☆つる姫の星の燈火☆

#241 ハラスメント

ハラスメント

行った側にその気がなくても、相手を傷つけたり、不利益を与える言動。

いじめ、いやがらせ、無視などなど。

その精神的苦痛で、職場を辞める、不登校、心身不調、また、死という選択を選ぶ人も少なからずいます。

やっている側にその気がないって、それ厄介ですよね。

その気があるのなら、指摘すれば心当たりがあるはずですから、指導すれば少しは改善の余地があるかもしれません。

まあ、なかなかそういう人が改心するって事はないようにも思います。

ある意味、性格みたいなものでしょうから。

 

私が昭和半ばに生まれて生きてきた大部分の時期は、今みたいにハラスメントに対して声をあげる事が難しい時代だったようにも思うし、

それをハラスメントと名付ける風潮でもなかったような。

色んな事を我慢したり受け入れる事が美徳のような時代でもあったかもしれません。

 

また、今のように複雑なハラスメントでもなかったのかな。

例えば、学校のいじめは、昔だったら学校に行って受けていたもの。

今では、SNSなどで自宅に帰っても追いかけてくるいじめです。

SNSも、見なければいいと思いますが、オンライン授業で使うタブレットのチャット機能を使って

うざい、死ね、みたいな書き込みをされて、自殺した小学生の事を聞きました。

学校は、その話は本人同士で解決した、と言っているそうです。

その本人同士、ってのは違うと思うんです。だめです。それ。

学校はデリケートな問題を子どもたちに丸投げにしたんですよ。

いじめによって自殺してしまったこどもたちの例を、少なからず見てきたはずなのに。

 

学校の先生、教育委員会、自分たちの子どもがもしいじめにあっているのを知ったら、一体

どういう対応をなさるんでしょう。

喧嘩とイジメは違います。

喧嘩両成敗とか、子どもの喧嘩に親が、みたい事ではない。一方的な理不尽ないじめなんです。

イジメた子どもにも未来がある、とわかったようなことをおっしゃった先生がいたようですが、

先生はもとより、保護者の方もイジメた子どもに毅然と対処しないと、あんたは悪くないなどと言う対応をされたら、

ろくな大人にはならないと思います。

未来が亡くなってしまったお子さんの命、どう受け止めるか。

イジメた子どもは、トラウマになるほど苦しまなくてはいけないとさえ思う私は、鬼でしょうか。

どういう風に反省して生きていくのでしょう。忘れてしまうんでしょうか。

イジメられる方が悪いというのは、絶対違うとおもいます。

イジメた子どもの未来は、しっかりと事実を受け止め向き合って、忘れてしまわない事から始まる。

それをどういう風にサポートするか、私にはわからない。

優秀な教育委員会などの方々に知恵を絞っていただき、私たちにも教えてもらいたい。

それがお仕事ですよね。

 

世の中には、ハラスメントとして訴える事の出来ない、身近なハラスメントもあります。

例えば嫁姑、近所づきあい、ママ友系などなど。

噂話だって、立派なハラスメント。

(笑)

 

幼い頃から、人を思いやる気持ちを培うような育て方をしたいものです。

家庭での親の言動、子どもたちはしっかり見聞きしています。

いつも言いますが、やはり基本は保護者です。

あえて保護者というのは、いろんな事情で肉親に育ててもらえない子どもたちもいるから。

先日、愛は魔物を生み出すこともあるとも書きましたが、愛情をかけないと健全な子供には育たない。

その愛情のかけ方を間違えてはいけない。。

難しいことです。

本当は簡単なことかもしれないのに。

人間は、ほかの生き物みたいに子どもを育てる事はできないみたいですから。

 

職場でハラスメントを受けた人も、誰かに言っても何も変わらないと泣き寝入りする人は多く、

特に若い人は退職に追い込まれる事が増えているそう。

確かに、人々の心が弱くなったのかも知れないな、と感じることも多々あります。

我慢の限界が狭いのでは、とも。

でも、いじめる側が何も感じないでのうのうとのさばるのは許しがたい。

そういう人は大概の事では、自分を省みたりはしないんですよね。

下手に相談して、セカンドハラスメントが起こったりなんかして。

私それ、経験しましたから。

あれ以来、人間不信です。

 

どうしたらみんなが生きやすい世の中になるんでしょう。

 

デュランタタカラヅカ買ってきました。好きな色の花です。

大きくなるので、植えるところ考えないとね。

ちょっとピンボケました。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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