この顔で、長年の長渕剛ファンです。どの顔かしら。
先日、長渕さんがバラエティー番組で、人気お笑い芸人さんと対談しているのを観ました。
長渕さんも色々問題を起こしつつ(笑)、素晴らしい楽曲やその言葉で私たちを楽しませたり、勇気づけたりしています。
「生まれ変わるならいきてるうちに」という彼の言葉を、確か手術後に何かで読んで、感動し大切にしている言葉の一つとなっているのですが、今回の番組の中では別の言葉で語っておられました。
「生きてれば(何度でも)生まれ変われる」
私は、生きててよかったあと思ったことはあっても、生まれてきた良かったと思ったことは、まだありません。
それは、私の人生がとるに足らないつまらないものだから、という事ではなく、その言葉に当てはまる自分にはまだなっていない、というような事かなと。
そして、もう二度と人間として生まれ変わりたくはないなあと思うのも、人間というものを全否定しているからではありません。
生まれ変わるなら生きてるうちに。
生きていれば生まれ変われる。
いつも書いているように、同じ言葉でも人それぞれ捉え方は違います。
命を分けるような病気をした後でこの言葉と出会ったからこそ、私の心には深く刺さります。
生まれ変わるというには、新しい命となっておりてくることではない。
気づく事、新たな意識そのものが生まれ変わるって事なのかなって思うと、この命を大切に生きなきゃって思えるし、生きる事に意味を感じる。
私たちが憧れたり尊敬したりする人も、多くはその人の一部しか知ることは出来ない。
その人の本心や本音がどうあろうと、私たちは見える部分から、勝手に夢や勇気を受け取るのです。
同じ人間だもの、そこに闇や弱さ悪意が潜んでいようと、それらがあるから、そして、そういうものに寄り添える心があるからこそ、彼らの言葉が誰かに刺さる。
言葉というのは便利でもあり、誤解のもとにもなるし、解釈もそれぞれだから。
昨日も書きましたが、人として生まれて来て、経験できる事はほんのわずか。
それでも、人間の特権は、歌や写真、絵画などのアートを通じて多くの世界を疑似体験できる感性を持ったこと。
一度は人間として生まれてきてよかったな、と言えるかもしれません。
それを認識させてくれてありがとう、長渕さん♡
バラエティーはあんまり観ないのですが、たまたまです。これもまた「縁」でした。
私って結構タイミングよくこういうものがアンテナに引っかかるんですよね。
長生きしてくださいね(笑)
同学年ですからね。色々支障も出てくる頃かと。
好きな歌の一つが「カラス」。
早朝の繁華街でごみをあさるカラスの風景は、バブルの荒波の頃の思い出の一つです。
嫌いだけど不思議な魅力を感じるカラスは、何枚か描きました。
ボールペン画です。
クロウしました。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫