わって、高度成長期、父は昭和の写真屋さん。

家業の収入もそこそこよくて、まだ物はそんなにあふれていなかったけど、人の心は今よりも豊かだったんじゃないかなあ。

家族で屋根に上った夏の夕方を思い出しました。

私が十数年前まで、この家で屋根に上っていたのも、そんな郷愁が心の隅でくすぶっていたのかもしれないですね。

裏に高い建物ができて、そのうち病気にもなりましたんで、二度とこの家の屋根に上ることもないでしょう。

安心してね。

 

日が傾いてカナカナと日暮がなき、暗くなると裏を流れる川には蛍が舞い、その川面から、真夏でも寒いほどの涼風が流れ込んできました。

今では、クーラーが必要になりました。

お客様から頂く夏野菜で、母が作るお料理も懐かしい。

包丁も握れなくなって、二度と食べれない母の手料理。

 

おかあさ~~~ん!

 

わたしもいまのうちに、子どもや孫に色々してあげとこ。

去年のツバメトビ

大きなシャボン玉はペットボトルのふた、小さいのはストローで、ぺたぺたしました。

 

うわっ!

今7時半すぎですが、すでに窓から温風が流れ込んできます。

間もなく熱風になるでしょう。

昨日の朝より暑い気がするけども、今日も38度?

どうしても買い物に行かんといかんのに、死ぬ。

チャリのハンドルやサドルも、やけどしそうに熱くなるからね。

 

今日の言葉

暑い夏の日に、ほこりっぽいイギリスの道を10マイル続けて歩かせてみなさい。

そうすれば、彼はビールが発明された理由がすぐに分かるだろう.

G・K・チェスタトン

 

昔のビールって、ぬるかったんじゃない?

冷蔵庫が発明された理由は、ビールを冷やすためだったんだと思う。

今はノンアルですけど。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

コメント一覧

つる姫
ぽんたんさん

吉野といえば、冬の桜と狸のタクシーの思い出です^^

暑すぎて、出かけなくてもいい雨ふりの方が気が楽な今日この頃です。
あめあめふれふれ~~

ぽんたんさんもお気をつけて.
ぽんたん
こんばんは、つる姫さん。

暑いのでほんと身体的にはきついですね。
まぁ良いお天気なんで雨よりは良いかな^^;
はい、痩せ我慢です(^^)

お盆は毎年吉野へ(^^)
山なんで夜は肌寒い時もありましたね。
ほんとにミルキーウェイ見えたし。
つる姫さんのご実家でも
さぞ、星空素晴らしかったんでは(^^)

お出かけはお気をつけて(^^;
つる姫さん、こたろう君🐶😃
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